猫を拾った時の話…車に轢かれそうになっていた2匹の子猫を保護しました

ハムとマロ

2012年9月12日の出来事である、窓を全開にして仕事をしていた所、なーんか外からみゃーみゃーうるさい。

家の中にいても聞こえるほどの音量で鳴いている子猫が道路にいる事を窓から確認して、急いで妻が外に飛び出しました。

僕はまだ幼稚園生ぐらいだった娘を連れて、ゆっくり後を追いかける所でした。

娘が「にゃんにゃんがいる!」と喜んで階段を駆け下りた結果、階段から転げ落ちたりしてちょっと遅れて玄関の扉を開けた時には、腕に猫を一匹、もう一匹を肩に乗せた妻が立っていました…。

これが今もうちで飼っている猫のハムとマロとの出会いになりました。

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近所で3匹同時に捨てられていた

近所の道路の脇にぽつんと置いてあったダンボールの中に捨てられており、子猫は全部で3匹いたそうです。

子猫はダンボールから出て道路を歩いていた状態を保護した形になります。

妻が猫の所にたどり着いた時には、車で通りかかった女性も一緒になって猫を見ており「このままだと危ないよね」って話になったそうな。

相手の方は既に猫を飼っているとの事で「1匹ならなんとか出来ると思う」と1匹を連れて行く事になり、残りの2匹を「とりあえず病院に連れて行く」と妻が持ち帰った、それがハムとマロでした。

二匹とも人懐っこく、マロは大人しく抱かれて、ハムは妻の肩に引っ付いた状態で連れて帰ってきました。

ちなみに階段を開けて「ちょっと1匹受け取って」と言われてハムを受け取ったら、ハムは爪を立てたまま僕の体をよじ登って、やっぱり肩に乗ってきたのを強く覚えています。

保護した猫

とりあえずAmazonのダンボールに入れて、要らない新聞紙をもらって中に敷き詰めた状態がこれ。黒い方がハム、白い方がマロです。

1匹を引き取った人に言わせると「動物病院に連れて行けば何でも教えてもらえるから」って事だったのでそのまま病院に電話して直行。

病気の検査をしてもらい、大体生後1ヶ月ということと、ハムは「ほぼロシアンブルーと言って問題ないレベルの雑種です」と説明を受ける。

全く異常がなかったのでそのまま飼う事にしました。

甘えん坊だけど強く育ったハムちゃん

ハム
ビフォー

ハム
アフター

ロシアンブルー疑惑が晴れないハムちゃん。

来客があると喜んで特攻していく人懐っこさと甘えん坊、しかも一見高級猫に見られるので年配のお客さんに気に入られています。

今でも僕に対して真横まで来て「にゃーん」と鳴いて、餌だったり「遊んで」だったりアピールしまくってくる甘えん坊さんです。

サビ猫のミコを拾って、ミコが急死するまでの3匹体制だった時期はボス猫として君臨していましたが、ミコがいなくなってから弱体化してただの甘えん坊に戻りました。

今では僕に甘えて、娘がいたら娘にもっと甘えて、幸せな日々を送っているようです。

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マイペースなマロちゃん

マロ
ビフォー

マロ
アフター

マロちゃんは運動神経抜群だけど気が弱い。

いたずら大好きだけど「プルルルァ!」と鳴きながら「行っちゃダメな場所」に侵入していつも怒られてます。

夜中に僕がトイレに行くと喉をゴロゴロ鳴らしながらついてきて、洋式トイレで座って用を足す僕の膝の上に座って甘えてきます…。

小さな頃から運動神経が良かったんですけども、今でもおもちゃを使うと僕の顔面にも届くレベルの大ジャンプで飛びかかってきます…猫のジャンプ力って凄いですね…。

子猫の頃からイケメンだったんですが、二匹とも実はメス。

猫を道端に捨てるのはやめて欲しい

こんな可愛い奴等が放置されるなんて僕には信じられない。捨てる人も最低だが、見て見ぬふりをする人も一緒です。

動物の命を粗末にするのは止めましょうね、同じ生命なんだから…。

猫を拾ったら動物病院に連れて行って欲しいです。

飼うだけ飼って、避妊手術もさせずに子供が生まれたら子供だけポイとか舐めてますからね…。

多分今回のハムとマロがまさにこれで、どこかのお家で飼われている猫が子供を産んでしまって育てられないからダンボールに入れて置いておこうって感じだったんだと思います、近所の人がそれっぽいことを言っていました。

ハムとマロを動物病院で検査した際に寄生虫も猫風邪も何の病気もなかったので…。

でも実はダンボールには元々5匹入っていたそうです。

残りの2匹は見当たらなかったのでどうなったかはわかりません、助けてあげられなかったのが悲しいです。

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動物病院の選び方も注意

たまたま僕達は近所で探した動物病院が凄く良い病院でした。

ハムとマロを拾った時点で連れて行った病院の対応が良くて、凄くお世話になりました。

サビ猫のミコを引き取った病院でもあり、ミコが急死した時も凄く良い対応をしてくれました。飼い主の気持ちも凄く尊重してくれる最高の動物病院です。

猫を拾った時にまず動物病院に連れて行く必要がありますが、この時に対応が悪いと思ったら即座に別の病院に行く事をオススメします。

対応が悪い病院は、ペットの命が危うい時もクズのような対応をしてきます。これも僕は経験済みだから言える事です。

猫を拾った時の対応まとめ

猫を拾った時の対応まとめはこちらで書いてあるのでチェックしてみて下さい。

最初に飼うべきもの、用意するべきものも全部書いてあります。

もし猫を拾う事があれば参考になると思います…たぶん…。

猫はほぼ無料で手に入るから買う必要はない

猫は捨て猫や野良猫もいますし、動物愛護センターにもいますし、動物病院でも里親募集をしていたりします。

実際に猫を引き取ることが出来る場所へ色々行ったことがあります。

ハッキリ言いますがペットショップで買うよりめちゃくちゃ安く猫は手に入ります。

死ぬまで面倒を見れる人は飼ってあげて欲しいので、ペットショップに行くより捨てられて殺されそうになっている猫ちゃん達を助けてあげて欲しいです。

だってうちの猫だって全員無料ですよ?無料でこの可愛さですよ?ヤバイでしょ?

高級猫をわざわざ買わなくても、みんな可愛らしいので最後まで飼う自信がある人は、是非引き取ってあげて欲しいです。

今もハムちゃんは僕の真横に座って顔を覗き込んで「にゃ~ん」って鳴いてますよ。遊べって事です…(笑)