毎日優雅に過ごしてるように見える猫ちゃんでもストレスが溜まってしまうことがあります。
家の中だけで飼われている猫ちゃんもストレスが溜まってしまうことがあるので今回は猫のストレスサインについて書いていきます。
ストレスが溜まりやすい環境についてもまとめていくので、猫ちゃんが生活する環境を見直してみてくださいね。
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も・く・じ♡
猫のストレスサイン
猫がストレスを溜めていると行動に何かしらのサインがあります。
一般的な軽度のストレスサインとして以下の行動が表れます
- 食事をあまり食べない
- 粗相をする
- 下痢や便秘になる
- 好きなおもちゃに反応しなくなる
- 過度なグルーミング
1番表れやすい行動は「過度なグルーミング」です。
猫はビックリしたときやイライラしているときに気持ちを落ち着かせるためにグルーミングをします。
長時間のグルーミングや過度なグルーミングは気持ちが不安定になっている可能性があります。
猫にとって毎日習慣になっているグルーミングですがおかしいと思ったら早めに動物病院へ連れていきましょう。
次に、ストレスサインだと気づきにくい行動を書いていきます。
落ち着きがなく、よく鳴く
普段鳴かない猫ちゃんでもストレスが溜まり落ち着きがなくなってくると、よく鳴くようになります。
中々ストレスだと気づきにくい行動ですが、気持ちが不安定になっているサインです。
この状態は飼い主さんに訴えることができる状態なのでそこまで過度はストレスではありません。
とは言ってもよく鳴くようになった場合、他にも上記のような行動をしていないか攻撃的になっていないかなども含めて様子見をしましょう。
一定箇所に留まり攻撃的になる
引っ越しをした際などの慣れていない空間などで、隠れて攻撃的になることがあります。
これもかなりストレスが溜まっている状態です。
猫は縄張りを大切にする動物なので自分の縄張りがない、なくなったと感じる状況になってしまうと隅っこに隠れて縄張りを守るために攻撃的になります。
攻撃的になってしまう場合、環境が猫にストレスを与えてしまっている可能性が高いので猫の生活する環境の見直しが必要になります。
猫のストレスの原因
猫がストレスを溜める原因の1番は猫が過ごしている環境にあると言われています。
身近なところの原因はこちら。
- エサが入っていない
- トイレが汚い
- 眠る場所がない
- しつこく触る
もちろん環境だけが全てではないのですが、猫は縄張りを大切にする生き物なので居心地が悪いとどんどんストレスになってしまいます。
猫にとってのストレスの溜まりやすい環境をさらに書いていきます。
騒音
猫が過ごしている環境で騒音があると猫はストレスを感じてしまいます。
よく聞くのが家の周辺で工事をしていたり、車通りの多い道路が近い…などですね。
猫は聴覚が発達しているので、人間がうるさいと感じる音は猫にとってもかなりの音なので相当なストレスになってしまいます。
家の周りの騒音はどうすることもできないので、猫のために防音シートなどを壁に貼るか、防音カーテンなどをつけて対策をしましょう。
猫の嫌がる生活音についてはこちらにまとめてあります。
芳香剤
芳香剤は人間にとっていい香りでも猫にとってはストレスになります。
アロマやキャンドルなど、猫にとっては毒となるものもあるので使わないようにしましょう!
猫が生活する場での芳香剤はストレスになり危険…消臭剤を使おう
詳しくはこちらにも書いています。
家の中では芳香剤を使うのではなく消臭剤を使うようにしてください!
引っ越しなどの環境変化
猫は縄張りを大切にするので引っ越しなどで新居へ行った場合、猫にとってはかなりのストレスがかかってしまいます。
自分の匂いも何もない場所に連れてこられるわけですから、最初は威嚇したり隅っこに隠れてブルブル震えてしまいます。
警戒心が強い猫ちゃんだと環境変化に全く馴染めず病気になってしまう子もいるので、下痢や便秘などの症状が表れたらすぐに病院へ連れて行って下さい。
ストレスに弱い猫ちゃんだとすぐに身体に異常が出てしまうので、早めに対処する必要があります。
ちなみに私の猫達も引っ越しを経験しているので、引っ越しの際に少しでも猫のストレスを減らす方法も書いているので良かったら参考にしてみてくださいね。
仲が良くない猫との同居
仲が良くない猫を一緒に飼っていると縄張り争いのようになってしまうため、ストレスを感じてしまう場合があります。
仲良くない猫でもある程度は猫同士が上手く距離をとって過ごしますが、無理やり仲良くさせようとしたり片方だけを可愛がってしまうとストレスになります。
猫のことは猫に任せるのが1番です。
飼い主が猫社会に突っ込むのはやめましょう。
飼い主の構いすぎ
猫は気まぐれなので、気分でないときに触ったり抱っこしたりするとストレスになります。
どうしても猫が近くにいると触ってしまいたくなりますが、猫が寄ってきた時にだけ触るようにしましょう。
こちらも参考にしてみてくださいね。
猫と飼い主の距離も適度に保つことでストレスも溜まりづらくなります。
ついつい構ってしまいたくなりますけどね…(笑)
外に出すのはストレスになる
猫が窓の外を眺めていたりしていても室内飼いなら外に出してはいけません。
脱走してしまう可能性が高くなってしまいますし、一回外に出てしまうと外に出れないストレスが溜まってしまいます。
一回外に出ると猫にとっては縄張りが広がったことになるので、常に外に出たがるようになってしまいます。
詳しくはこちらの記事でも書いていますが、猫ちゃんを外に出すのは個人的にはオススメしません。
スポンサードリンク猫のストレス解消方法
猫ちゃんのストレス解消方法は、環境が原因の場合は環境の見直しが第一です。
猫ちゃんが快適に暮らしやすい環境を作ってあげましょう!
エサ、トイレ、寝床、一人遊びが出来る場所(キャットタワー)などなど…。
その他には、普段から適度な運動とスキンシップをとることでストレス解消になります。
人間と同じで適度な運動をすることで猫ちゃんもストレス解消になりますし肥満予防にもなります。
ストレスが溜まってしまうと病気になってしまうので普段から運動などでストレス解消してあげることは大切です。
お気に入りのおもちゃでたくさん遊んであげて下さい。
一緒に遊ぶことでスキンシップにもなるので、猫にとっても飼い主にとってもお互いに良い効果がありますよ。
まとめ
猫ちゃんのストレスのサインからストレスの原因までまとめてみました。
環境は猫にとって非常に大切なので、普段の生活からストレスを溜めてしまう環境になっていないか一度見直してみましょう。
猫ちゃんにとっても飼い主にとっても過ごしやすい環境が1番です!
猫のストレスサインは中々気づきにくい部分もあるので、普段からのスキンシップなどを大切にしてください。
毎日のスキンシップがあるだけで、ちょっとした異変も気が付きやすくなります。
ストレスは万病の元とも言うくらいなので、猫ちゃんにはストレスのない生活を送ってほしいですね!
猫を飼っているみなさんの参考になれば嬉しいです。