猫が飼い主にお尻を向けて座ってきたという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
猫があえてお尻を飼い主に向けて座る、という行為は理由があります。
お尻を向けて座るということは、嫌われているのかな?と不安に思ってしまいますが、実際は全くそんなことはありません。
今回は、猫がお尻を向けて座ったり眠ったりするのはどういうときなのか書いていきたいと思います。
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も・く・じ♡
猫が飼い主にお尻を向けて座る理由
猫が飼い主にお尻を向けて座るのには理由があります。
自分の近くに来てから、あえてクルッと回ってお尻を向けて座るの姿を見ると「なんで??」と疑問を持つ方も多いと思います。
理由を知ることで、更に猫ちゃんとの距離も深まるのでぜひチェックしてみてくださいね!
ちなみに、私が飼っている3匹の猫もお尻を向けて座ることがほとんどです(笑)
信頼している証拠
猫は警戒している相手には背後を見せません。
敵に背後から襲われる危険性があるため、信頼をしていなければ背中(お尻)を向けることはまずしません。
つまり、お尻を向けて座る、眠るという行為は飼い主のことを信頼しきっていて「この人なら背後を任せても安心」という気持ちからしている行動です。
信頼関係がないと行わない行動なので、実は非常に飼い主にとっては嬉しいことなんですよ!
そっぽを向いているように見えるので、嫌われているのかな?と思ってしまいがちですが実際は全くの正反対で信頼されていないとしない行動なんです。
撫でて欲しい
猫がお尻を向けて来る時、尻尾がぴーんと上に立っていたら撫でて欲しい合図です。
お尻の付け根を触られると喜ぶ猫ちゃんが多く、撫でてあげるとゴロゴロ喉を鳴らす子もいます。
ただあんまり強く撫でたりすると、噛み付いたり猫キックをしてくる可能性もあるのでほどほどにしましょう。
全部の猫ちゃんがお尻の付け根部分を触られるのが好きなわけではなく、嫌がる猫ちゃんもいるので嫌がる場合はやめましょう。
飼い主を守ろうとしている
猫が飼い主よりも立場が上だと思っている場合には、飼い主を守ろうとしている状態です。
敵に襲われた時にすぐ対処できるように、飼い主の目の前で構えています。
大人の飼い主にするというよりも、赤ちゃんや子供などの小さい子の前でよく目にする光景だと思います。
人間の赤ちゃんにお尻を向けて座っているときは「自分がこの子を守る!」という意思表示です。
実際に私には娘が居ますが、ハムちゃんが敵から守ろうと娘の近くに座っていることはよくありました。
強気な猫ちゃんなら飼い主さんを守ろうと周りを見張っている可能性がありますね。
お尻が臭い場合は病気を疑おう
猫が座っている時に、すごく近くに居るわけでもないのに臭いがする場合には「肛門嚢炎」という病気の可能性があります。
肛門腺については下記の記事を参考にしてみてください。
肛門腺については中々気づいてあげることが難しいですが、少しでも異変があると気づいたら早めに動物病院へ連れて行くことをオススメします。
猫は病気にかかっても気づきにくいので、定期的な健康診断に動物病院へ行くようにしましょう!
スポンサードリンクお尻を向けるのは信頼の証
猫がお尻を向けて座る行為は信頼の証です!
今までは私も「嫌がらせかな?」「嫌われているのかな?」と困っていましたが、猫の気持ちを知った後は嬉しい気持ちでいっぱいになりますね。
意外と猫の行動や気持ちってどういう意味が隠れているのかわからないものなので、知ってみると愛くるしい気持ちになってしまいますね!
猫が背中を任せてくれるのは信頼している証なので、嫌がらずに受け止めてあげて下さい!(笑)
猫を飼っている方の参考になれば嬉しいです。