猫を室内飼いにする際に、室内で起こりうる事故や気をつけることをまとめていきます。
外よりは危険が少ない室内でもケガをしたり、最悪死に繋がる事故もあります。
猫を飼う前に家の中にどんな危険があるのかを把握して、対策などを行っていきましょう!
私が実際に猫を飼っていて、家の中で危ないなと思ったことの体験談も書いていきます。
初めて猫を飼う方の参考になれば嬉しいです。
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も・く・じ♡
猫の室内での危険
猫はとにかく運動が大好きな動物です。
生後1ヶ月~2ヶ月前後まではヨチヨチ歩くのでそこまで危険はありませんが、生後3ヶ月を超えてくるととんでもなく活発になります。
初めて猫を飼う場合にはその行動力や運動能力の高さにびっくりする人が多いです。
実際私も猫を初めて飼った際に「どうやってこの場所まで行ったの?」ということが何回もありました。
その際にヒヤッとしたことも何回もあります。
人間の子供と同じで猫も思ってもみない場所に行ったりするので、家の中に慣れるまでの子猫~成猫になるまでは油断ができません。
家の中に危険なものがあるとケガや事故に繋がってしまいます。
猫を飼う際に気をつけておきたい家の中での危険を書いていきます。
電源コードを齧る
家の中で放し飼いをしていると、特に子猫の場合は歯がカユイので電源コードを齧ります。
我が家のハムちゃんとマロちゃんも子猫時代は何回か電源コードを齧っていてヒヤヒヤしました。
我が家では人間が眠っている間に感電などの事故が起こると怖いので、子猫の間は人間が眠る時間はケージに入れていました。
猫にケージは必要?…実際使ってみた体験談やメリットまとめ
子猫のうちは見てない間に何をされるかわからないので、安全を考えると子猫のうちはケージ飼いが安心です。
電源コードを齧ることがクセになって放置してしまうと、感電してしまう危険があります。
感電することで最悪死に至る危険もあるので、猫を飼う際には電源コードはカバーをするなどをして早めに対策をしましょう。
ビニールや紐を食べる
猫と遊ぶ際にビニール袋やヒモを使うことがあると思うのですが、遊び終わった後に出しっぱなしになっていると猫が食べてしまう可能性があります。
ヒモやビニール袋の誤飲は猫はかなり多いです。
症状が更にひどくなると服などの布を食べてしまう異食症(ウールサッキング)を発症することもあります。
私の飼っているマロちゃんが生後6ヶ月の頃に異食症になり、体験談を載せています。
ビニールやヒモは食べてしまうと胃で詰まったりして最悪手術をして取り出さなければいけなくなってしまいます。
誤飲をしないように普段からビニール袋やヒモなどは猫が触れることの出来ない場所へ片付けておきましょう。
食べ物の出しっぱなし
猫にとって危険な食べ物はたくさんあります。
猫に与えてはいけない危険な食べ物…人間が食べるものは基本的にダメ
たとえ調理してあるものでも、猫にとって害のあるものを摂取してしまうと中毒症状を引き起こして最悪死に至る可能性があります。
猫は自分が食べて良いもの、食べちゃいけないものの判断が出来ません。
テーブルの上に置いてあるものは勝手に食べてしまいます。
猫が欲しがるからといって、人間が食べているものを与えるのは絶対にダメですよ!
どんな食材でも人間の食べているものは塩分が多いので体調不良を引き起こしてしまうため、食べ物はしっかりと片付けることが大切です。
そしてキッチンにあるゴミ箱も見直すことをオススメします。
猫がゴミ箱を漁る対策方法…ロック付きとフタ付きは必須!
簡易式なものだと猫が突撃してゴミ箱を倒して、中身を漁って食べてしまいます。
洗濯機
猫は服を入れっぱなしにしてある洗濯機などに入って、寝ることがあります。
知らずに洗濯機を回してしまって事故につながってしまうこともあるので、洗濯機は使わない状態のときはフタを閉めておきましょう。
洗濯カゴなども服が猫の布団となって寝ていることもあるので注意が必要です。
洗濯機の中に入ってしまう猫ちゃんがいる場合は、猫ちゃんを洗面脱衣室に入れないように徹底しましょう。
猫が入れない空間にすることで事故を防ぐことができます。
ベランダに出る
猫は少しでも窓が開いていると外に出ようとします。
ベランダに出てしまった猫はそのまま脱走する危険が高まりますし、ベランダが2階や3階の場合は手すりに登った際に足を滑らせて落下してしまう危険があります。
猫はベランダには出さないようにしましょう!
一回でも外に出てしまうと脱走する機会を待つようになります。
頭が良い猫ちゃんは器用に前足を使って窓を開けることもあります。
猫を飼っていないときは洗濯物を干す際に窓を開けっ放しにしてしまうことが多いですが、猫を飼い始めたら必ず毎回窓は閉めるようにしましょう!
猫が窓を眺める理由とは?外に出すとストレスの原因になるので注意!
猫の行動範囲を広げないためにも外に出さないようにすることが大事です。
芳香剤は猫に毒
家の中で何気なく使っている芳香剤は猫にとって毒です。
猫が生活する場での芳香剤はストレスになり危険…消臭剤を使おう
猫は嗅覚が良いので、体調が悪くなったり中毒を引き起こしてしまう危険があります。
匂いが強いアロマや香水、柔軟剤も同様です。
猫は匂いが強いものが嫌いなので、家の中も消臭できる無香タイプのものや空気清浄機を使って空気を綺麗にしましょう。
戸棚や扉
家の中で戸棚や扉が中途半端に開いていたり、思いっきり扉を閉めた場合に猫が挟まることがあります。
猫を飼ったら毎回足元に猫がいないか確認をして、ゆっくり扉を閉めることを常に意識しましょう。
猫がいないからと扉を勢い良くバタンッと閉める最中に猫が猛ダッシュで部屋に入ってくることもあります。
勢い良く扉を閉める時に猫を挟んでしまうと、骨折をしてしまう危険があります。
我が家では基本扉は全部開けっ放しにしているのですが、たまに扉を閉めようとしたときに猫が入ってきたりするのでヒヤヒヤすることが多々あります。
猫を飼ったら家の中では常に足元を見て、扉はゆっくり閉めましょう!
お風呂
猫って水が嫌いなイメージがありますが、家の中で飼っていると結構お風呂場に遊びに行きます。
このときにお風呂にお湯が張ってあると、猫が誤って落ちてしまうことがあります。
冬場は特にお風呂のフタの上でぬくぬくしていることが多いですが、フタがズレて落ちてしまった時に猫はパニックになってそのまま溺れてしまうことがあります。
猫をお風呂場に入れる時は、人間も一緒に居る時だけにしましょう。
お湯が張ってある状態で猫だけでお風呂場に行かせるのは本当に危ないので、普段はお風呂場に入れないようにしておくと安心です。
家の中では首輪も危険
猫には首輪を付けるものだと思っている方は多いです。
実際に私も一時期猫に首輪を付けていましたが、首輪は家の中では必要ないと判断しました。
首輪にもメリットはありますが、個人的にはデメリットのほうが多く感じました。
飼い猫に首輪をつけようと思っている方は参考にしてみてくださいね。
スポンサードリンク家の中の危険を排除する
猫を飼う際は出来るだけ家の中にある危険を排除することが大切です。
特に子猫はかなり自由に動き回るのでちょっとしたものでも事故ににつながることがあります。
危険を回避するための最低限出来る対策を簡単に書いておきます。
- コード類はまとめてカバーをつける
- 食べ物やビニールを猫の届く場所に置かない
- 洗濯機に入れないようにフタを閉めておく
- 扉はゆっくり閉める
- 外(ベランダ)に出さない
- お風呂場にはいれない
特に猫を飼って個人的に1番気をつけなければいけないなと思ったのは、食べ物やビニール袋の出しっぱなしとコード類です。
猫って本当になんでも齧ったり食べたりします。
猫だけでお留守番させた日には猫が何を食べたかなんて全くわかりません。
ビニールやヒモなどは胃の中で絡まって詰まってしまうこともあるので、本当に危険です。
猫が食べてしまいそうなものや齧りそうなものは、猫の触れない場所に片付ける習慣をつけましょう。
すぐに行ける動物病院を見つけておく
家の中にも危険はたくさんありますし対策をすることで事故を防ぐ事もできますが、もし万が一家の中でケガや事故に合ってしまったらすぐに駆けつけられる動物病院を見つけておきましょう。
猫を飼うと決めたら、すぐに行ける動物病院を見つけておくと心強いです。
私の飼っていたミコちゃんも、行きつけの動物病院で診療時間外だったのにもかかわらずすぐに対応していただけました。
猫の動物病院の選び方…緊急時に対応してくれるかどうかが重要!
動物病院は1箇所にこだわる必要はありません。
猫のことを最優先で考えて、通いやすい動物病院を探しましょう!
猫を飼っているとどこでどんなケガや事故をするかわかりません。
いざという時のためにすぐに動くことが出来る準備をしておくことが大切です!
スポンサードリンクまとめ
家の中は安全に見えても意外とたくさんの危険が潜んでいます。
飼い主が対策や対処をするだけでも家の中の危険はある程度排除できるので、猫ちゃんの暮らしやすい環境を整えてあげましょう。
猫との生活に慣れるまでは結構時間がかかりますが、慣れてくるとなんてことはありません。
私の場合は猫を飼ったおかげで、マロちゃんがウールサッキングがあったのもあり猫を飼う前よりも家の中が綺麗になっています!
少しでも室内での危険をなくして、猫との楽しい生活を送りましょう。
家の中で猫を飼う際に参考になれば嬉しいです。