全年齢対応キャットフードのメリット・デメリット…多頭飼いは管理が楽

ハム

キャットフードには年齢別のものと全年齢対応のものがあります。

今回は全年齢対応キャットフードのメリット・デメリットを書いていきます。

猫をこれから飼おうと思っている方や、どのキャットフードを与えれば良いのか悩んでいる方は、全年齢対応のメリット・デメリットを把握しておきましょう

年齢別のキャットフードのほうが細かく分類されているから良いのでは?と思っている方も目を通してみて下さいね。

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全年齢対応キャットフードとは

全年齢対応キャットフードは、ドライフードが食べられるようになった子猫~シニア猫まで全ての猫が食べられるキャットフードです。

年齢によってキャットフードを変える必要がないため、ずっと安定して同じフードを食べさせることができるのが大きな特徴です。

全年齢対応キャットフードのメリット

全年齢対応キャットフードのメリットを紹介していきます。

全年齢対応のキャットフードに不安がある方はメリットを知ることでキャットフードの幅が広がると思います。

年齢によってキャットフードを変えなくても良い

1番のメリットはキャットフードの切り替えの必要がないことですね。

年齢別のキャットフードになると嫌でも年齢毎に新しいキャットフードに切り替えていかなければいけないので、気に入ってくれなかったりした場合には結構苦労します。

その点、全年齢対応キャットフードは気に入るものを見つけていればずっと使い続けることができるためキャットフードを変更する心配がありません。

調整するのは年齢別でのキャットフードの量だけなので、飼い主としても楽になります。

キャットフードの切り替えに自信が無い方や好き嫌いが激しい猫ちゃんにはピッタリです。

多頭飼いをしてると楽

年齢が様々な猫を多頭飼いしている場合、全年齢対応キャットフードで統一すると非常に楽です。

年齢別の場合、数種類のキャットフードを常に管理しなければいけませんが全年齢対応になるとみんな同じキャットフードを与えることができるので取り合いになってしまう心配もありません。

実際に我が家ではミコちゃんを引き取った際に年齢別のキャットフードをそれぞれ与えていたのですが、ミコ→生後5ヶ月、ハムとマロ→2歳という状況でした。

子猫用のキャットフードのほうが味が濃いのか、ミコちゃん(子猫)用のキャットフードをハムとマロが食べて、ミコちゃんが成猫用のキャットフードを食べていることが多々ありました(笑)

猫の食事風景をずっと観察するわけにもいかないので、こうなってしまうと全年齢対応のほうが安心ですし楽です。

質が良い

全年齢対応キャットフードは年齢別にキャットフードに比べると高品質なものが多いです。

猫には穀物など不要なのですが、全年齢対応のものは穀物が少ない、又は入っていないことが多いです。

もちろん市販の格安のキャットフードの全年齢対応キャットフードは、全体的に質が悪いため全年齢対応のものでもオススメは出来ません。

全年齢対応キャットフードはプレミアムキャットフードを選びましょう。

実際に私が使った全年齢対応プレミアムキャットフードを紹介しています。チェックしてみてください。

今では全年齢対応プレミアムキャットフードでも色々な味のものがあります。

猫ちゃんが気に入るキャットフードを見つけてあげたいですね。

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全年齢対応キャットフードのデメリット

全年齢対応キャットフードを使うデメリットを書いていきます。

メリットだけを知っておくとデメリットに気がついた時に困ってしまうので、デメリットも把握しておきましょう。

値段が高め

年齢別のキャットフードや、普通のプレミアムキャットフードと比べると全年齢対応キャットフードは少し値段が高いです。

全年齢対応プレミアムキャットフードは素材や質が良いので値段がその分高くなってしまうのは仕方ないことなのですが、ずっと同じキャットフードで続けようと思うと無理のない出費で抑えたいところですね。

続けて同じキャットフードを使う場合は、定期購入などで安くなる場合があるので少しでも安くなる方法を利用していきましょう。

療養食への切り替えが大変

子猫からずっと同じキャットフードを食べさせていると同じものしか食べなくなってしまう可能性があります。

肥満、腎臓疾患、尿路疾患などにかかってしまった場合に、キャットフードを療養食に切り替えていかなければいけません。

その際にずっと同じキャットフードを食べてきた猫ちゃんだと切り替えがスムーズにいかないことがあります。

その場合は獣医さんに相談して対応をしてもらいましょう。

全年齢対応キャットフードに切り替える方法

年齢別のキャットフードから全年齢対応キャットフードに切り替える場合、すぐに全部を変えるのではなく徐々に新しいフードに切り替えていきましょう。

キャットフードを切り替える場合は「ゆっくり」行っていくのが基本です。

猫は慣れないものをいきなり大量に食べるとお腹を壊して下痢や嘔吐を引き起こしてしまう危険があるため、無理をせずにゆっくり切り替えていくことが大切になります。

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まとめ

全年齢対応キャットフードのメリット・デメリットを紹介しました。

全年齢対応キャットフードは次の項目に当てはまる方にオススメです。

  • キャットフードの切り替えに不安がある
  • 多頭飼いをしている
  • 質の良いキャットフードを選びたい

全年齢対応キャットフードの中でも質の良いものを選ぶことが猫ちゃんの健康にも繋がっていきます。

年齢別キャットフードについても知っておきたい場合はこちらの記事もチェックしてみてください。

ドライフードの種類やメリットとデメリットを知って、飼い主と猫に合った最善のキャットフードを見つけましょう!