首輪をしていた頃のハムとマロ
私が飼っている猫、ハムとマロは小さい頃(1歳くらいまで)は首輪をしていましたが今は首輪をしていません。
最初は脱走したときのことを考えて首輪を付けっぱなしにしようと思っていたのですが、首輪を付けることで様々な事故のリスクが出てくるのでつけるのを止めました。
今回はハムとマロに首輪を付けなくなった理由と猫の首輪の必要性について書いておきたいと思います。
首輪を付けるかどうかで悩んでいる人は参考にしてみてください。
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も・く・じ♡
猫の首輪は絶対に付けるものだと思ってた
私は猫を飼い始めた頃は、猫に首輪は絶対に付けるものだと思っていました。
付けたほうが良いと思っていた理由は3つあります。
- 鈴の音でどこにいるかすぐに分かる
- 外へ脱走した場合、誰かが拾ってくれた際に首輪に連絡先が書いてあるので見つかりやすい
- 飼い猫だと一目で分かるので家に帰ってくる確率が高くなる
家の中だけで飼っているとどうしても外に脱走してしまう可能性を考えてしまうので必要だと思っていました。
なのでハムとマロは、ある程度大きくなってから(3,4ヶ月頃)は首輪を付けていました。
実際に猫に首輪を付けてみると、一番やんちゃな時期だったので鈴の音でどこに居るかすぐに分かるのですごく便利でした。
ですが、首輪を付けることで問題も出てきました。
猫の首輪の危険性
猫が首輪を付けることで起こる事故は、事前にネットなどで確認をしていたつもりでした。
その中で気をつけていたのは、成長に合わせて首輪のサイズを緩めてあげること、でした。
でも実際に猫に首輪を付けて見ると他にも色々な問題がありました。
首輪がたすき掛けになってしまう事故
まずハムちゃんがよくしていたのは、首輪を前足の片方だけ通してたすき掛けのようになっていました。
首輪を首ぴったりに付けてしまうと、苦しくなってしまうというのを聞いたことがあるので常に指1本か2本くらい入る余裕は作っていたのですが…気づくとハムちゃんはたすき掛けの状態になっていました。
完全家猫なのですぐに気がつくことができたのでケガをせずに済みましたが、気付かずに放置してしまうと脇の部分が首輪で擦れて、傷や炎症を起こしてしまうことがあります。
ネットで猫の首輪のたすき掛け事故について調べてみると、無理にたすき掛けの状態になって手術した猫ちゃんも居るというのを見かけました。
お出かけとかをしているときにたすき掛けになって身動きが取れない状態になって傷でも作ったら怖いので、このときにハムちゃんに首輪を着けることを止めました。
ちなみに、うちの猫は一定の圧力がかかったら外れるセーフティーの首輪にはしていたのですが、その時は外れていませんでした…。
首輪が口に引っかかり猿ぐつわ状態になる事故
次はマロちゃんです。マロちゃんもハムちゃんと違った首輪の問題がありました…。
マロちゃんは毛づくろいがすごく好きなので毎日たくさん毛づくろいをするのですが、気がついたら下の顎が首輪に引っかかって猿ぐつわ状態になっていました。
マロちゃんもセーフティーの首輪を付けていたのでその時は簡単に外れましたが、何回付けても下顎が引っかかるみたいで気が付くと首輪を自分で外していました。
これがもしセーフティーの首輪じゃなかったら、自分で首輪を外す事ができずに大暴れして口の中に傷がたくさん出来てたと思います。
でもセーフティーの首輪にしてしまうと勝手に自分で取ってしまうので、マロちゃんも首輪をつけるのを諦めました。
スポンサードリンク完全家猫なら首輪はいらない
猫にとって首輪はストレスになります。鈴がついていたら特にストレスが溜まりやすくなる、という話を聞いたことがあります。
外に遊びにいく猫ちゃんなら首輪は必要かもしれないですが、完全家猫なら首輪はストレスになってしまうしケガもしかねないので、現在ハムとマロに首輪は付けていません。
実際に首輪を付けていて怖いと思うことがたくさんありました。
そして猫にとって首輪ががストレスになってしまうのなら正直ないほうが良いです。
他にも、首輪を付けていたせいで首輪の鈴がケージに引っかかって首吊り状態になり窒息死するという事例もあります。
どうしても脱走の心配があるのなら、首輪よりもマイクロチップを動物病院で埋め込むことも出来るので動物病院で説明を聞いてみるのもアリだと思います。
首輪を付けるメリットもありますが、首輪を付けているからこその事故もたくさんあるので、首輪を付けている猫ちゃんは今一度安全かチェックしてみてください。
猫の首輪のメリット・デメリット
メリット
- 飼い猫だと一目で分かる
- 鈴がついていればどこにいるのかすぐに分かる
- ちょっとしたオシャレができる
デメリット
- 室内事故や外での事故が起こる可能性が高くなる(首輪を何かに引っ掛けたりとか…)
- 命に関わる事故が起こる可能性もある
- 猫にかなりのストレスが溜まる
こんな感じですね…。猫からしたら首輪のメリットはありません。
私はハムとマロの首輪の経験から、首輪を着けるよりも脱走しないように家の中を工夫したり、マイクチップを埋めたりする方が猫にとっても良いのではないかな、と思います。
今は家の猫は3匹になりましたが、変わらずに首輪はつけていません。脱出することもないのでマイクロチップも埋めていません。
圧力がかかると外れる安全首輪といってもやっぱり本当に外れるかも心配なので、特にメリットがない場合は首輪を無理につけるものではないですね。