猫を飼うために必須な猫用品はたくさんあります。
生活に必須な食事からトイレ用品、猫の運動に必要なおもちゃまで実際に私が使ったことのある猫用品のレビューやオススメの猫家具などを紹介します。
生活に必須のアイテムの中で、どの猫用品を買おうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
家の中に必須な猫用家具
猫には独特な習慣の行為があります。
爪とぎが良い例だと思うのですが、それをどう対処していくかによって家の中がボロボロになるかどうかが決まります。
実際私もハムとマロを飼い始めた頃は何も対処をしていなかったので、ソファを爪とぎにされてボロボロにされた経験があります。
飼い始めの小さいうちから、爪とぎをしておく場所をしつけておくことで家の中がボロボロになりにくくなります。
他にも家の中に必要な猫家具があるので、実際私が家で使っているもの、使っていたものを紹介します。
爪とぎ
上記したように猫は爪とぎを頻繁に行います。
爪とぎを用意しておかないと、ソファや壁、カーテンなどの爪とぎ出来そうな場所でバリバリやってくれます。
そうならないためにも爪とぎを家の中に何個か用意しておきましょう!
猫が爪とぎをする方法には2種類ありまして、立ち上がって爪とぎをするか、姿勢を低くして床に爪とぎをするかのどちらかです。
うちの猫は、ハムちゃんが床でマロちゃんが立ち上がって爪とぎをするタイプなので、それぞれに合った爪とぎを用意しています…(笑)
まず、マロちゃんのように立ち上がって爪とぎをする子には縦に長い麻タイプの爪とぎがオススメです。
うちの場合は爪とぎ単品ではなく、キャットタワーについている麻の爪とぎを使ってもらっています。
ほとんどのキャットタワーに麻の爪とぎはついているので、爪とぎ単品ではなくキャットタワーを購入してもOKです。
そして、ハムちゃんのように床で爪を研ぐ子にはダンボールで出来た簡易的な爪とぎがオススメです。実際ハムちゃんも使っています。
この爪とぎで一番気に入っている点は、ボロボロになった際に新しいものに交換するのが非常に楽という点です。
ダンボールなので可燃ごみに捨てることも出来ますし、交換用のダンボールもセットで安価で売っています。
ハムちゃんはずっとこのダンボール爪とぎを愛用していますよ!
キャットタワー
猫は運動不足にならないために、上下運動が必要です。
横に走り回るよりも、上へジャンプするほうが体全体の力を使うので良い運動になります。
なので、部屋の広さに余裕がある場合にはキャットタワーを設置するのをオススメします。
私の家に設置してあるのはこのキャットタワーです。
天井までの高さがあるものだと、勝手に飛び乗って運動をしてくれるので楽です(笑)
高いところにハンモックなどの休む場所があると更に良いですね。
今では天井に突っ張るようなデカイキャットタワーじゃなくても、置くだけの小さめのキャットタワーも販売しているのでチェックしてみてください。
ハムとマロが小さい頃は、こういう据え置きタイプの小さめのキャットタワーを置いていました。
ネズミとかのおもちゃが付いていると食いついて遊んでくれるので可愛いです。
ただ、ネズミさんはキャットタワーに簡単に取り付けてあるだけなので2~3日で簡単に取られちゃいます(笑)
猫が肥満にならないためにも、何かしら上下運動ができる環境を作ってあげることが大切です。
ケージ
ケージを使うのには賛否両論あるかとは思いますが、個人的には必要だと思います。
ハムとマロは生後1ヶ月のときに拾って家に来ましたが、あまりにも小さいので以下のような心配がありました。
- どこに行ったかわからなくなる
- 電気コードをかじる可能性
- 何かを誤飲する可能性
- 家の中で事故に合う可能性
特に、どこに行ったかわからなくなるというのと電気コードは本当に怖かったのでケージを使うことに決めました。
実際に電気コードをかじられそうになったこともあります。
しつけにも使うことが出来ましたし、マロちゃんがウールサッキングを発症したときにも大活躍しました。
猫にケージは必要?…実際使ってみた体験談やメリットまとめ
うちの場合は生後1ヶ月と、かなり小さい状態だったので必須でしたが、ある程度成長して大きくなっている場合にはそんなに悪さはしなくなるので必要ないかもしれません。
実際ミコちゃんは生後5ヶ月で里親募集で貰ってきましたが、全く悪さをしないのでハムとマロと慣れるまで以外ではケージは使ったことがありません。
個人的にはケージがあって助かったことのほうが多いので、猫が小さいうちは安全面を考えてケージを使うことをオススメします。
猫用おもちゃ
猫用おもちゃは必須かどうかと言われると微妙なところですが、運動不足になっている子には必須です。
多頭飼いをしているのであれば、猫同士で走り回って運動してくれるので無理におもちゃを買う必要はないかもしれません。
一匹飼いをしている方は、ストレス解消と運動不足解消のために猫用おもちゃを取り入れてみて下さい。
猫用おもちゃで食いつきが一番良かったのは「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」でした。
自動で動くので、放置しておいても勝手に猫が遊んでくれるので非常に楽です(笑)
素早い動きで複雑な動きをしてくれるので、猫の本能を刺激してくれるっぽいです。
運動不足かな~と感じる場合には、おもちゃを使って運動不足解消することが大切です!
猫用トイレ
猫用トイレは、私は最初何もわからなかったので猫砂を紙タイプのもので使っていました。
トイレにも流せて、おしっこをすると塊になるやつです。
ですが、マロちゃんの鼻に紙砂の繊維が塊になって付いていたり、トイレ掃除をする際に紙のほこりで人間がむせることも何度かありました。
紙の猫砂は安価ですが紙のほこりが舞うため、猫の体にも人間の体にも良くないことを後から知りました。
そこで今使っているトイレはこちらです。
デオトイレは砂とシートを別で変える必要があるので、紙の猫砂と比べると面倒ですがその分臭いもありません。
シートは1週間に1度、砂は1ヶ月に1度変えるだけなので、長い目で見ると毎日おしっことうんちの掃除をしなくてはいけない紙タイプを比べるとすごく楽です。
トイレは臭い問題があるので、少し値段が高くても良いものを使うことをオススメします。
猫の食事
猫の生活の中で一番重要なのは食事です。
食べるもので体は作られるので、食事だけは安物ではなく良いものを与えましょう。
そもそも猫の食事って種類が多くて何を与えたらいいのかわからない、という方はこちらをチェックしてみてください。
キャットフードの種類と与え方…普段はドライフードをあげよう
ウェットフードは食いつきがすごく良いのですが、どうしても歯に歯石が溜まりやすくなってしまい、その結果病気になってしまう可能性が高くなるので普段から与えるのは控えましょう。
ドライフードの中でも、プレミアムキャットフードと呼ばれる安全性の高い食事がオススメです。
歯石予防をしよう
食事を気をつけると同時に、普段からの歯石予防もしておきましょう。
私の家では食事と同時に歯石予防も出来るキャットフード「t/d」を与えています。
嬉しいことにハムちゃんもマロちゃんもt/dを気に入ってくれているので、オヤツ感覚で与えています。
猫に歯磨きは出来ないことのほうが多いので、無理やり歯磨きをさせるよりも食事でケア出来るのならそれが一番です。
歯石予防で悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。
猫のお気に入りを見つけることが大切
猫のトイレ、おもちゃ、食事、全てに言えることですが、猫が気に入るものでなければ意味がありません。
猫が気に入る用品を見つけるまでは、結構試行錯誤するとは思うのですがそれもまた猫を飼う楽しみの一つだと思います。
特に食事は、猫はグルメだと言うくらいなので飽きっぽかったりこだわりが強かったりすることもあります。
それも猫ちゃんの個性なので、気に入るものが見つかるまでは色々お試しをしてみましょう。