夏の猛暑日になると冷たい飲み物が飲みたくなりますが、猫に冷たいお水を与えていませんか?
猫と人間は体の作りが違うので、冷たい飲み物は猫にとっては良くありません。
今回は猫に冷たいお水を与えてはいけない理由を書きます。
暑いからといって、人間と同じように冷たい飲み物を与えないように注意しましょう!
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も・く・じ♡
猫は夏でも常温の水道水でOK
猫は基本的に真夏日でも常温のお水を与えましょう。
猫にも冷たい水が好みの子やぬるい水が好みの子、好き嫌いは様々ですが、冷たい水を与えていると下痢を起こしてしまう可能性があります。
特に真夏は暑さからお水をあまり飲まない猫ちゃんも多いです。
冷たい水をがぶ飲みして、下痢になり脱水症状を起こしてしまうと危険なのでそのリスクをなくすためにもキンキンに冷えた水は飲ませないようにしましょう。
水道水は汚いのでは?と思う方も多いと思いますが、水道水は塩素によって水が綺麗に保たれていますし、水の硬度のチェックも行われているので成分的に猫が飲んでも問題ない水です。
なので猫に普段与えるお水は水道水で十分と言われています。
ミネラルウォーターは成分に注意!
人間が飲んでいるミネラルウォーターはカルキ臭さもなく綺麗なので、猫に飲ませても大丈夫なような気がしますが成分に注意が必要です。
ミネラルウォーターには「軟水」と「硬水」があります。
日本に売られているミネラルウォーターは「軟水」が多いですよね。
硬水にはカルシウムやマグネシウムが、猫の身体にとって必要以上に含まれているので過剰摂取になってしまい尿結石になる危険性が高くなります。
猫は元々尿結石になりやすい動物なので、硬度が強いミネラルウォーターは身体に毒です。
猫ちゃん用の飲料水を探す場合は硬度が低い軟水を選びましょう。
スポンサードリンク軟水を選ぼう
猫に水道水以外の綺麗なお水を飲ませたいと考えている方は、軟水と書かれているものやペット用の飲料水を選ぶようにしましょう。
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このようなペット用の天然水が売っています。
軟水で選ぶ際には、硬度を必ずチェックして下さい。
日本の水道水の硬度が地域によって差はありますが大体約30~40mgなので、水道水と同じくらいかそれ以下のものを選びましょう。
ちなみに上記で紹介したペット用の天然水の硬度は30mg/Lです。
人間用のミネラルウォーターは軟水と書かれているものでも成分が大きく変わってくるので、猫にとって体の負担となる成分が多く含まれているものもあるので、選ぶ際には成分をしっかりとチェックしなければいけません。
そう考えると、安心して飲ませたい場合は「ペット用」で売られているお水を選ぶのが1番ですね。
部屋を涼しくして常温の水を与えよう
真夏の猛暑日には猫に冷たい水を飲ませるのではなく、部屋を涼しくして常温のお水を飲ませることをオススメします。
前の記事でも書いていますが、今の夏は気温も湿気も非常に高いのでエアコンは必須です。
エアコンは猫が可哀想…と思っていると熱中症にかかってしまう危険性があります。
冷たい水を飲ませてお腹(内側)から身体を冷やすのは体調を崩しやすくなってしまうので、普段から部屋の温度を快適な温度にして常温の水を飲ませるようにしましょう。
猫は体が小さいので体調を崩してしまうのもあっという間です。
子猫やシニア猫は特に体調を崩すのが早く、悪化してしまうのも早いので冷たいお水は与えないようにしましょう。
夏の暑い日での猫の飲料水について参考になれば嬉しいです。