猫の毛並みが悪いと感じたことはありますか?
猫の毛並みが悪いときには何かしらの原因があります。早めに原因を突き止めて対処することが大切です。
今回は、猫の毛並み・毛艶が悪くなった際の原因や改善策を書いていきます。
猫の毛並みは健康状態をあらわすサインでもあります。
愛猫の毛並みや毛艶が悪くなったと感じる方は参考にしてみてください。
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も・く・じ♡
猫の毛並みが悪くなる原因
猫ちゃんは基本的には自分で毛づくろいをするので、毛並みは綺麗に整っていることが多いです。
ですが、明らかにボサボサになっていたり割れ目が出来ていたりなどの毛並みが悪くなっている場合には、何かしら原因があるので探してみましょう。
考えられる原因を上げていきます。
毛づくろいが出来ていない
猫は毛づくろいを習慣にしているので、自分で毛づくろいをしている場合には毛並みは非常に綺麗な状態です。
ですが、何らかの原因で毛づくろいが出来ていない場合にはあっという間に毛がボサボサになってしまいます。
毛づくろいが出来ない原因の一つに「口内炎」があります。
猫の口内炎の症状や治療法まとめ…再発しやすく完治が難しい病気
食欲もなく、毛がボサボサの場合は口内炎の可能性が高いので早めに動物病院へ連れていきましょう。
必要な栄養が足りていない
毛がボサボサだけど元気はある…という場合には食事内容を見直す必要があります。
食べているもので毛並みはびっくりするほど変わります。
安いキャットフードなどを与えていると、猫に必要な栄養素が十分に入っていない可能性ががあり毛並みが悪くなる原因にもなります。
私の飼っているハムちゃんも、以前市販のキャットフードを食べているときは毛割れを起こして毛並みが悪い時期がありました。
日頃の食事で体調が変わるように、毛並みも日頃の食事内容で変わってきます。
体調管理をするという意味でも毎日食べるキャットフードの栄養素はしっかりチェックする必要があります。
乾燥している
猫の毛がボサボサになっている、またはパサパサになっている、と感じる場合は肌が乾燥しているかもしれません。
毛がパサパサになっていると、フケも多くなります。
猫のフケの原因と対策まとめ…日頃からのブラッシングが大切
私の猫がフケが多く一時期悩んでいました。特に冬は注意が必要ですね。
乾燥は水分不足からもくるので普段からいつでも水分補給できる状態になっているか、今一度チェックしてみてください。
老化
若い猫ちゃんの毛並みが悪い場合は病気や乾燥などが疑われますが、高齢猫の場合老化が原因となっていることがほとんどです。
どうしても高齢になってくると、栄養の吸収が悪くなったり毛のツヤも減ってきてしまいます。
その結果、毛がボサボサになったり毛割れが起きたりします。
少しでも毛並みを良くしたい場合には、キャットフードを見直してしっかりと栄養が摂れるように工夫をしてあげましょう。
内臓疾患
猫の毛は健康を表すと言いますが、内臓疾患にかかっている猫ちゃんも毛並みが悪くなります。
毛並みが悪く、食欲や元気もない場合は急激に悪化する可能性があります。
内臓疾患の場合、最悪の場合死に至ることもあるので少しでもおかしいなと感じたらすぐに動物病院へ行きましょう。
猫の毛並みを良くする方法
猫の毛並みを少しでも良くする方法を書いていきます。
病気の場合は動物病院へ連れて行くのが一番ですが、食事や乾燥が原因の場合には飼い主に出来る改善策はあります!
ぜひお試しをしてみてください。
ブラッシングをする
ブラッシングは猫ちゃんによって好き嫌いが激しいので、あまり嫌がるようなら止めたほうがいいですが基本的にはブラッシングは毎日1回はしてあげましょう。
ブラッシングをすることにより、抜け毛対策にもなり皮膚へのマッサージ効果もあります。
ブラッシングによるマッサージ効果で血行促進になり、毛に栄養が行き渡りやすくなるので徐々に毛並みも良くなっていきます。
病気が原因ではない場合、ブラッシングをするだけで毛艶がかなり良くなりますよ。
食事を見直す
今与えているエサを見直してみて下さい。
もし安いキャットフードを与えている場合、必要な栄養素がしっかりと摂れていない可能性があります。
猫の毛並みに影響する栄養素は以下の通りです。
- 良質なタンパク質
- ビタミンA
- EPA、DHA(オメガ3脂肪酸)
- γリノレン酸(オメガ6脂肪酸)
これらがバランス良く含まれているキャットフードが必要です。
猫の毛並みがしっとりするには、良質な油分が必要になります。
上記してあるEPA、DHAやγリノレン酸などがこの「油分」です。
これらが足りないと、乾燥してボサボサになったり、フケが出てしまったりなどの原因となってしまいます。
プレミアムキャットフードには、猫に必要な栄養がバランス良く配合されています。
プレミアムキャットフードを与えたことが無い方は猫ちゃんの食事を見直してみて、毛並みを良くするために必要な栄養素が入ったものを選んでみてくださいね。
スポンサードリンク猫の健康診断には定期的に行こう
猫は基本的に体調が悪いときは人間に訴える事ができません。
多少痛くても猫は何もないような顔をして過ごす事が多いので、病気が体調に現れるときには手遅れになってしまうことが結構あります。
猫は病気が見つけにくいので、定期的な健康診断は重要です。年1の予防接種のときに一緒に定期検診をしてもらいましょう。
猫の毛が急にボサボサになったり食欲がなかったり、いつもと違うと気づいたときは早めに動物病院へ行くことをオススメします。
少しでも毛並みを良くしたい場合には、フードを変えたりブラッシングを毎日するなどの対策をしてみましょう!
猫の毛並みは健康のサインと言われているくらいなので、少しでも早く病気などを発見出来るように普段からスキンシップは欠かさないようにしたいですね。
猫の毛並みに関して、少しでも参考になれば嬉しいです。