最近ハムちゃんが咳をしてることが増えてきていました。
去年も咳をしている時期があったのですが、今回動物病院に連れて行った結果「猫喘息」と診断されました。
今回は「猫喘息」について原因や症状、治療法などを書いていきます。
猫ちゃんに咳が出て気になっている方は読んでみて下さい。
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も・く・じ♡
猫喘息とは?
猫喘息は、人間の喘息と一緒で気管支が急激に収縮することによって咳や呼吸困難などが起こってしまう病気です。
人間の場合は発作が起こると喉がヒューヒュー言ったりしますが、猫の場合は普通に咳をしているように見えるので「喘息」とは中々気づきにくいかもしれません。
うちの猫の場合は、咳が毎日出るようになって吐いてしまうこともあったため病院へ連れていきました。
猫喘息の症状
猫喘息の症状には以下の症状が出ます。
- 突然の咳
- 痰が絡んだようなゼーゼー音
- くしゃみ
- 呼吸困難
- 吐き戻すこともある
- 発作は30分くらいで治まる
- 発作が治まると平然としてる
私の飼っているハムちゃんの場合は、突然前かがみになって咳をしだして「グー、グー」などの音を出します。音がかなり大きいので初めて聞く場合にはかなり驚きます。
ハムちゃんの咳の発作がでたときの動画です↓
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咳の最後には吐き戻すような仕草をします。
咳をする直前にエサを食べていた場合は吐くこともあります。
普段のハムちゃんは全く毛玉なども吐かないので、この時点でおかしいなとは思ってました。
喘息の特徴として、咳の発作が始まるとすごく苦しそうにしていますが、咳が治まると何事もなかったかのようにいつも通りになります。
喘息の咳の発作は一時的なものなので中々気づきにくいところもありますが、猫は普段咳をしないので、咳をしている場合には異常があるので動物病院へ行きましょう。
猫喘息の原因
猫喘息の原因は、人間とほぼ同じで様々な原因があります。
一般的に言われている原因がこちらです。
- アレルギー
- 季節性のもの
- タバコなどの煙
- 冷たい空気
- ストレス
- 芳香剤や殺虫剤
原因は様々ですが、猫に関してはアレルギーが原因で喘息になってしまうことが多いそうです。
原因の特定は難しい
アレルギーが原因だとしても、猫に関してはアレルゲンを特定するのは難しいので身の回りにあるアレルゲンになりそうなものを排除していくことが大切になります。
うちの猫の場合は、去年の同じ時期に喘息の症状が出ていたので「季節性のもの」と言われました。
もしかしたらハムちゃんの場合、ハウスダストアレルギーがあり、冬になって乾燥してホコリが舞うから喘息が出る、というのがあるかもしれません。
ハウスダストアレルギーを持つ猫ちゃんは意外と多いので、掃除は本当に重要です。
猫のアレルギーの特定は出来ないので、喘息の原因を特定するのは難しいです…。
スポンサードリンク猫喘息の治療法
猫喘息の治療法は、喘息の原因となるものを排除することで喘息が出るのを防ぐことが出来ます。
原因が全く特定できない状態だと排除するのも難しいのですが、部屋や猫の居る場所を常に綺麗に掃除しておくことで少しでも原因となるものを排除することができます。
掃除をこまめにする
猫が歩いている場所は常に床に近いので、掃除をあまりしていない状態だと歩くだけでもハウスダストが舞い上がり喘息が出る場合があります。
こまめに掃除をすることで原因となるホコリなどのハウスダストを排除することができるので猫が生活する場所はこまめに掃除しましょう。
ハウスダストが家の中に溜まらないように部屋の空気を換気することも大切です。
ただし、冬の時期は空気の換気の際の冷たい空気で喘息が出てしまうこともあるので注意して下さい。
空気清浄機や加湿器を使う
空気中にハウスダストや煙などが舞っているとそれだけで喘息を引き起こしてしまう原因になります。
人間でもそうですが、喘息は空気を綺麗にしておかないとちょっとした刺激で発作が出てしまうので注意しなければいけません。
猫がいる部屋には空気清浄機、冬には加湿器も必ず付けておくようにしましょう。
喘息は空気の乾燥や気温の変化が刺激となって発症することもあります。
なるべく気温と湿度は上下があまりないように調整してあげると猫ちゃんにとって過ごしやすい環境になります。
猫喘息の病院での診察
ハムちゃんは猫喘息で動物病院へ行ってきたのですが、咳の場合は口頭で伝えるのが難しいので出来れば咳をしているときに動画を撮ってから病院で見せるのが一番伝わりやすいです。
実際に動画を撮らずに病院へ行った日は「猫風邪かな?」という感じであいまいに診察終了してしまったのですが、後日動画を見せたときに「猫喘息」とすぐに病名が分かったので動画があると診断しやすくなります。
血液検査やレントゲンを撮る
猫喘息と診断された際に、さらに細かく診察するために血液検査とレントゲンを撮ります。
肺に異常があるかどうか、アレルギーがあるかどうかの検査をします。
ハムちゃんはそこまでひどい症状ではなかったため、血液検査もレントゲンもしませんでした。
ただ、これから症状が悪化するようなら細かい検査をする必要があるみたいです。
飲み薬をもらう
うちのハムちゃんの場合はそこまでひどい状態ではなかったため、ステロイドの注射をしてもらった後に抗生物質の粉薬を一週間分もらいました。
それで症状が変わらないようなら、血液検査とレントゲンを撮るという話でした。
粉薬の飲ませ方はこちらでチェックしてみてください。
猫に粉薬を飲ませる方法…ウェットフードに隠して投与しよう
ハムちゃんの場合は、薬で落ち着いたのでそのまま様子を見ようと思っています。
スポンサードリンク猫喘息は完治が難しい病気
猫喘息は原因を特定するのが難しく、原因となるものを完全に排除することが出来ないため完治が難しい病気です。
私が病院で言われたのは、完治が難しいので再発や発症をしないために猫にあった継続的な治療をしていく必要があるということです。
ハムちゃんの場合は発作がそこまで頻繁ではないため、継続的な治療はしていませんが、これ以上悪化するとなると継続的な治療を考えなければいけません。
そうなるとやっぱりまずは発症しないために、部屋の掃除などをこまめにして猫の周りを綺麗にする必要があります。
まとめ
猫の喘息はアレルギー反応で起こることが多いですが、原因が特定できないのが現状です。
なので、少しでもアレルゲンを減らすためにもこまめに猫が通る場所の掃除を行いましょう。
ハウスダストの原因となるホコリ、ダニ、花粉などは掃除をすることによって減らすことが可能です。
少しでも原因となるものを排除して、少しでも刺激となるものを減らしましょう。
そうすることで、猫喘息の症状が軽減される可能性があります。
紙で出来た猫トイレの砂や、芳香剤、床を拭くウェットシートなども薬が入っていると刺激になってしまいます。
喘息の症状は見ているだけでも辛いものなので、症状が見られる場合には早めに動物病院へ行き診察してもらいましょう。
ハムちゃんは現状、冬の季節になると喘息が出るので気温の変化や湿度に注意しています。
何かまた喘息についての進展があれば追記していこうと思います。
喘息の発作がほぼ出なくなりました
…2017/12/08追記…
記事を書いてから1年経ちまして、今までは毎年冬頃の気温変化の時期にハムちゃんは猫喘息が出ていました。
今現在、猫喘息の発作はほぼ出ていません。
まだたまに発作が起きることはありますが、以前と比べたら発作が出る回数はかなり減りました。
この1年の間に新築の家へ引っ越しをしたのが大きかったのかなと思います。
新築へ引っ越してから注意しているのは以下のとおりです。
- 空気が冷たい時は暖房をつける
- 毎日ルンバをかける
- ホコリを溜めない
- 空気清浄機フル稼働
- 芳香剤を置かない
前の家は築20年とかなので結構ハウスダストもすごかったのですが、今現在は掃除を徹底してなるべくハウスダストが出ないような環境にしています。
それからは冬になった今でもハムちゃんの喘息の発作は出ていません。
完全に原因を特定出来てはいませんが原因となるものは出来るだけ排除することで症状も少しずつ治まっていくので、掃除をして刺激となるものを排除をしていきましょう!
猫喘息について少しでも参考になれば嬉しいです。