猫アレルギーでも猫を飼える?…症状が悪化しないために掃除を徹底しよう

猫

猫アレルギーでも猫を飼いたい!と思う方は意外とたくさんいます。

ですがアレルギーは治るものではなくアレルゲンが多ければ多いほど悪化していくものなので、アレルギーを持っている方が猫を飼う場合は体調に注意して上手く付き合っていく必要があります。

この記事ではアレルギーが出づらく飼いやすい猫種やアレルギー対策として出来ること、注意することを書いていきます。

猫アレルギーだけど猫を飼おうか迷っている方は参考にしてみて下さい。

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猫アレルギーでも猫を飼っても良い?

猫アレルギーの方が猫を飼うことは正直オススメはしません。

私の家族はアレルギー体質でハウスダストや花粉の症状で常に悩まされていますが、アレルギー症状はアレルゲンが近くにあるとどんどん悪化していきます。

特に子供や赤ちゃんのうちに猫アレルギーになってしまって症状が出ている場合は、アレルギー症状を抑えるためにも飼い始めた猫を一旦手放さなくてはいけなくなってしまいます。

実際私も犬を飼っていたとき、子供(赤ちゃんのとき)に犬アレルギーが出てしまい1年位知人に犬を預かってもらっていたことがあります。

その1年の間に子供の犬アレルギーがなくなったのでまた飼い始めましたが、その後のアレルギー対策は徹底していました。

猫アレルギーの方が猫を飼う場合はアレルギーが出にくい猫種を選んだり、アレルゲンとなる猫の毛やフケを排除するためにとにかく掃除を徹底して行う必要があります。

猫を預けられる相手を見つけておく

猫アレルギーを持つ方が家族にいる場合は猫を飼ってからどんな状況になるかわからないため、万が一のことを考えてまず初めに「猫が飼えなくなった際に面倒を見てくれる人」を探しておく必要があります。

猫を飼った後に、猫アレルギーが悪化してどうしても飼えなくなってしまった際に面倒を見てくれる人がいないと大変です。

無責任に動物愛護センターなどに持ち込むと殺処分の可能性が高いので、別で猫を飼える方を探しておくことが猫のためにもなります。

猫アレルギー持ちが猫を飼う際の注意

猫アレルギーを持つ方がどうしても猫を飼いたい場合は注意することが多々あります。

アレルギーを悪化させないためにも普段から対策をしていかなければいけません。

中々難しいかもしれないですが徹底して行うことで、ある程度アレルギー症状を緩和させることが出来ます。

一つずつ詳しく書いて行きますね。

毛が短く抜け毛の少ない猫を選ぶ

猫を飼う際に気をつけることはまず毛が短い猫を選ぶことです。

長毛や抜け毛の多い猫ちゃんを飼うと、アレルゲンをその辺に撒き散らしてしまうことになるのでなるべく抜け毛の少ない猫ちゃんを選びましょう。

抜け毛の少ない代表的な猫ちゃんは以下の4種です。

  • ロシアンブルー
  • ベンガル
  • オリエンタルショートヘアー
  • デボンレックス

我が家では2匹の猫を飼っており一匹がロシアンブルーなのですが、もう一匹と比べると毛が細く抜け毛も少ないです。

ロシアンブルーの性格や特徴はこちらの記事をチェックしてみてください。

毎日家の掃除をする

猫は抜け毛が毎日たっぷり出るので、とにかくしっかり毎日家の掃除をしてください。

猫のアレルギーは毛やフケで症状が出るので、アレルギー症状を悪化させないためにも徹底して掃除をすることが大切です。

上記した通り私の家族はアレルギー体質でいつ猫アレルギーが出てもおかしくない状態なので、なるべくアレルギーを発症しないために家で使っているものを紹介します。

まずは空気清浄機です。

こちらのものを使っています→空気清浄機をハウスダストアレルギーと喘息持ちが使ってみた感想

この空気清浄機を各部屋に置いてあります。我が家は一部屋一台です。

空気清浄機は空気中に舞ってる毛やフケを吸い取ってくれるので、それだけでもアレルギー症状を抑えてくれます。

そして次はこちら。

ルンバとブラーバです。

毎日掃除するのは大変ですがロボット掃除機に任せてしまえば非常に楽ですし自分で掃除するよりも丁寧にやってくれます(笑)

後は身近なもので服などについた猫の毛やフケをとるための粘着テープも便利です。

よく見るコロコロ転がすタイプの粘着テープは猫を飼っていると必須になります!

猫を飼う際は毛やフケをなるべく排除するためにも掃除関係は充実させましょう。

猫のブラッシングをこまめにする

猫にこまめにブラッシングをすることで抜け毛がある程度回収出来ます。

ブラッシングをあまりしないと床や空気中に毛やフケなどが舞ってしまいますが、ブラッシングを行うことである程度防ぐ事ができます。

猫の血行促進効果もありますし、ブラッシングは抜け毛を飛び散らせないためにも重要です。

定期的にお風呂に入れる

猫ちゃんはお風呂が苦手なイメージがありますが、小さい頃から定期的にお風呂に入れていると案外そこまで嫌がりません。

猫ちゃんにとっては少し可哀想かもしれませんが、月に1回くらいの頻度でお風呂に入れることである程度抜け毛やフケなどを落とす事ができます。

猫をお風呂にいれる際もアレルギー症状が悪化しないように、マスクなどを付けて対策をしっかり行ってください。

寝室に猫をいれない

猫好きだとどうしても猫と一緒に寝たいところですが、布団やベッドはフケや毛が付着してしまいます。

付着してしまうと取るのも大変ですし、寝ている間にアレルギー症状が出てしまうと大変です。

少しでもアレルギー症状を悪化させないためにも眠る場所は猫と人間は別々にしましょう。

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猫アレルギーがどのレベルか知ることが大切

猫アレルギーでも、目が痒くなる程度の軽い症状から発作がでるような重い症状まであります。

自分がどのレベルの猫アレルギーなのか、猫を飼う前に病院に行って検査をしてもらいましょう。

猫を飼ってから「やっぱ飼えない!」となる前にアレルギーの数値を把握しておくことは非常に大切です。

猫を飼うと毎日一緒に過ごすことになるので、発作などが出てしまったら飼うことができません。

一度猫カフェなどに行ってみて、どのくらいのアレルギー反応が出るのか試してみましょう。

あまりにも症状がひどい場合は無理に猫を飼わないほうが良いです。

まとめ

アレルギーはアレルゲンがある限り症状が緩和していくことはありません。

なので猫アレルギーを持った人が猫を飼うには、事前に猫のアレルギー検査をしたり家の中での対策が重要になってきます。

症状も人によってそれぞれなので、ぜんそくや発作が出るほどひどい症状の場合は危険なので猫は飼わないほうが安心です。

猫アレルギーの方が猫を飼うことは出来ますが簡単なことではありません。

猫アレルギーが家族にいる場合に猫を飼う場合は無理をしない程度に距離感を作って上手く付き合っていきましょう。