猫がゴキブリを食べたときの対策まとめ…殺虫剤は中毒症になる危険がある

狙うハム

家の中で猫を飼っていてゴキブリ対策として殺虫剤や防虫剤を使っていませんか?

ゴキブリに効果的な殺虫剤は猫にとっても有害な場合があります。

今回は猫を飼っている家でのゴキブリ対策と、猫がゴキブリを食べてしまった場合の対処などを紹介します。

家の中で猫を飼っているとゴキブリ問題は通る道だと思うので、ぜひ目を通してみてくださいね。

スポンサードリンク

ゴキブリ対策の殺虫剤は猫にとって危険

ゴキブリ対策として一般的に使われているものは以下の4つです。

  • ホウ酸団子
  • ゴキブリホイホイ
  • バルサン
  • スプレータイプ

これらの対策はゴキブリに効果がありますが猫にとっても有害です!その理由を一つずつ説明していきます。

ゴキブリ対策をする上で、猫に安全なモノを選びましょう!

ホウ酸団子は最悪死に至る

ゴキブリ対策でのホウ酸団子は猫にも毒です!

ホウ酸団子はゴキブリや人間が食べてしまうと毒ですが、猫も食べてしまうと危険です。

落ちているものは何でも食べてしまう猫ちゃんもいるため、ホウ酸だんごを家の中で使うのはとても危ないです。

間違えて食べてしまった場合には中毒症状を引き起こし最悪死に至ることもあります。

猫を飼っている家でのホウ酸団子の使用は間違えて食べてしまう危険があるため使わないのが1番です!

ゴキブリホイホイ(粘着性)は猫が引っかかる

ゴキブリホイホイのような粘着性のあるゴキブリ対策は、猫が気になって覗いたり手を突っ込んでしまったら猫に引っ付いて剥がれなくなってしまいます。

ゴキブリホイホイは臭いも結構強いため、猫ホイホイになってしまう可能性があります。

粘着性のゴキブリ対策は、ゴキブリが逃げないようにかなり粘着性が強いので猫に引っ付いてしまった場合、粘着したものを取るのに一苦労です。

猫が引っ付いてしまった場合、サラダ油でベタベタを徐々に取っていくのが最善の方法ですがかなり時間がかかる上、猫ちゃんのストレスも溜まるので精神的に負担がかかります。

ある程度粘着が取れたとしても完全に取るのは難しいため、最悪毛を刈る必要が出て来ることもあります。

これらを考えると粘着性のゴキブリ対策はオススメしません。

間違って猫が引っかかってしまわないためにも、ゴキブリホイホイは使わないようにしましょう。

バルサン(煙)も中毒症になる危険がある

バルサンのように一部屋を完全に煙で覆ってゴキブリ対策をするものは、猫が部屋の外にいる場合でも多少の煙で中毒症を引き起こしてしまう危険があります。

バルサンなどの煙を焚く場合は時間を長めに置いて、猫も車の中で待機するかペットホテルに預ける必要があります。

猫が家に帰ってきてからも、猫が舐めそうな場所(床、家具)などは拭き掃除をするなどの対策が必要になってきます。

煙を焚くタイプは、人間が見逃しがちな場所でも猫が舐めてしまうこともあるため非常に危険です。

殺虫剤は猫にとっても毒なので、バルサンは危険です。

中毒症を引き起こしてからでは遅いので、バルサンなどの煙で対策をするタイプのものは猫にとって毒なので使わないほうが無難でしょう。

スプレータイプも同じように煙が部屋の空間に充満するので、猫にとっては危険なものでしかありません。

猫がいる家でのオススメのゴキブリ対策

上記で紹介したゴキブリ対策は猫にとっても危険なものばかりです。

では、猫がいる家でのオススメのゴキブリ対策はどんなものがあるのか紹介していきます。

ブラックキャップ

ブラックキャップは他のゴキブリ対策と違い、猫に有害な成分があまり含まれていないため、万が一舐めたり食べてしまった場合でも問題ありません。

もちろん舐めたり食べたりしない場所に置くことが大前提ですが、万が一のことを考えてもブラックキャップは安心できるゴキブリ対策です。

我が家ではゴキブリ対策にブラックキャップを使っていますよ。

天然ハーブを使ったゴキブリよけ

こちらはゴキブリ対策の中でもゴキブリが家に出る前に設置して予防をするタイプのものです。

天然素材で作られているため、子供やペットがいる空間でも推奨されています。

ただ、猫の中にはハーブの臭いが嫌いな子もいるので様子見をしながら上手く活用していきたいですね。

こちらのゴキブリよけは、狭い空間で使うことで効果が発揮されるみたいなのでそこも注意です!

スポンサードリンク

猫はゴキブリハンター

猫を飼い始めるとゴキブリさんを家の中で見かけなくなります。

それがまた恐怖なのですが、家の中でゴキブリを見なくなる原因は猫さんが夜中の運動会の時間にゴキブリハンターになっているからです。

飼い主さんにちゃんと感謝の気持ちを持っている猫さんは、ゴキブリさんを枕元にプレゼントとして持ってくることもあるようです。

ゴキブリのことを怖がる猫ちゃんも稀にいますが、大体は好戦的でゴキブリを退治してくれる猫ちゃんが多いです。

下手にゴキブリ対策などでホウ酸団子などを使っていたりすると殺虫成分で弱っているゴキブリを猫が食べてしまうことになるので非常に危険です。

猫がゴキブリを退治してくれる場合は、猫にゴキブリ退治を任せたほうが安心かもしれません…。

ポジティブに考えると、猫がゴキブリをやっつけてくれるのはゴキブリが嫌いな人にとっては心強い味方ですよ!

猫がゴキブリを食べても大丈夫?

そもそも猫を家の中で飼っていると、知らないうちにゴキブリの残骸が床に落ちていることがあります。

ゴキブリの残骸が床に落ちている時は高確率で猫さんが遊んだ後に食べた残りです…(笑)

我が家も家の中で何回もゴキブリさんの死骸を見つけています…(笑)

猫がゴキブリを食べて、寄生虫とか回虫とか大丈夫なの?!と心配してしまう方も多いです。

結論から言うと、基本的には猫がゴキブリを食べてしまったとしても特に問題はありません。

ただしその猫が食べたゴキブリがホウ酸だんごや殺虫成分の入っている殺虫剤を食べてしまっている場合は注意が必要です。

猫がゴキブリを食べたあとに、猫の体調がおかしい(下痢、嘔吐をする)場合は早めに動物病院へ連れていきましょう!

スポンサードリンク

最大のゴキブリ対策は家の中を綺麗にすること!

殺虫剤や駆除剤を使ってゴキブリ対策をすることはもちろん効果的なのですが、やはり1番は家の中を綺麗にしてゴキブリの嫌いな環境を作ることですね。

  • 猫のエサや水を放置しない
  • キッチンの生ゴミを放置しない
  • 排水口のゴミを放置しない
  • お風呂場の湿気を放置しない

ゴミや湿気が溜まっているとゴキブリは好んでやってきます。

ゴキブリ対策をするためにはまず家の中を綺麗にしましょう!

猫を飼っていると中々殺虫剤などは使うことが出来ないため、ゴキブリが来ない環境を作ることが大切です!

人間にとっても猫にとってもゴキブリが出ない環境が1番なので、普段から対策をしておきましょう!