私の飼っている猫さんです。2匹ともメスです。
初めて猫を飼いはじめてからもう4年くらい経ちますが、猫を飼ってて感じたメリットやデメリットを書いていきたいと思います。
基本的に、猫はこんな行動をするというデメリットになる部分も知っておいたほうが良いので、猫を飼おうか検討中の方は是非参考にしてみてください。
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も・く・じ♡
猫を飼うメリット
猫を飼うメリットはたくさんあります。
もちろん猫を飼うということは楽しいことばかりではなく大変なことも多いですが、まずはメリットを紹介していきます。
- 癒やし
- 飼育が楽
- 散歩が必要ない
- 虫を退治してくれる
- お留守番が出来る
個人的には猫を飼う最大のメリットは「癒やし」だと思っています。
一つずつ細かく書いていきます。
猫は癒やしを与えてくれる
私は元々猫が大好きなので、とにかく猫を飼うというだけで嬉しい!という感情しかありませんでした。
ご飯の用意をするのもトイレ掃除をするのも苦ではありません。ありがたき幸せ、という感じです(笑)
正直デメリットなんかこれっぽっちも考えていませんでした。実際大変だなと思うことはありますが、普段の癒やし効果に比べたら大したことはありません。
デメリット以上に猫が家にいるだけで「幸せ」というメリットを強く感じています。
猫を飼うことでのメリットは、とにかく癒やし効果を与えてくれることですね。
一緒に寝たり、一緒に遊んだり、ご飯を食べてるのを見るだけでもとにかく幸せな気分になれます。イライラしているときや気分が落ちてるときにも、側に猫がいてくれるのでストレスが減っている気がします。
飼い主が落ち込んでいるときはたまに気まぐれで慰めに来てくれます。来てくれないことのほうが多いですが…そんな気まぐれも猫ならではですね。
猫が好きな人にとっては、同じ生活空間に猫がいることが最大のメリットになります!
猫は子猫から家の中だけで飼い、人馴れした状態になると、本当に甘えん坊な猫ちゃんになります。
猫は気まぐれ、甘えない、なんてイメージを持っている人も多いですが実際は寂しがりやで甘えん坊な猫ちゃんは多いですよ!
私が飼っている猫たちは常に人間がいる空間に一緒にいないと不安で鳴いています。
猫は飼いやすい
実際に犬も猫も飼った経験がありますが、猫のほうが飼うのが楽でした。
もちろん猫にもしつけは必要ですが、家猫でも外猫でもリードをつけて散歩をする必要がないですし、お風呂に頻繁に入れる必要もありません。
完全家の中で飼っている猫ちゃんの中には一度もお風呂に入れたことがない、という方も居ます。
うちには3匹の猫が居ますが、どの猫もトイレの躾を全くしていません。教えることもなく勝手に覚えました。
全部の猫がそうではありませんが、猫は綺麗好きなのでトイレは比較的早く覚えます。
トイレを覚えない時は、トイレを覚えるまで猫とトイレをケージに入れておくと覚えやすくなります。
私の猫2匹は生後1ヶ月くらいに家に来たのですが、しつけをしたのはこれくらいです。
- コードを噛まないようにする
- ベランダに出させない
- カーテンレールに登らない
大体は危険なことをしたときや悪いことをしたときに怒る、くらいですね。
怒られた後の行動は性格によって変わります。
一度怒られたらもう二度と悪いことをしない子もいますし、繰り返す子もいます(笑)
これは猫ちゃんの性格にもよります。
猫は散歩の必要がない
猫は縄張りを大切にする動物なので、家の中だったら家の中だけで満足できる動物です。
もちろん家の中で運動できる空間を作ることが大切になりますが、外で散歩する必要は全くないので楽です。
猫を散歩させるために外に出してしまうと、脱出をしてしまう可能性が上がってしまうので注意しましょう。
家の中だけでのんびり過ごすことでストレスも溜まりにくくなり長生きしやすくなります。
虫を退治してくれる
これは人によってはデメリットになるのかもしれませんが…猫を飼っていると家に遊びに来た虫さんたちを退治してくれます。
そして、飼い主のところへ持ってきます。
口にくわえて「みてみて~♪」って感じで見せに来てくれますが、家の中は大パニックになります。(何回かあります)
たまたま家の中に入ってきたセミやゴキさんを口にくわえて走り回ってくれるのでとんでもないです。
でもそのおかげで(?)猫を飼ってから家の中でゴキさんを見ることがなくなりました。
完全家猫でも虫を捕まえて持ってくるので、外猫だともっと色々な虫さんや鳥さんを捕まえて持ってくるかもしれません。
聞いた話だと、カマキリや鳥さんや蛇さんを持ってきた猫もいるみたいです。
虫さんを食べてしまった際の対処法などを書いているので参考にしてみてください。
家の中に出てくる虫を退治してくれるのはやっぱり心強いです…!
お留守番ができる
猫は散歩が必要ないかわりに、家の中でお留守番が出来ます。
1泊2日くらいの旅行なら家に猫ちゃんを置いて行っても大丈夫です。
犬のようにエサも一回でガツガツ食べるわけではないので、いつもより多めに入れて出かければ問題ありません。
お留守番に関しては別の記事でもまとめています。
長期間家を空けるのは危険ですが、猫にとって多少のお留守番はストレスになりません。
多頭飼いだと運動不足になりづらい
猫を多頭飼いにすると猫同士のコミュニケーションはもちろんですが他にもメリットがいくつかあります。
- 噛むときの加減を知ることが出来る
- 運動不足になりづらい
- 寂しがりやになりづらい
一匹だけで飼うと飼い主さんが全てになってしまい分離不安症になりやすい傾向にあるのですが、多頭飼いをしていれば猫同士で遊ぶことが増えるので寂しがりになりづらくなります。
猫同士で学ぶことも多いので、個人的には多頭飼いをおすすめします。
猫を飼うデメリット
正直猫を飼うとデメリットとなる部分はたくさんあります。
簡単にまとめます。
- 家の中がボロボロになる
- 嘔吐する
- 思わぬ病気にかかることもある
私はとにかくネコ好きなので全然気にならないのですが、普通の人だったら気になるんじゃないのかなと思うデメリットを書いていきます。
予防をしてどうにかなるものもあれば、猫を飼うならどうしても通らなくてはいけないデメリットもあるので、猫を飼う前に知っておいて下さい。
家の中がボロボロになる
猫を飼って一番最初にぶつかる問題が「家の中をボロボロにされる」です。
猫は爪とぎが習慣なので、カーテンや座椅子やソファーや壁などの爪の研ぎやすいものがあったらそこら中で爪を研ぎます。
猫の爪切りをして被害を少なくすることはできますが、これは猫が小さいうちに爪とぎの場所を作って爪とぎの躾をしないと中々直りません。
うちの猫は生後1ヶ月くらいから飼い始めていて、爪とぎも躾をしたのでカーテンやソファ等では爪とぎをしません。
たまに、猫がおやつを欲しいときにわざとソファで爪を研いでくることはありますが…猫からの嫌がらせを受けています。笑
躾をしておけばボロボロになることはないですが、どうしても猫なので家のどこかしらで爪とぎをすることはあります。
今では、猫の爪とぎ対策用品なども色々売っているのでそういうもので対策をしましょう。
猫はよく嘔吐をする
あまり知られてないかもしれないですが、猫は頻繁に嘔吐をします。
病気とかではなく、お腹の中に溜まった毛玉を吐いてしまうのでそこまで汚れや匂いはないですが絨毯とかを使っていたら汚れが少しはついてしまいます。
毛玉だと固まりで吐くのでそんな被害はないのですが、猫はお腹が空いていても、胆汁(たんじゅう)という黄色い液体を吐きます。
胆汁は完全な液体なので、絨毯や布の上で吐かれたときには洗濯行きです。
胆汁はそんな頻繁に吐くものではないのですが、エサをこまめにあげないと吐いてしまうので注意です。
全部の猫が頻繁に吐くというわけではなく、吐きやすい猫と吐かない猫がいます。吐きやすいかどうかは飼ってみないとわからないので何とも言えません。
うちの猫3匹のうちの1匹、マロちゃんがものすごい吐きやすい猫で、1週間に1回は必ず吐いています。
マロちゃんは食が細い子で、一気にエサをガツガツ食べても胃がビックリして食べたエサを丸ごと吐いてしまいますし、かと言って放置しててもお腹が空いて胆汁を吐いてしまうので、私が気にしてちょくちょく手から少しずつエサをあげたりしています。
もちろんマロちゃんは自分でもエサを食べるので、毎日それをやっているわけではないのですが、こういう手のかかる猫ちゃんも居るということを頭の中に入れておいてください。
毛玉を吐く猫は対策として不溶性食物繊維が配合した毛玉ケア用のエサも売っています。が、うちの猫はあまり変化がありませんでした。
他の2匹は毛玉も胆汁も全く吐きません。吐かない猫は楽です。
思わぬ病気にかかることもある
私の猫は生後1ヶ月頃から家に居ますが、マロちゃんは治すのが難しいと言われている「ウールサッキング」になりました。
ウールサッキングは今はほとんど完治していますが、まだたまーに布をかじったりすることはあります。
ハムちゃんは冬の時期になると喘息が出るようになりました。
猫喘息の症状や治療法まとめ…咳をしていたら病院へ!
こちらも完治が難しいと言われている病気です。
このように病気にかかってしまうと、その分の病院の費用もかかってきます。
このような思わぬ病気にかかってしまったときにも、しっかりと面倒を見ることが出来るのかを考えてみましょう。
猫を飼うと楽しいことばかりではありません。
動物なので、いつどのような病気にかかるかわからないということを知っておいてください。
スポンサードリンク猫を飼うことで家族の会話が増える
猫を飼うことによって共通する話題が一つ増えることになるので、家族の会話も増えます。
子供がいる場合には責任感や感受性を高める効果もありますし、家族にとってもメリットはたくさんあります。
実際我が家でも猫を飼うことによって会話が増えましたし、子供に関しては常に猫と接することになるので感情のコントロールが出来るようになったと感じました。
子供が小さい頃から猫を飼うとメリットが多い
子供が小さいうちから猫と一緒に過ごすとメリットがたくさんあります。
- 優しい心が育つ
- 命を大切さを知ることが出来る
- 責任感が芽生える
- 思い出を作ることが出来る
私の娘は赤ちゃんの頃から犬が家におり、年少のときに猫が家にやってきたのでずっと家にはペットがいる状態です。
猫と一緒に過ごすと兄弟のような感覚で一緒に育っていくので、大きくなるにつれて子供が猫の面倒を見れるようになっていくと責任感が出てきます。
そして猫と一緒にいると、自分の思い通りに動いてくれないことのほうが多いので相手の気持ちを考えることが出来るようになります。
全て自分の思い通りには動かない、ということを早くに経験することが出来るので冷静に物事を考えることが出来るようになります。
子供がいる家庭で猫を飼うということは、メリットが大きいです。
ただし子供が猫を叩いたりしないように最初に教える必要があります。
飼い始めの頃は猫も子供もお互いに何をするかわからないので、必ず目の届く場所でスキンシップをとらせてあげましょう。
子供が苦手な猫ちゃんは多いので、最初は様子をみながら徐々に生活に慣れさせてあげましょう。
猫にかかる費用
猫を飼う最大の問題は、お金がかかることです。
これは犬を飼うにも猫を飼うにも一緒のことだと思いますが、猫を飼うのに必要な用品以外にも予防接種をしたり病気だったり、去勢・避妊手術などでもお金を使わなくてはいけないので、結構出費が増えていきます。
猫にかかる費用については別記事にまとめてあります。
初めて猫を飼うための準備と心構え…猫用品は先に用意しておこう
こちらを参考にしてみてください。
当然ですが多頭飼いにすればするほど、出費も倍になります。
猫を飼うということは面倒を見るということなので、お金もかかるし色々とやんちゃをしてくれたりと、面倒なこともたくさんあります。
なので猫が好きじゃない人からしたらデメリットが多く感じてしまいます。。
猫のためにお金を使いたくないと思ってる人はまず飼わないほうが良いですし、家族の同意を得られない場合も一緒です。
可愛いから欲しい!というだけなら家の中で飼うよりもペットショップで見たり猫カフェでふれあいをしましょう。
猫を飼う際に揃えるもの
猫を飼う、又は拾ってきた際に揃える猫用品はたくさんあります。
猫に何が必要かわからない!という場合にはこちらの記事を参考にしてみてください。
猫を飼うと決めたら揃えるものはたくさんあります。
余裕をもって揃えていきましょう。
スポンサードリンクまとめ
現在我が家には3歳の猫2匹(ハムちゃんとマロちゃん)と1歳の猫1匹(ミコちゃん)が居ます。
猫を飼うにあたって、メリット・デメリットそれぞれあります。
猫を飼いだしてから今まで色々なことがありましたが猫を飼って後悔したことは一度もないですし、猫が来てから毎日が幸せでいっぱいです。
さらに多頭飼いしていると自分たちで勝手に運動もしてくれるし、勝手に寝るし、自由気ままに過ごしているので、飼い主が忙しくて構ってあげられなくても猫同士で遊んでいるので楽です。
猫にも色々な性格があるので、全部の猫ちゃんがそうとは限らないですがうちの場合は大体こんな感じです。
飼ってみると猫にも色々な性格や発見があって面白いですよ。
猫が赤ちゃんの頃は最初は家の中をグチャグチャにされて、そりゃもう大変でしたがそれ以上に可愛いし、躾もすれば覚えてくれます。
家に帰るのが楽しみで仕方なくなります。
家族になるペットをメリット・デメリットで考えるのは良くないと思いますが、飼うかどうか悩んでいる人はまずは猫を飼うとはどういうものなのだろうかというのを知っておくことが大切です。
そして、猫を飼うと決めたら最期まで面倒を見てあげてくださいね。