猫の夜鳴きの原因と対処まとめ…基本は構わず放置しましょう

マロ

猫も夜鳴きをすることをご存知でしょうか。

環境に慣れていない子猫や、成猫でもいきなり環境が変わってしまった場合に夜鳴きをすることがあります。

夜鳴きって本当に大声で鳴いてうるさいので、猫が静かになるまで構っていたりしませんか?

今回は、猫の夜鳴きの原因や対処法を紹介します!

我が家の猫マロちゃんも、引っ越しをしてから夜鳴きをするようになっていました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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猫が夜鳴きをする原因

猫が夜鳴きをするのには理由があります。

その理由の中には人間が解決できるものもあるので、夜鳴きをしている猫ちゃんがいる場合はまず「夜鳴きをする原因や理由」を探してみましょう。

トイレが汚れている

猫はきれい好きな動物です。

なるべくならば普段から猫がトイレ(うんち)をした後は、すぐに片付けをすることが理想です。

トイレが汚れていると、猫がトイレに行くのを我慢をしてしまったりして膀胱炎になってしまうこともあります。

それだけ綺麗好きな動物なので、夜寝る前に猫のトイレが綺麗な状態かどうかをチェックしてみましょう。

トイレが綺麗な状態じゃないと、夜鳴きをして訴えてきます。

私が飼っている猫のハムちゃんもトイレが汚いとよく文句を言いに来るので、トイレの状態は頻繁にチェックして掃除してあげましょう。

猫トイレには色々な種類がありますが、個人的には紙タイプの猫砂よりもデオトイレをオススメします。

紙砂タイプのようにおしっこのゴミを取らなくても良いので、臭いも格段に軽減されました!

お腹が空いている

猫はお腹が空いても鳴きます。

あまりエサを与えすぎも肥満につながってしまうので良くないですが、猫はお腹が空きすぎると胆汁という黄色い液体を吐いてしまうこともあるので空腹状態が続かないように気をつけましょう。

我が家の場合は猫が走り回るのが夜中なので、お腹が空いた時にいつでもご飯を食べられるように寝る前にご飯を入れるようにしています。

翌朝にはいつも空っぽになっています。

寝る前にご飯を入れずに寝てしまった時に、胆汁を吐いていたことがあるので、そこからは毎日寝る前にご飯の補充をしています。

お腹が空いて鳴くこともあるので、寝る前のご飯がなくなっていないかチェックしてみてください。

発情期

猫ちゃんには発情期があります。

避妊手術、去勢手術をしていない猫ちゃんは異性を求めて夜鳴きをすることがあります。

うちのミコちゃんも生後6ヶ月過ぎて発情期が始まってからは、毎日ビックリするくらいの大きな声で夜鳴きをしていました。

近所迷惑になるんじゃないかというくらいの大声だったので、発情期が原因の場合は早めに避妊、去勢手術をすることをオススメします。

うちではメスの猫しか飼っていないため、避妊手術の経験しかありませんがメリット・デメリットをまとめた記事があるので、こちらを読んでみて下さい。

一回でも発情期がやってくると夜鳴きを止めさせるのは厳しいとも言いますが、私が飼っていたサビ猫のミコちゃんは、手術をした後に意外とあっさり夜鳴きをしなくなりました。

ただし個体差があるので、去勢手術、避妊手術をしたからといってすぐに夜鳴き行動がなくなるわけではないので注意しましょう。

ホルモンバランスの崩れで、手術をした後もしばらく夜鳴きをする猫ちゃんは多いみたいです。

環境の変化

新しく猫を引き取った場合や、引っ越しをして生活環境がガラッと変わってしまった場合に夜鳴きをすることがあります。

我が家でも、引っ越しをした際にマロちゃんが1ヶ月位は夜鳴きをしていました。

環境が変わってしまった場合には、猫が安心する場所を作ったり、猫とのコミュニケーションをとるようにしましょう。

環境が変わると猫はとても不安になってストレスも溜まってしまいますので、飼い主が安心できる空間を作ってあげることが大切です。

初めて猫を引き取った場合や、安心できる空間の1つとしてケージを使うと便利ですよ。

老猫

歳をとっている老猫は、夜鳴きをすることがあります。

体の衰えから上手く体が動かせず、不安になって鳴いてしまいます。

健康状態を把握するために、猫の健康診断には定期的に通いましょう!

猫の夜鳴きの対処

夜鳴きをする猫ちゃんの対処方法を紹介します。

少しでも夜鳴きが治まるように、試してみてくださいね。

人間の生活リズムに合わせる

猫は夜行性なので、基本的には夜に活動をします。

ですが室内だけで飼っている猫の場合は夜中に運動会をされても正直うるさいですし、夜鳴きをされたら眠れたもんじゃないですよね。

なるべくなら昼間にたくさん運動をさせて、人間の生活リズムに合わせるようにすれば人間と同じように夜眠るようになります。

我が家の猫は、人間の生活リズムに合わせて昼間に運動会をしています(笑)

生活リズムを人間に合わせるのはすぐには難しいので、徐々に変えていきましょう。

昼間に遊ぶ習慣をつけると、夜は眠るようになります。

ただやっぱり夜行性なので、夜中に暴れることは多々あります…。

ご飯やトイレに不満がないか毎日チェックする

猫は何か不満があると鳴いて訴えてきます。

上記したように、トイレが汚かったり、お腹が空いたり、運動をしたいときにも鳴いて訴えてきます。

猫ちゃんの不満が出ないように、寝る前にご飯やトイレが綺麗な状態かどうかをチェックしてから眠りにつくようにしましょう。

不満がなくなると夜鳴きをしなくなることもあるので、毎日寝る前のチェックは大切です!

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基本は構わずに放置でOK

ある程度の対処を試してみてもダメなら、基本は猫が夜鳴きしても猫に構わず放置しましょう。

鳴く度に猫に構っていたら「鳴けば構ってもらえる」という風に覚えてしまうので、いつまでも夜鳴きをすることになります。

特に引き取ったばかりの子猫の夜鳴きに付き合って構ってしまうと、癖になってしまうので注意です。

何か原因がありそうなときはその原因を突き止める必要がありますが、寂しくて鳴いている場合や構ってほしくて鳴いている場合は放置して寝ましょう。

そのうち猫も「夜は相手をしてもらえない」と分かってくるので、夜鳴きをしなくなります。

うちのマロちゃんも、引っ越し後は何度か夜鳴きをしていたのですが全部放置していました。

今は落ち着いて特に鳴くこともなく、ハムちゃんと仲良く運動会をしています(笑)

心配な場合は病院へ

あまりにも夜鳴きをして、何か病気を疑ってしまう場合には動物病院へ早めに連れていきましょう。

猫に構いすぎていると「分離不安症」という精神的な病気もあります。

特に10歳を過ぎた老猫の場合は何かしら体に異常が起きていることもあるので、おかしい鳴き方をしていたり心配な場合は動物病院で相談することをオススメします。

まとめ

猫が夜鳴きをするのは、何かしら理由があります。

  • トイレが汚くないか
  • お腹が空いてないか
  • 運動不足ではないか
  • 発情期
  • 環境の変化はしていないか
  • 寂しい、構ってほしいだけ

生活に不満がある場合は、飼い主がそれを解消してあげることで解決することが多いです。

ですが最後の項目の「構ってほしいだけ」になると、構えば構うほど夜鳴きをするようになるので注意しましょう。

特に現在の環境に慣れていないときに夜鳴きで構ってしまうと、夜鳴きが癖になってしまうので、可哀想ですが心を鬼にして構わず放置することが大切です。

飼い主が適度な距離感を保ってあげると猫も不安になりにくいので、構いすぎないことが大切です。

猫が夜鳴きをすると眠れないくらい大声で鳴くこともありますが、何かしら理由があって鳴いているので怒らずに原因を探してみてくださいね。

猫も人間も快適に過ごせるように、少しずつ解決策を見つけていきましょう。