猫の歯垢や歯石予防が食事で出来る「t/d」…歯磨きが出来ない猫にオススメ!

t/d

猫を飼ってから私が猫に対して一番気をつけているのは歯の健康です。

猫は特に歯磨きをするのが難しいので歯磨きスナックを買ったりしていたのですが、すぐになくなってしまうので動物病院の先生に相談したところキャットフードの「t/d」を紹介してくれました。

今回は、猫の歯の健康を考えて作られたドライフードを紹介します!

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ヒルズのプリスクリプション・ダイエット「t/d」の特徴

t/dは猫の歯と歯ぐきの健康のために作られた療法食です。

t/d

特徴をまとめるとこんな感じ。

  • 歯磨き代わりになる
  • 噛み砕いて歯をキレイにするので粒が大きい
  • 主食として与えることが出来る
  • 値段は高め
  • 獣医さんオススメ
  • ネットで購入可能

では一つずつ詳しく書いていきます。

猫好きの獣医さん推奨

我が家の猫たちは歯磨きが出来ません。

ずっと猫の歯の健康が気になっていたので、悪くなる前に歯石予防をしておきたくて獣医さんに相談したときにt/dを教えてもらいました。

ハムちゃんとマロちゃんの担当の獣医さんは自宅で8匹猫を飼っているくらいのネコ好きなのですが、歯の健康に関してはt/dを与えるだけで他に何もしていないそうです。

t/dを与えているだけなのに歯ぐきの腫れだったり歯の病気にかかったことは一度もないそうです。

それを聞いてすぐにサンプルをもらいました(笑)

t/dは歯磨きの代わりになる総合栄養食

t/dは噛むことで徐々に歯石が除去されていく総合栄養食です。

t/d

前のパッケージに図で説明がありました。

猫は歯磨きが難しいので、歯の健康を気にするなら食事をt/dにすると良いですよと獣医さんにもオススメされました。

実際我が家の猫も歯磨きは全く出来ないので、t/dを食べることで歯磨き代わりになるのならそれが1番です。

獣医さんが言うには猫ちゃんの歯磨きを自分でしようと思ったら1日2回は必ずしないと効果がないとのことでした…。

ストレスのことも考えると、食事で歯垢が取れるなら健康的にもそれが1番安心ですね。

t/dを歯に食い込ませて少しずつ綺麗にしていくので、1回与えるだけでは効果はありません。

続けて与えることが大切です!

粒が大きいので様子を見ながら与えよう

最初動物病院でサンプルで小分けしてもらったときにビックリしたのですが、思った以上に粒が大きいです。

t/d

大型犬のエサかな?と思うくらいに大きいです。

匂いも結構キツめで、美味しそうな匂いです。うちの猫はハムちゃんとマロちゃんは最初から嫌がることなくよく食べています。

t/d

ちょっと手にとって見るとこんな感じです。

手に乗せただけでも結構大きいのがわかると思うのですが、比較のために他のエサも一緒に置いてみました。

t/d

カルカンのドライフードとの比較です。

一般的なドライフードがカルカンくらいの大きさだと思うのですがt/dは倍以上の大きさです!

これだけデカイと食べるのにも一苦労です。

口が小さい猫ちゃんや丸呑みが癖になっている猫ちゃんは、喉に詰まらせないように様子を見ながら与えて下さい。

大きすぎる場合には半分に割って与えるのも手です。

一粒食べる毎に噛んだときに欠片がボロボロと口からこぼれるのでちゃんとお皿の上で食べてもらうようにしましょう。

値段は高め

キャットフードブランドのヒルズのプリスクリプション・ダイエットなので動物病院にも置いてあるところが多いです。

動物病院では、400gで1400円前後でした。

ネットのほうがまとめ買いをすることで送料無料になり多少は安くなるのでネットで購入するのがオススメです。

我が家も最初だけ動物病院で購入しましたが、その後はずっとネットで購入しています。

楽天の爽快ドラッグさんで購入すると3000円以上で送料無料になるので、まとめ買いをするとお得ですよ。

動物病院でサンプルをもらおう

プリスクリプション・ダイエットのt/dは、療法食なので動物病院に置いてあることが多いです。

かかりつけの動物病院で担当の先生に歯の相談をしてt/dのサンプルをもらいましょう。

猫にも好き嫌いがあるので折角買ったのに食べなかったらもったいないですからね…。

うちの猫が通っている動物病院では、小さいジップロックみたいな袋に小分けしてサンプルをくれました。

やっぱり猫にも好き嫌いがあるので、サンプルをもらって食べるかどうかを確認してから購入するのが一番です。

t/dの与え方

総合栄養食なので毎日与えることが出来ますが、容量が少ないため少しずつ与えるという方法もアリです。

t/dの粒の大きさや猫たちが実際に食べているところを動画でご覧ください。

t/dは続けて毎日与えていきましょう。

主食として与えるのが1番効果は高い

総合栄養食なので毎日主食として与えるのが1番効果が高いです。

口臭や歯垢が気になっている場合は、t/dを主食にして毎日与えることで早く効果が実感出来ますよ。

ただ、多頭飼いで主食にするとあっという間になくなってしまいます。

主食として毎日与えるのか、少しずつ与えるのかは飼い主さんの判断なので猫ちゃんの様子を見ながら与えていきましょう。

おやつ感覚で与えるのもあり

我が家ではおやつ感覚で毎日少しづつ与えるようにしています。

完全に主食としてあげると、すぐになくなってしまうので主食は別のキャットフードを与えています。

t/d
手に出したエサはマロちゃんが美味しく頂きました。

t/dについて詳しく知りたい人はまずは動物病院の先生に相談してみましょう。

おやつといえば、今までは歯磨きスナックを猫にあげてデンタルケアをしていたのですが、どうしても多頭飼いだとスナックはすぐになくなってしまうんですよね。

71gしか入っていないので、毎回買っているとお金もかかってしまいます…。

グリニーズと比べると量も多いのでオヤツとして与えても結構長く持ちますよ。

毎日続けて与えることで効果が出てくる

こういうエサで歯磨きをするタイプのものは、1日だけ与えてもあまり効果がありません。

毎日少量ずつでも良いので与えることが大切です。

前回書いた猫用おやつのグリニーズだと毎日あげるとすぐになくなってしまうので、個人的にはt/dのほうが量が多くて毎日続けて与えることができるのでt/dがオススメです。

うちの猫は、少量でも毎日食べさせるようにしています。歯のケアは歯石が出来てからでは遅いので早めに対策をしていきましょう。

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歯石を放置すると病気につながる

歯についた歯垢や歯石を放置すると歯ぐきが腫れて病気になってしまう可能性があります。

歯ぐきからばい菌が入ると、そこから身体にばい菌が入り別の病気にかかってしまうこともあります。

歯磨きやt/dのような予防や対策をしなかった場合、動物病院で歯石除去をすることも可能ですがかなり身体に負担がかかってしまいます。

歯石除去は全身麻酔を使う

猫の歯石は、早めに対策や予防をしておかないと歯の根本についた歯石を取ることができないので状態がひどい場合は動物病院での歯石除去になります。

歯の表面の歯石は市販で売っているスケーラーという歯の表面を削る器具で自宅で削ることは可能ですが、根本の部分は病院じゃないと取ることができません。

歯石除去は全身麻酔を使ってやることになるので、老猫などの身体が弱い猫ちゃんは受けることができません。

動物病院での歯石除去の費用は、病院によって多少前後はありますが大体2万円前後はかかります。

普段からのデンタルケアをしていれば動物病院で歯石除去をする必要もないので、普段から家で出来るケアが大切になってきます。

そのためにもキャットフードのt/dは非常に便利なので、主食でもオヤツとしてでも毎日少しづつ与えて歯の健康を保ちましょう!

口の中を不潔にしているだけで色々な感染症にかかってしまうことがあるので、口の中は常に清潔にしておきたいですね。

まとめ

猫の歯垢、歯石予防のt/dを紹介しました。

猫はどうしても歯磨きをすることが難しいので、早めにデンタルケアが出来るものは取り入れていきたいですね。

t/dを取り入れることによって歯の病気を防ぐことが出来ます。

今後の猫の健康にも繋がっていくので、いつまでも元気で長生きしてもらうためにもt/dで歯のケアをしていきましょう。