猫はドライフードを噛まずに丸呑みしても問題ない…早食いには注意しよう!

ドライフード

猫を飼いはじめて、びっくりすることの1つに「ご飯の食べ方」があります。

猫はキャットフード(主にドライフード)を噛まずに飲みこみます。

食事のときに噛まずに飲み込むのを見て、焦ってしまう飼い主さんも多いかと思うので今回は猫の食事について書いていきます。

ドライフードを丸呑みするからこそ、早食いになってしまったりガツガツ食べてしまう猫ちゃんもいるので、そういう子は食事の工夫をする必要もあります。

早食いをする猫ちゃんの対策も書いていきます。

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猫はドライフードを丸呑みする

人間は食事をするときに咀嚼してから飲み込みますが、猫ちゃんはある程度の大きさなら噛まずに丸呑みします。

市販で売っているドライフードくらいの大きさなら噛まずに飲み込む子がほとんどです。

もちろん個体差はあるので、猫によってドライフードが大きいと感じる場合は噛み砕いて小さくしてから飲み込む猫ちゃんもいます。

うちの猫のハムちゃんは噛み砕いてから飲み込むのですが、マロちゃんが完全に丸呑みする派なので最初はすごくビックリしました。

猫がキャットフードを丸呑みするのには理由があります。

肉食動物は胃が強い

猫以外の肉食動物もそうなのですが、基本肉食動物は噛まずに丸呑みをします。

野生の名残で、いつ敵に襲われてもすぐに攻撃態勢がとれるように丸呑みをするのだそうです。

噛まずに飲み込んだエサは、胃でしっかりと消化することができます。

なので、ドライフードのような固いものでも噛まずに飲み込めるのです。

丸呑みでもしっかりと食べているのなら問題ありません。

ただ、問題は早食いをしてしまう猫ちゃんです…。

早食いをする猫には対策が必要

うちの猫2匹が極端なんですけど、ハムちゃんは少し噛み砕いてからゆっくり食べるのですが、マロちゃんは丸呑みするのでガツガツ早食いをします。

その結果、食べたキャットフード全部吐きます。

猫は早食いをすると、胃がビックリして吐いてしまうことがあります。

マロちゃんは小さい頃から結構頻繁に食後に吐いています。

あまりにも頻繁に吐く場合にはキャットフードの粒の大きさを見直したり、早食い出来ないような対策が必要になってきます。

もし吐かなかったとしても、早食いを続けていると肥満になる可能性も高くなります。

小分けにして与える

時間を決めてエサを与えている場合で早食いをしてしまう場合には、時間を決めずに猫がお腹が空いたときにだけ少し与えてみましょう。

1日に何回か食事の時間を作ることになりますが、これで1回の食事で大量にがつがつ食べるのを防ぐ事ができます。

早食いやガツガツ食べてしまう猫ちゃんは、上記にも書いた通り、吐きやすくなってしまったり肥満につながってしまいます。

マロちゃんも一回でガッツリ食べてしまうので、一回に与える量を少なめにしています。

お腹が空いた頃に少しずつ入れるようにして、小分けに食べるようになってからはあまり吐かなくなりました。

飼い主が常に家にいる場合はいつでもキャットフードを与えることが出来るのですが、お仕事などで外へ出てしまって猫ちゃん一匹でお留守番になる場合にはお皿を工夫してみましょう!

猫ちゃん用の早食い防止の食器が売っています。

食器が変な形で食べづらいのでゆっくり食べるようになり、早食いを防ぐ事ができます。

老猫も早食いに注意

7歳以上の老猫になってくると、基礎代謝や内蔵の働きが弱くなってきます。

成猫のときに早食いをする癖をつけてしまうと、老猫になった際に糖尿病にかかりやすくなってしまいます。

老猫になってくると運動もあまりしなくなってきますし、早食いやガツガツ食べるのは体に良くありません。

老猫になると体が弱ることを考えて、消化の良いウェットフードに切り替える方も多いですね。

ドライフードを与えていて、毎回吐き戻してしまう場合には早めに動物病院で相談しましょう。

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ドライフードを丸呑みしても問題ない

基本的に猫は咀嚼をせずに飲み込んで、胃で消化をするので丸呑みをしても問題はありません。

猫は自分で食べる際に形が大きいと感じたら、奥歯で噛み砕き小さくしてから飲み込んでいます。

ただ、頻繁に食事後にドライフードを丸ごと吐き戻していたり早食いをしている場合は動物病院で相談することをオススメします。

うちのマロちゃんは早食いで食後すぐに吐いてしまうので、小分けにして与えたり、ガツガツ食べないように一粒ずつ与えてみたり、色々工夫をしているので最近はあまり吐かなくなりました。

普通にドライフードを与えてしまうと吐き戻すことが多いので、早食いをしている子は早めにその癖を直してあげましょう。

吐き戻さなかったとしても、ドライフードを食べ過ぎると肥満になる心配はあるので、食事の量や食事の質、運動をしっかり見直してみて下さい。

猫ちゃんの健康のために、食事の仕方や早食いについて参考になれば嬉しいです。