猫のフケの原因と対策まとめ…日頃からのブラッシングが大切

ブラッシング

猫にもフケが出るのをご存知でしょうか。

人間と同じように猫もフケが出ます。猫は全身に毛が生えているので、フケが出ると全身についてしまいます。

実際うちの猫ハムちゃんも、一時期フケが目立つ時期がありましてビックリした記憶があります。見た目的にもあまり良いものとは言えません。

今回は、猫ちゃんに出るフケの原因と対策方法を書いておきたいと思います。

フケが出る原因は意外とたくさんあるので、猫を飼っている方は知っておいてください。

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猫のフケの原因

猫は全身に毛が生えているのでフケがひどくなると、全身に白い粉のようなものが付きます。それがフケです。

パット見では虫がついたのではないかとギョッとする人も多いと思います。私も最初見た時はかなり焦りました…。

基本的にフケは古い皮膚が剥がれ落ちたものなので、少量であればそこまで気にしなくても大丈夫ですが、あまりにもフケの量が多かったり身体を異常に掻いたり舐めたりしている場合には病気や感染症の可能性もあります。

次にフケが出る原因を一つずつ説明していきたいと思います。

新陳代謝や体質

人間と同じで猫にも体質でフケが出やすい子がいます。

私が3匹猫を飼っていますが、その中のハムちゃんだけはよくフケがついているのを見ます。

身体の色がグレーなので、フケが目立つというのもあるとは思いますが他の猫と比べると少し多いかなと感じます。

フケが特に多くなるのは季節の変わり目と言われています。ですが体質でフケが多くても放置するのはあまりよくありません。

乾燥

猫も肌が乾燥しているとフケが出やすくなります。乾燥しやすくなる時期は主に冬と夏です。

冬は空気自体が乾燥してしまうため、人間が乾燥肌に悩むのと同じように猫も皮膚が乾燥してしまいフケが出やすい状態になってしまいます。

そして夏の暑い時期はクーラーを付けることが多くなります。

クーラーも乾燥の原因となってしまうため、夏の時期もフケが増えてしまうのです。

ノミやダニなどの感染症

フケが出てしまう原因に、ノミやダニ、カビなどの感染症の可能性もあります。

ノミやダニなどが原因の場合、フケ以外にも以下の様な症状が現れます。

  • 大量のフケ
  • 身体を異常に痒がる
  • 異常なグルーミング(毛づくろい)
  • 毛が大量に抜ける
  • 皮膚が炎症を起こす

これらの症状が見られる場合には早めに動物病院へ行くことをオススメします。

猫は自分で行動を抑えることが出来ないので「痒い」と思ったら掻き続けてしまうので、傷が出来てしまう可能性があります。

放置してしまうと皮膚病にかかってしまうので、おかしいと感じたら病院へ連れて行くのが一番です。

アレルギー

人間と一緒で猫にもアレルギーがあります。

猫でも花粉症やハウスダストアレルギーを持つ子はいるので、皮膚が荒れている場合は早めに病院へ連れて行きましょう。

アレルギーの場合、猫も人間と同じような症状が出るので、鼻水が出ていたり顔や身体を痒がっていたりしたら疑ったほうがいいかもしれません。

アレルギーになると、病院でアレルゲンの特定や抗アレルギー薬などの投与が必要になります。

フケの対策

猫のフケを少しでも抑えるための対策を紹介します。

皮膚に炎症が起きていたり抜け毛がある場合は早めに病院へ行きましょう。

今回は病気でない場合のフケ対策を書きます。

ブラッシングをする

ブラッシングは抜け毛を取るだけではなく、血行を良くするマッサージ効果があります。

フケに直接効くものではありませんが、ブラッシングをして血行を良くすることで皮膚の健康に繋がるので、ブラッシングは重要です。

ただし、ブラシを押し付けたり強くやり過ぎてしまうと逆に皮膚が傷ついてしまう可能性があるので注意が必要です。

ブラッシングをするときは、猫がリラックスしているときに優しくやってあげましょう。

加湿器を置く

冬の時期や夏のエアコンを付ける時期などの乾燥する季節には、加湿器を付けることで猫のフケが良くなることがあります。

実際これはうちの猫が良くなったので、乾燥が原因でフケが増えている場合には加湿器を置いてみましょう。

猫は水がニガテなイメージがあるので、加湿器も微妙なんじゃないの?と思うかもしれませんが、全然大丈夫です!

むしろ水蒸気がモヤモヤ出てくるので、捕まえようとして遊びます(笑)

わざわざ水蒸気の下に行って浴びる猫もいます(笑)

加湿器は結構効果的なので、乾燥の時期にフケが多くなった場合にはぜひ試してみてください。

フケ用シャンプーを使う

フケで身体が汚くなってしまっている場合には、シャンプーをしてフケを綺麗に洗い流してあげましょう。

今は猫のフケ用シャンプーがあります。低刺激のものを選んで、しっかりとすすぎましょう。

シャンプーで大切なのは、洗った後の「すすぎ」と「乾燥」です。

すすぎと乾燥がしっかりと出来ていないと、肌にシャンプーが残ってしまい皮膚が荒れてしまったり、乾燥肌になってフケが出る原因にもなってしまうので注意しましょう。

シャンプーで必ずフケがなくなるとも言い切れないですし、シャンプーが原因でフケを増やしてしまう可能性もあります。

猫用シャンプーにも色々な種類が販売しているので、どのシャンプーが良いかわからないときは動物病院の獣医さんに相談してみましょう。

ストレス解消をする

猫はストレスが溜まっていてもフケが増えたりすることがあります。

日頃から遊ぶ時間を作り、遊んであげることで猫にとって運動不足解消にも繋がりますしストレス解消にもなります。

人間も猫もストレスを溜めるのは身体に良くないので、ストレス解消出来る時間を作ってあげることが大切です。

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フケが異常だと感じたら病院へ

猫は健康でもフケが出るものなので、フケが出たからと言ってそんな焦る必要はありませんが、あまりにもフケの量が多かったり異常だと感じる場合には早めに病院へ行きましょう。

皮膚病にかかってしまうと治療に時間と費用がかかってきます。

シャンプーをするのにも肌が敏感な猫ちゃんだと、合わないシャンプーなども出てくるので動物病院でまず相談するのが一番じゃないかなと思います。

ちなみにうちの猫は、フケが気になりだしてからシャンプーをして加湿器を付けるようになってから良くなりました。肌が乾燥してたんだと思います。

猫は自分で異常を訴えることが出来ないので、毎日観察することが大切です。

ちょっとした異常でも早期発見出来るように普段からのコミュニケーションを忘れないようにしたいですね。

少しでも参考になれば嬉しいです。