猫をお風呂に入れる必要性と頻度…抜け毛が気になったら入れよう

お風呂が好きなハムちゃん

猫はきれい好きと言いますが、お風呂に入れたほうがいいのか迷ってしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか。

猫は水が嫌い、とよく言われますが、かといって全くお風呂に入れないのも不潔なのでは?と思ってしまいますよね。

今回は猫をお風呂に入れる必要性と、その頻度を書いておこうと思います。

家の中だけで飼っている猫だと体が汚れることがあまりないのでそこまで気にする必要はないかと思いますが、猫をお風呂に入れたいと思っている方は参考にしてみてください。

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猫にお風呂は必要?

猫は元々自分の身体を自分で綺麗にすることが出来る動物です。

なので、絶対にお風呂やシャンプーが必要というわけではありません。

猫は例外も居ますが基本的に水が嫌いなので、あまりにもお風呂を嫌がる猫ちゃんは一生お風呂に入れない、というところもあります。

それでも猫は自分で綺麗に出来るので、問題はありません。

ですがやっぱり、外猫であっても家猫であってもちょっとした汚れが付いてしまったり毛玉が絡まってしまった場合にはどうしてもお風呂に入れたくなりますよね。

では猫をお風呂に入れる頻度はどれくらいが良いのか、書いていきます。

我が家の猫たち場合

我が家にいる猫4匹(先住猫のハムとマロ、新入りのチロとモモ)は、お風呂を全く怖がらないため半年に一度はお風呂に入れています。

小さい頃から結構頻繁にお風呂に入れていたのもあり、意味もなくお風呂場に付いてきたりなどを繰り返すうちにお風呂もお水もお湯も怖がらなくなりました。

小さい頃から慣れさせておくと、暴れたり引っかかれたりすることなくお風呂にいれることが出来ます。

我が家の猫たちがお風呂場に遊びに来る様子をご覧ください。

ハムちゃんはお風呂に入らなくても桶に入って温まることがしょっちゅうあります。

こんな感じでお風呂に慣れさせることも可能です!

猫をお風呂に入れる頻度

猫をお風呂に入れる場合、どのくらいの頻度がいいのか気になる人は多いと思います。

基本的に猫は水がニガテなので、頻繁に入れる必要は全くありません。

外に出して飼っている猫は汚れが気になった時や虫などがついてしまった場合など、飼い主が気になった時にお風呂に入れるのが好ましいですが、外飼いをしている猫ちゃんこそ自分の匂いが消されてしまうお風呂は嫌いな子が多いとは思います…。

それこそお風呂=ストレスになってしまう子もたくさんいます。

対して家の中だけで飼っている猫は汚れや匂いなどもそこまで気になることがないので、全く入れる必要はありません。

外飼いの場合は家猫と比べて体が汚れる機会が多いと思うので、お風呂に入れるかどうかは飼い主さんが気になるかどうかで頻度も変わってくるかと思います。

私が飼っている猫は家猫ですが、年に1、2回ほどお風呂に入れています。

家猫は抜け毛がひどい時に入れよう

家の中だけで飼っている猫ちゃんは、汚れたり臭いが出たりすることがないので抜け毛が気になる時期に入れるのがオススメです。

私が飼っている猫はとにかく、春→夏にかけての抜け毛がひどいです。

秋→冬はまだ毛が増えるだけなのでそこまで気になるほどではないのですが、春→夏にかけての抜け毛は冬毛が思い切り抜けるので家の中がとんでもないことになります。

ブラッシングをしていても追いつかないくらいに抜けるので、そういう時期にお風呂に入れると抜け毛をスッキリと落とすことが出来るので非常に楽になります。

家の中だけで飼われている猫は平和ボケしているのか、お風呂を嫌がらない猫も多数います。

ちなみにうちの猫もお風呂は嫌がりません。

お湯は全然平気で尻尾を立てて喜んでいるのですが、どうしてもドライヤーの音がニガテみたいでいつもドライヤーのときはプルプル震えています…。

ただ基本的に猫はお風呂に入れるのを全力で拒否するので、一人で猫をお風呂に入れるのはまず難しいと思ったほうが良いです。

猫をお風呂に入れる場合は、2人か3人じゃないと引っかかれるし逃げられます…(笑)

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お風呂に入れる際に気をつけること

次に猫をお風呂に入れる際に気をつけたほうがいいことを書いておきます。

お風呂に入れる際に注意することを知っていれば比較的スムーズに猫をお風呂に入れることが出来るかと思います。

猫の爪を切っておこう

猫はお風呂に入れるときにビックリして背中に乗ってこようとしたり、怒って引っ掻いてくることがあります。

うちの場合は前者で、最初の頃は人の背中に登ろうとしてたんですが、背中に爪を引っ掛けて登ってくるのでめちゃめちゃ痛いです。

爪の手入れをしていない猫ちゃんの場合は、引っかかれると本当に一生傷が残るんじゃないかと思うくらいの傷になります。

なのでお風呂に入れる前に爪を短く切っておくことで、引っかかれても大丈夫なようにしておきましょう。

もちろん、猫を洗う際に人間の爪で猫を引っかかないようにお風呂に入れる人間側の爪も切っておくことが大切です。

猫の爪切りの方法はこちらから↓

シャワーは弱めにしよう

シャワーを思いっきり出すと音にビックリして怖がってしまう猫ちゃんが多いです。

シャワーの勢いが強いと猫に当てた時に痛いと感じるかもしれないので、シャワーを弱めにして近づけてかけてあげましょう。

私は猫をお風呂に入れる最初の頃はシャワーを怖がらないように、シャワーのヘッドの部分を手で覆ってなるべく音が出ないようにしていました。

バスタブにお湯を溜めてお風呂に入れるのは、本当にお風呂が好きな猫ちゃんじゃないと無理なので基本的にはシャワーで洗ってあげましょう。

温度はぬるめにしよう

猫を洗う時の温度は30~35℃くらいにしましょう。

猫の皮膚は人間よりも薄くデリケートなので、温度が高過ぎると必要な皮脂まで洗い流されてしまい乾燥肌などの皮膚のトラブルの原因にもなってしまいます。

夏は低め、冬は少し高め、と調整してください。

猫用シャンプーを使おう

シャンプーなら何でも良い、というわけではなく、猫用シャンプーを使うようにしてください。

人間のシャンプーは、猫の必要な皮脂まで落としてしまうので、猫が使うと皮膚のトラブルに繋がります。

市販でもネットでも、猫用シャンプーは売っているのでそれらを使いましょう。

オススメはこちら

猫用シャンプーの中では定番のものだと思います。

リンスインシャンプーなので短時間で終わらすことが出来るのは猫にとっても飼い主にとっても嬉しいです。

猫にも敏感肌な子もいるので、皮膚が心配な場合は動物病院で薬用シャンプーを紹介してもらったり、低刺激のシャンプーを選びましょう。

我が家の猫をお風呂に入れたときの動画

我が家の猫たちをお風呂にいれたときの動画を貼っておきます!

ハムちゃん

マロちゃん

お風呂にいれるときの流れの参考になれば嬉しいです。

お風呂をどうしても嫌がる場合

あまりにもお風呂を嫌がりすぎてお風呂に入れることが出来ない場合には、泡シャンプーを使いましょう。

お風呂に入れなくともシャンプーが出来ます。

こういうものですね。

水を使わなくてもシャンプーが出来ますが、やっぱり普通に水を使うシャンプーと比べるとしっかり綺麗にはなりません。

でも放置するよりかは、綺麗になるのでオススメです。

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猫の体調を見ながらお風呂に入れよう

猫はいつでもお風呂に入れていいというわけではなく、風邪を引いていたり、予防接種の前後や去勢・避妊手術などの後などは体力が弱っているため、お風呂は禁止です。

猫をお風呂に入れるのは元気があるときにしましょう。

猫はたくさんお風呂に入れれば慣れるというわけではなく、逆に嫌な気持ちを植え付けてしまうだけなのでお風呂を嫌がっている猫ちゃんを頻繁に入れるのは止めましょう。

ストレスを考えるとお風呂に入れないのが一番かと思いますが、それだと抜け毛や汚れが目立ってしまうので、入れるとしても年1、2回くらいが好ましいと思います。

猫をお風呂に入れるのは、最初はあたふたしますが要領が分かってくればサッと手短に終わらすことが出来るので慣れが必要です。

猫のシャンプー時には少しでも猫のストレスを減らすためにも工夫をしたり、短時間で終わらせることが大切です。