同居猫が死んで残された猫の行動の変化…ハムとマロは甘えん坊に戻りました

ハムマロミコ

ミコちゃんが亡くなってから1周間が経ちました。

私の家では多頭飼いをしているので、ミコ以外に2匹の猫がいます。

ミコちゃんが死んでからの、ハムちゃんマロちゃん2匹の変化について書きたいと思います。

同居している猫が死んでしまったことを、残された猫は理解しているのか、性格に変化はあるのか、などの体験談を紹介します。

スポンサードリンク

も・く・じ♡

残された猫の同居猫の遺体への反応

ミコちゃんが死んでから1日は部屋の中で安置していました。

安置していた場所はいつもハム、マロ、ミコが居座っているところだったのですが、ミコが死んだというのをハムマロが理解しているのかは…よくわかりませんでした。

本当にこれは猫ちゃんの性格もあると思いますし、猫とどれだけ仲が良かったかで変わってくると思います。

元々、ミコちゃんは後から家に来た猫なので孤立していた部分もあってハムマロが目に見えて悲しんでる感じはありませんでした。

ハムちゃんの場合

正直ハムちゃんはミコちゃんとあまり仲が良くありませんでした(笑)

ミコがハムに対して対抗心を持っていたのか、家の中ではち合わせるとネコパンチ炸裂していたので仲良くしているのをあまり見たことがないです。

遺体を安置しているときは、ハムちゃんが元々ビビリの性格なので、ダンボールに入ったミコちゃんを見て「フシャー!!!」と怒ってしまって別の部屋に行ってしまっていました。

朝にはダンボールのフタを軽く閉めていたので、遺体の近くの温かい場所で眠ってはいましたがフタを開けるとビックリして何処かに逃げていっていました。

別の猫が来たと思ったのか、ミコちゃんの亡骸が怖かったのかは謎ですが、とにかくビビっていました。

マロちゃんの場合

マロは基本的におっとりした性格をしており、ミコちゃんが初めて家に来たときもすぐに仲良くなってくれました。

ただ、ミコちゃんが喧嘩っ早いのですぐにマロに対してパンチしたりしていましたが何だかんだで仲が良かったです。

ミコとマロで毎日夜中に走り回って喧嘩の特訓?をしていました。

マロは、多少は遺体を怖がってたものの匂いを嗅いだり、じーっと見つめたり、近くに居たりはしていました。

でも鳴き叫ぶこともなく、飼い主が見てても「死んだってわかってるのかな?」という感じだったので理解していたかどうかはよくわかりません。

残された猫の性格の変化

ミコちゃんを火葬してから、猫2匹だけの生活に戻ってしまったわけなんですけど性格にはかなりの変化を感じています。

ミコは甘えん坊だったので、ハムが飼い主に甘えに来ると嫉妬して邪魔しに来ていたのでミコが来てからはハムは飼い主に甘えることが出来ずにいました。

なのでハムちゃんはミコと同じフロアに居ることが少なく、今までは猫っぽいクールな性格をしていました。

マロに関しては、ミコが来てからはウールサッキングも治り、常にミコに相手をしてもらって走り回っていたのでヤンチャな性格になってきていました。

ですが、ミコが死んでからは2匹とも性格に変化が見られました。

寂しがりで甘えん坊になった

ハムもマロも、ミコが死んでからはかなりの甘えん坊になりました。

お風呂に入っている間も扉の目の前で鳴いたり、寝る前には常に近くに居るようになりました。

今まではミコだけがずっと飼い主の近くに居て、他の猫は別の部屋に居ることが多かったのですが、今はハムもマロも常に近くに居るようになりました。

ミコがいなくなった、というのは分かっているのかなと思います。

特にマロちゃんが、ミコと遊んでる時間が多かったので最初の2、3日は鳴くことが増えました。

ミコが亡くなってから、マロがウールサッキングをしていることも一度だけありました。

でも救いなのは、ハムとマロは姉妹で仲良しなので今まで以上に一緒に過ごすことが増えたので、お互いに寂しさを紛らわすことは出来ているんじゃないかなーと思います。

鳴いてミコを探すような行動はハムもマロもしていません。

ミコが来る前の性格に戻ったのかも?

ミコが来る前のハムとマロって、実は今回みたいに甘えていたんです。

ハムは私の手をくわえて舐める事も多々あり、マロも夫に甘えてたり、お風呂についてくる事が多かったです。

思えばミコちゃんが来てから、その頻度が下がっていたんですよね。ハムちゃんは特に独り立ちを始めたような気がします。

それが二人ともミコちゃんが来る前の性格に戻りつつある…感じがしています。もしかしたらミコちゃんがいる事で、妹が増えて甘えられなくなっていたのかも知れませんね。

それでもマロがお風呂の前で大きな声で鳴いているのは、以前もあまり見られなかった行動ではあるので、ミコと喧嘩友達だったマロちゃんは特に寂しさを感じているようにも思います。

スポンサードリンク

家族を失った猫の精神不安定を和らげる方法

同じ空間で過ごしていた猫が死んでしまうと、同居している猫は精神が不安定になることがあります。

2匹飼いをしていて片方が死んだ場合などは特に、食欲がなくなったり元気がなくなったりなどの精神が不安定になってしまう場合があります。

そこで残された猫ちゃんの精神をケアする方法を書いておきます。

たくさん甘えさせる

今回私の猫がそうだったのですが、同居している猫が亡くなると甘えん坊になる子が多いです。

そんなときはたくさん甘えさせて、いなくなった猫ちゃんの分まで可愛がってあげましょう。

家族なので飼い主も寂しさを感じますが、同じように残された猫も寂しさを感じています。

たくさん構ってあげることで、寂しさも少しずつ薄れてきます。

猫が死んでしまうと飼い主は死んでしまった子のことばかり考えてしまって、残された猫のことを考えることが難しい状態になってしまいます。

ですが、飼い主の辛い気持ちは残された猫にも伝わります。

残された猫と一緒に凹むのではなく、残された猫のメンタルを改善するためにも愛情をたっぷり注いであげましょう。

悲しいのはお互い様、猫も人間もお互いに甘える事で少しずつ普段通りの生活に戻してあげることが大切です。

新しい猫を迎え入れる

残された猫ちゃんの精神が不安定になっており食欲も元気もない状態が続く場合は、新しい猫を迎え入れて環境をガラリと変えてあげるのも一つの手です。

生き物を飼うということなので、簡単に決めることは出来ませんが一つの候補として書いておきます。

大事な家族である猫が死んですぐに新しい猫を飼うなんて!と思う方も多いかもしれませんが、生活の環境を変えてあげることで、寂しがってる暇を与えないようにします。

子猫を迎え入れれば、嫌でも子猫が先住猫に絡んでくるので相手をせざるを得ない状況になります。

猫にとっては一大事ですが、ある程度落ち着いてから前へ進むためのキッカケにはなるかと思います。

残された猫のメンタルをケアする事が大切

私の家ではミコが亡くなった日から3~4日は夜中に誰も走り回らず家の中がシーンとしていたのですが、最近はハムとマロで運動会をするようになってきており普段の生活に戻ってきているので安心しています。

マロが走り回りたくてウズウズしているので、ハムを追いかけ回して遊んでいる感じです(笑)

猫を3匹、4匹飼っているのであれば他の猫が相手をしてくれるので、精神的に不安定になることは少ないかと思います。

私が飼っているハムちゃんとマロちゃんは甘えん坊にはなりましたが、落ち込んでる素振りもあまりなく普段の生活に戻りつつあります。

残された猫ちゃんがあまりにも落ち込んでいる場合には、動物病院へ行って相談しましょう。

愛猫の死は悲しいですが、同じように一緒に育ってきて残された猫ちゃんも個体差はありますが寂しさを感じます。

飼い主も他の同居猫に関しても全てに言えることですが、悲しさや喪失感は時間が少しずつ解決してくれます。

特に仲が良かった猫ちゃんは最初メンタルがかなりやられると思うので、残された猫ちゃんのメンタルケアが大切です。

今回の経験が少しでも多頭飼いをしている方の参考になれば嬉しいです。