避妊手術後のマロ
今回はハムとマロが避妊手術をした時のことを書いていきたいと思います。猫を飼うなら避妊手術か去勢手術は通る道ですからね。参考になれば嬉しいです。
避妊手術や去勢手術の必要性についても書いておきたいと思います。
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も・く・じ♡
猫の避妊・去勢手術は必要なのか
猫の避妊・去勢手術は個人的にはした方がいいと思っています。
もちろん子供を生ませたいと思っている場合は別ですが、完全家猫で子供を生ませる予定がない場合には飼い主にとっても猫にとってもメリットのほうが多いです。
実際に「強制はしませんが、メス猫特有の病気の予防にもなりますし手術はしたほうが良いと思います」と動物病院の先生にも言われました。
避妊手術は、入院も必要な結構大掛かりなものなので、もしものことがないとは言い切れないのですがほとんどは大丈夫なので手術はしておいたほうが良いと個人的には思っています。
実際に、避妊手術をする前とした後では発情期特有の行動をしなくなったので楽になりました。
うちは♀猫しかいないので避妊手術しか経験したことはないのですが、避妊手術についてのメリットとデメリットを書いておきます。
避妊手術のメリット
避妊手術をすることでのメリットです。
- 発情期でイライラしない
- 夜泣きをしない
- ストレスが減る
- 長生きできる
- 子宮や卵巣の病気、乳がんになりにくくなる
- 性格が穏やかになる
- 甘えん坊になる
- 妊娠しなくなる
メリットはこれだけあります。
うちの猫のハムとマロは発情期が来る前に手術をしてしまったので発情期の大変さを知らなかったのですが、ミコちゃんは発情期が来てから手術をしたので発情期がどれだけ大変かミコちゃんのときにわかりました…。
発情期が来て一番大変だったのは、夜鳴きをすることですね。
ミコちゃんは発情期が来てから、毎日夜中にすごく大きな声で「な~ごな~ご」と鳴いていました。ハムとマロはビックリしていました…(笑)
うるさくて眠れないくらいに鳴いていたので、手術後はこれが一切なくなったので良かったです。
猫の性格によって変わってくるものだと思いますが、猫によっては発情期前後にイライラする子も多いみたいです。
避妊手術のデメリット
避妊手術のデメリットをまとめてみました。
- 全身麻酔なので、もしもの事故がないとは言い切れない
- 食欲旺盛になる
- 太る
- 子供を産ませようと思っても出来ない
これくらいかなと思います。避妊手術をしたことでのデメリットは私は特にありませんでした。
私の家は階段がたくさんあるのでそれだけで猫の運動になっているので太ってはいませんし、そこまでご飯をモリモリ食べているわけでもないので普通体型です。
マロちゃんの避妊手術のときに、ちょっとしたトラブルはありましたが今は問題ありません。
避妊手術をしてからはみんな平和に過ごしています。
次は避妊手術の流れについて書いていきます。
避妊手術をする時期
猫が避妊手術をすることが出来るのは大体生後4ヶ月~6ヶ月くらいだそうです。うちの猫が通っている動物病院では6ヶ月からと言われました。
生後半年くらいから発情期になるらしく、イライラしたり鳴き声がうるさくなったりするそうです。
ハムとマロは発情期がくる前に避妊手術をしてしまったので特に手術前と後では性格に変化はありませんでした。
ただ、ミコちゃんは避妊手術をするときには発情期に入ってしまってたので夜の鳴き声がとにかくうるさかったです…。
避妊手術後には全然鳴かなくなったので、ミコちゃんはその辺の違いは大きかったです。
避妊手術は全身麻酔をするのでそれなりのリスクもありますが、雌は手術をしておくと子宮や卵巣の病気、乳がんになる確率がほぼ0になるというメリットがあります。
手術をすると性格が穏やかになってあまり運動もしなくなり、よく食べるようになるので太る猫ちゃんが多いそうです。
でもハムもマロもミコも、今現在手術してから1、2年経ちましたがよく動くので全く太っていません。
猫が多数いると追いかけっこをして勝手に遊んでいるので、太ることはあまりないと思います。
猫の性格は変わらない
よく、猫の避妊手術をすると性格が穏やかになると言われますがそこまで変わりません。
性格が変わって別人のようになってしまう、ということはないと思います。
うちの猫は元々のほほんとしている猫なので、違いが全くわからなかったのですが、ミコちゃんは動物病院でもらったときからかなりのビビリ屋でした。
それは避妊手術後も変わらず、怖いものが近くにくると威嚇をしたりダッシュで逃げたりします。
発情期に入ったときの性格と比べれば鳴き声などが落ち着いた、というのはありますが、根本的な性格は変わらないので安心しましょう。
スポンサードリンク避妊手術の費用
うちの猫が通っている動物病院では手術費用は24000円でした。
この手術費用は、病院によってかなり変わってくるみたいなので、安く済ませたいという人は色々な動物病院に行って値段を聞くと良いと思います。
全体的に見ても大体20,000~35,000円くらいが相場かなと思います。
地域によっては補助金がもらえるところもあります。うちの場合では、1匹2000円の補助金を保健所からもらうことが出来ました。詳しくは動物病院で聞くと良いと思います。
まぁそれでも2匹いると合計で44000円なんですけどね…正直高かったです。
メス猫の避妊手術は1、2日の入院が必要なのでその分高くなってしまうのかもしれないですね。
避妊手術の流れ
猫の避妊手術は一般的には1週間前からの予約が必要です。
予約をしてから、補助金のチケットを貰いに行ったりしましょう。私の住んでいる地域では補助金のチケットが1週間しか有効期間がないので手術日の2、3日前に取りに行きました。
そして、手術当日は朝から絶食をして連れて行きます。その日の昼に手術をして、次の日に迎えに行きます。
うちの猫の場合はこんな流れでした。避妊手術の場合は病院に1泊か2泊して迎えに行きます。
後は1週間後の抜糸でおわりです。
スポンサードリンク避妊手術後
猫の避妊手術は、1泊の入院でした。2日目にはもうお家に帰れます。
ハムとマロは手術後迎えに行ったときは病院でずっと「にゃーにゃー」鳴いてました。
パッと見元気だったのですが、お家に帰るとグターっとしてました。特にマロちゃんはずっと寝てました。
マロちゃんの帰ってきてすぐの傷口です。
お腹の毛は剃ってあります。傷口が痛いのか、尻尾を丸めて横になってました。ハムちゃんは家に帰ってきてからは元気いっぱいで何の心配もありませんでした。
ぐったり…。
帰ってからは傷口を舐めないようにエリザベスカラーをずっとつけていました。
ちょっと元気になったマロちゃん。
マロちゃんは家に帰ってから3日くらいで猫じゃらしで遊ぶくらいの元気を取り戻しました。
ハムちゃん
ハムは2日目でいつも通りに元気になりました。高いところにも登るしとにかく走り回ってました。
元気すぎてエリザベスカラーも自分で取るし、完治するまでは舐めたり抜糸しないようにしなくちゃいけないのですが、傷口も気がついたら舐めていて自分で抜糸しようとして糸を引っ張ってたりで見ているのが大変でした。
ちなみに、手術後は3日分の化膿止めをもらいます。粉薬なのでウェットフードにでも混ぜて食べさせればOKです。
猫の金属アレルギー
退院してからは一週間は安静にして、その後に抜糸してもらいます。
ハムちゃんは問題なく綺麗に治っていたので普通に抜糸が出来たのですが、マロちゃんの傷口が良くならず血も出るしかさぶたも出来てました。
化膿止めを増やしたりしても良くならず、先生に言われたのが「金属アレルギー」でした。
糸が金属でできてたんですね…。
なので、金属の糸を外して麻酔もなしのまま違うプラスチック?の糸でチクチク縫い直しました…。
マロちゃんはすごく鳴いて怒ってました。この時にマロちゃんが怒ってるのを初めて見ました。普段のほほんとした子なので…。
それからはビックリするほど傷口は早く治っていき、完治しました。何かおかしいなと思ったらすぐに病院に行くのをおすすめします。
現在の手術の跡
手術から一年経った傷の跡を写真で撮ってみました。
マロちゃん
ハムちゃん
マロちゃんは毛がモフモフなので傷口が全くわかりません。ハムちゃんは手術したところが分け目になってました。
もう一年も経てば傷口は全然わからなくなるので問題ないです。性格も元々マロちゃんはのんびりしているし、ハムちゃんは変わらず元気に走り回ってるので全然変わってないです。
ハムとマロの避妊手術体験談はこんな感じです。正直マロちゃんが大変だったという記憶しかないです。
ハムは勝手に半分抜糸してたので元気モリモリでした。
ミコちゃんもハムとマロの1年後に避妊手術をしていますが、何の問題もなく終わったので全然記憶にないです。
避妊手術は、病気予防になるし猫と飼い主にとってもストレスが減るので全体的に見てもメリットのほうが多いですよ。