寒い時期になってくると人間と同じように猫も防寒が必要になります。
その際に乾燥対策として加湿も重要になってきます。
今回は猫に加湿器が必要な理由とオススメの加湿器を紹介します。
猫に加湿器が必要かどうか、猫に加湿器を使ってもいいか悩んでいる方に参考になれば嬉しいです。
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も・く・じ♡
猫の寒さ対策
寒い冬の時期になると猫も防寒対策が必要になります。
基本的に人間と同じようにこたつや暖房、ヒーターなど様々な暖房機器を使うことが多いですがその際に乾燥対策も行っていかなければいけません。
猫の寒さ対策についてはこちらの記事をチェックしてみてください。
猫の寒さ対策と注意する事まとめ…乾燥するので加湿器をつけよう
暖房機器を使う際にはヤケドには十分に注意しましょう。
空気の乾燥で起こる症状
家の中が冷えるとどうしても暖房機器を使いますが、その際にどうしても空気が乾燥してしまいます。
空気が乾燥していると人間と同じように猫にも様々な症状が現れることがあります。
それらを一つずつ書いていきます。
肌が乾燥してフケがたくさん出る
空気が乾燥すると人間の肌が乾燥してカサカサになってしまうように、猫も肌が乾燥してフケが出やすくなってしまいます。
夏はクーラー、冬は暖房で乾燥しやすい状態になります。
乾燥してフケが出やすい状態だと肌が痒くなってしまい、必要以上に掻いて皮膚が傷ついてしまうことがあります。
あまりにひどい状態になると病院に通うことになってしまうので、そうなる前に乾燥対策をしっかりしていかなければいけません。
フケについての細かい記事はこちらにまとめてあるので良かったらどうぞ。
猫のフケの原因と対策まとめ…日頃からのブラッシングが大切
猫喘息などが起こる可能性がある
我が家のハムちゃんは冬の寒い時期になると猫喘息を発症します。
気管が弱かったりアレルギーがあると、季節の変わり目や乾燥などで猫喘息を引き起こしてしまうことがあります。
猫喘息は治療が難しく、なるべく発作を起こさないように対策をしていくしかありません。
人間も乾燥で喉や気管がやられるのと同じで、猫も乾燥や冷たい空気に弱い子がいます。
対策をしないと悪化していってしまうので、普段から加湿をしておく必要があります。
咳喘息の症状の動画はこちらにまとめてあります。
猫喘息の症状や治療法まとめ…咳をしていたら病院へ!
猫風邪に感染する可能性が高くなる
空気が乾燥している時期になると人間がインフルエンザにかかりやすくなるのと同じで、猫も乾燥しているとウイルスをもらいやすい状態になってしまいます。
完全に家の中で飼っている猫ちゃんも、飼い主が外から猫風邪のウイルスを持ってきてしまうことがあります。
加湿器で保湿をしていればある程度ウイルスが感染するのを防ぐことができますが、空気が乾燥しているとウイルスも舞ってしまうのでとても危険です。
猫風邪は一回感染ってしまうと完治するのが難しい病気です。
猫風邪などのウイルスに感染しないためにも乾燥する時期は加湿をすることが大切です。
スポンサードリンク猫飼いにオススメの加湿器
猫を飼っているとどんな加湿器が良いか悩んでしまいますよね。
今では加湿器でも様々な種類のものが売っているので、実際に我が家で使っている加湿器とオススメの種類を紹介します。
加湿器でも使ってはいけないタイプのものもあるので、それについても書いていきます。
加湿空気清浄機
猫を飼っている家に1番オススメの加湿器は「加湿空気清浄機」です。
人間も猫アレルギーの心配がありますが、猫もハウスダストなどの様々なアレルギーにかかることもあります。
猫を飼っていると臭いやアレルギーが心配になったりするので、空気清浄機は人間にとっても猫にとっても必須です。
そこに加湿器も付いていると一つで2つの活躍をしてくれるので、非常に便利です。
実際に我が家で使っているものはこちらです。
→空気清浄機をハウスダストアレルギーと喘息持ちが使ってみた感想
フィルターや本体の掃除が大変ですが、加湿自体も目に見えるようなスチームが出るわけではないので猫も怖がったり気になったりしません。
加湿をする際に熱い空気が出て来るわけでもないので、もし触ったとしてもヤケドの心配もありません。
加湿空気清浄機は猫を飼っている家にピッタリです。
我が家では毎日空気清浄機はフル稼働していて、冬になって暖房機器を使うようになったら加湿器も付けるようにしています。
ハイブリット式か超音波ミスト式を選ぶ
上記で紹介した加湿空気清浄機は蒸気が見えない気化されるタイプのハイブリット式です。
猫は加湿器に興味津々で寄ってくるので、加熱されるタイプを選んでしまうとヤケドする危険があります。
なので加湿器を選ぶ際には熱い蒸気がでない「ハイブリット式」か、蒸気が熱くない「超音波ミスト式」を選びましょう。
ミスト式でも熱くならないものかどうかを必ず確認してください。
超音波ミスト式はこういうものですね。
ミストが出るタイプになると猫が興味津々で遊び始めるかもしれないので、倒れにくい形のものを選ぶと安心です。
アロマは使っちゃダメ!
猫は匂いに敏感です。
今は加湿器でもアロマ式のものがたくさん出ていますが、猫がいる場所では絶対に使用しないでください。
アロマを使うと中毒症状が起きて、最悪死に至る場合があります。
猫に害のあるアロマや匂いはたくさんあるので、猫を飼う以上は匂いのするものは使わないようにしましょう。
芳香剤やアロマの危険性についてはこちらをチェックしてみてください。
猫が生活する場での芳香剤はストレスになり危険…消臭剤を使おう
まとめ
猫も人間と一緒で乾燥に弱い体質の子もたくさんいます。
人間と同じように猫も肌や喉など乾燥するので加湿器は使いましょう。
加湿器を使うことで肌の乾燥を防ぐとともに、猫風邪などのウイルスも体に入りにい環境を作ることができます。
ただ、アロマなどの香りが出るものを使うと猫が中毒症状を起こす可能性があるので普通の加湿器を使ってください。
冬の時期は室温23度前後、湿度50%前後を保つようにしましょう。
猫は体が小さいので、気温や湿度が大きく変わってしまうと体調を崩してしまうことがあります。
人間も猫も寒い時期の乾燥は体調を崩す原因となってしまうため、加湿器を上手く使って冬を乗り切りましょう。