猫を寝室に入れるメリット・デメリット…別にすることでアレルギー対策にもなります

寝室と猫

猫を飼ったときに悩むのが「寝室への出入りを自由にするのかどうか」です。

寝室で猫ちゃんと一緒に眠るのは猫を飼う時の夢、という人も多いですが、猫ちゃんと寝室で一緒に眠ることでのデメリットも意外とたくさんあります。

今回は猫ちゃんを寝室に入れるメリット・デメリットを書いていきます。

初めて猫ちゃんを飼う際の参考になれば嬉しいです。

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猫と寝室は別にするべきかどうか

結論から書くと別にしたほうが良いです。

とは言いつつ我が家では寝室を出入り自由にして、猫ちゃんも一緒に眠れる環境にしています。

ただ個人的には猫を寝室に入れるようにしたのは失敗だったかな、と感じています。

寝室に入れるかどうかは、猫が家の中を自由に行動できるようにした時点で徹底して行う必要があります。

なのである程度猫ちゃんが成長して寝室に自由に出入り出来る状態から、寝室に入れないようにしつけをするのは非常に難しいですし、急に寝室に入っちゃダメ!となると猫ちゃんも可哀想です。

寝室に猫ちゃんを入れないようにする場合は飼った直後からしつけとして徹底として寝室に入れないようにしましょう。

猫を寝室に入れることでのメリット・デメリットとその理由を書いていきます。

猫を寝室に入れるメリット

寝室に猫ちゃんを入れることでのメリットです。

  • 一緒に眠れる
  • 暖かい
  • 甘えん坊になる
  • 朝起こしに来る

猫を寝室に入れる最大のメリットはやっぱりずっと一緒に過ごす事が出来るので甘えん坊な猫ちゃんになりやすいというところですね。

寝室に自由に出入り出来る猫ちゃんは、朝起こしに来たり寝ているときに体の上を歩いていったりします。

睡眠を妨害されたくない人にとっては最悪な環境になりますが、猫にたくさん構ってもらいたい人にとっては天国です!

ただ眠る時までもずっと一緒に過ごしていると分離不安症になる可能性も高くなってしまいます。

分離不安症は室内で飼っている猫ちゃんになりやすい病気なので目を通してみて下さい。

では次にデメリットを書いていきます。

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猫を寝室に入れることでのデメリット

猫を寝室に入れることでのデメリットです。

  • 夜行性なので夜中に走り回る
  • ベッドが毛まみれになる
  • 睡眠を邪魔される
  • 猫がベッドの上で吐く可能性がある
  • 猫アレルギーになってしまう可能性もある

デメリットは現実的なものが非常に多いです。

1番はやはり睡眠を邪魔されることですね…。

デメリットについてもう少し細かく書いていきます。

睡眠を妨害される

猫はよく眠るイメージがあると思うのですが、夜中はビックリするくらい暴れまわります。

一匹でも走り回って暴れますが多頭飼いをしているとさらにうるささ倍増です。

実際に私は猫の暴れまわる音で夜中に起きることもあるくらいです。

静かな状態でしか眠れない方は猫を寝室に入れることで眠れず、安眠できないせいで常に疲れが溜まった状態になってしまうこともあるので注意が必要です。

猫アレルギーになる可能性が高くなる

そして猫は非常に抜け毛が多い動物です。

寝室に入れるようにすることでベッドが抜け毛だらけになりますし、猫は嘔吐も多いのでベッドを汚されてしまう可能性が出てきます。

そうなるとアレルギー体質の方も猫と一緒に眠ることをオススメしません。

猫と一緒に寝ることでフケや毛を吸い込んでしまいアレルゲンが蓄積して猫アレルギーが発症する可能性が高くなってしまいます。

猫アレルギーになってしまって重症化してしまうと猫を手放さなくてはいけなくなってしまうので、アレルギーの心配がある場合は寝室を別にしましょう。

猫アレルギーの詳細は別記事にもまとめてあります。

掃除が大変

床掃除ならルンバなどを使って時短をすることが可能ですが、寝室のベッドになると抜け毛の排除がまず大変です。

週一で掃除機でベッドの掃除をしてもかなりのホコリが取れます。

別サイトで画像を確認できます→ベッドに週一で掃除機かけてみたら凄い量のホコリが取れたって話…定期的にやる事をオススメします

上記のサイトで詳細を書いていますが、猫と一緒に眠ることでかなりのホコリがベッドから出てきます。

その中には猫の毛もたくさん含まれています。

猫を寝室にいれるということは掃除をする回数や場所が増えるということになります。

猫は頻繁に嘔吐をする動物なのでベッドの上で吐いてしまうこともあるため、掃除が増える覚悟はしておいたほうが良いですね。

猫を寝室に入れないようにするには?

甘えん坊な猫ちゃんだとどうしても一緒に寝たがったり後を付いてきたりする子が多いです。

それでも寝室を別にすることは可能なのでその方法を書いていきます。

猫と寝室を分けたいと考えている方に参考になれば嬉しいです。

最初から猫を寝室に入れない

寝室に入れないと決めたら飼いはじめのときから寝室への出入り禁止にする必要があります。

自由に出入り出来る状態から出入り禁止にしてしまうと猫ちゃんもストレスが溜まってしまうので、出入り禁止にするなら最初からしましょう!

寝室は入れない場所と猫ちゃんに教えることで猫ちゃんも好きな場所で勝手に寝てくれます。

我が家も今でこそデメリットが多いことを感じて出入り禁止にすれば良かったとは思いますが、今更なので一緒に眠ったりしてくれるのを楽しんでいます。

ケージ飼いにする

我が家ではマロちゃんがウールサッキングがあったため、成猫になるまではケージ飼いをしていました。

ケージ飼いとは言っても猫をケージ内に入れるのは「就寝時」「しつけ」「お留守番時」のみです。

眠る時にケージに入ってもらって眠るときは完全に別の環境を作ります。

こちらも小さい頃から習慣として覚えさせることでストレスになりづらくなります。

ケージ飼いの体験談についてはこちらをチェックしてみてください。

別の部屋に猫の居場所を作る

寝室に入れなくする代わりにリビングなどに猫にとっての居心地の良い場所を作ってあげましょう。

猫ベッドなどを充実させてあげると、常にその場所で眠ってくれるようになります。

我が家にはリビングに猫ベッドを置いているので、昼間はいつもそこで眠っています。

猫ちゃんの居心地のいい空間を作ってあげることで猫ちゃんが飼い主の寝室にこだわることもなくなります。

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まとめ

猫ちゃんを寝室に入れることは現実的なデメリットが非常に多いです。

一緒に眠るのももちろん幸せですが、猫アレルギーになってしまう可能性や睡眠が妨害されることを考えると眠る場所は別室にしたほうが安心です。

寝室に猫を入れることでのメリット・デメリットを書きましたが、考え方はそれぞれあるので参考になればうれしいです。

我が家には猫が2匹いて毎日夜中に走り回って大運動会をしていますが、特に気にすることもなく旦那も娘も私も爆睡しています(笑)

寝室の中も人間が走り回っているんじゃないかってくらいの音で走り回るのでかなりうるさいですが、眠るときの周囲の音はそんなに気にならないので我が家では特に問題になっていません。

周囲の音が気になってしまう方や安眠したい方は猫を寝室に入れないようにすることを強くオススメします…!