猫を飼っていると必ずしつけをしなくてはいけない日がやってきます。
むしろ子猫のうちは毎日しつけをしなければいけません。
ですが猫のしつけってどうやったら良いのか悩んでしまう方も多いです。
今回は猫の正しいしつけ方法とダメなしつけ方法を紹介します。
初めて猫を飼う方の参考になれば嬉しいです。
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も・く・じ♡
猫のしつけ方法
猫を家の中で飼うにあたって、ダメなことをしつけていかなければいけません。
しつけをせず放置してしまうと、最悪命に関わる事故を引き起こしてしまう可能性もあります。
家の中での危険は以前記事にまとめてあるので目を通してみてくださいね。
特に電源コードをかじることは本当に危険なので、しつけが必要になります。
猫はしつけをしても中々言うことを聞かない動物なのである程度は飼い主が対策する必要がありますが、しつけには根気が必要なのと最低限のしつけだけはしっかりとしておきましょう!
悪いことをした直後に大きめの声で怒る
猫は自分がしたことを5分もすればサッパリ忘れてしまう動物です。
なので、猫が悪いことを現在進行系でしているときに大きい声で「コラッ!」と言ったり、大きめの音を近くで出す必要があります。
悪いことをする=嫌なことがある、というのを猫の中で植え付けなければいけません。
例えば、電源コードを噛むと大きい音がしてビックリして嫌だから止めておこう、という考えにさせる必要があります。
これも1回2回で覚えるものではないので、何回も繰り返ししつけをすることで徐々に覚えていきます。
ただ気をつけてほしいのが名前で怒ってしまうと、名前を呼ばれる=怒られてると覚えてしまう猫ちゃんもいるので名前を呼んで怒らないようにしてください。
霧吹きを使う
悪いことをしているのを発見したときに、水が入った霧吹きで猫ちゃんにシュッとする方法です。
猫は体が濡れるのを非常に嫌うので、繰り返し行うことで「悪いことをする=水がかかるから嫌」となります。
こちらは飼い主が水をかけている、ということを猫にバレてしまうと猫に嫌われてしまう可能性があるので注意しましょう。
基本的には悪いことをしたときに「大きい音(声)を出す」「水をかける」などの猫にとって嫌なことをすることがしつけになります。
悪さをして時間が経ってからしつけをしても猫にとっては意味がわからない状態になるので、悪さをしているのを発見したときにしつけをしましょう。
やってはいけないしつけ方法
猫のしつけでやってしまいそうになるダメなしつけ方法を書いていきます。
特に初めて猫を飼う場合、猫のいたずらにイライラしすぎてつい手が出てしまうようなこともあるかもしれませんが猫にとっては恐怖でしかありません。
叩く
猫を直接叩くのはダメです。
叩いたところで効果はないですし、猫ちゃんには確実に嫌われます。
叩くということは目の前で目を見て叩くことになるので、猫からすれば飼い主=恐怖になってしまいます。
下手したら飼い主に近寄らなくなってしまうかもしれません。
しつけをするつもりが猫ちゃんに嫌われてしまったら困ってしまうので、しつけで叩くことは絶対にやめましょう。
強く叩いてしまうとケガをしてしまう可能性もありますからね…!
尻尾をひっぱる
猫にとって尻尾は急所です。
尻尾には骨があり、そこから足へ神経がたくさんつながっています。
ちょっと引っ張るだけでもかなりの痛みがあります。
なので尻尾を引っ張ってしまうと、足に障害が残ったり排尿排便を自力で出来なくなってしまう危険もあります。
ちょっと痛い目合わせようと尻尾を引っ張るのは絶対にやめましょう。
しつけだからといって叩いたり引っ張ったりするのは良くありません、嫌われてしまうだけなので飼い主にとっても猫にとっても全く良いことがありません。
スポンサードリンク最低限のしつけをしよう
猫は犬と違ってしつけをしても中々直るものではありません。
むしろ隠れて悪さをする動物なので、本当にしつけをするのは根気が必要になります。
全てにおいてしつけをするのは正直無理なので、最低限のしつけをすれば十分です。
上記したように電源コードをかじったりとか、命に関わる危険な行動を防ぐためのしつけです。
壁での爪とぎや高いところに登る、などの猫の習性となるものはしつけをしたところで防ぐことができません。
そういう猫の習性の部分では飼い主側が対策をする必要がありますが、その他の危険行動を防ぐためにはしつけをしましょう。
猫も悪いことは自覚するようになる
実際に我が家の猫もかなりしつけに苦労しました。
我が家でしたしつけ一覧です。
- ベランダに出ない
- 電源コードをかじらない
- ビニールを食べない
このくらいですね。
これらは脱走や誤飲などの命の危険があるため、しつけを徹底しています。
他のいたずらは猫に言ってもしょうがないので、出来ないように色々と家の中で工夫や対策をしています。
しつけをしていると猫も自分が悪いことをしている自覚が出てくるので、怒られることをわかりながらそれでもベランダに出たいので「にゃーにゃー」鳴いて謝りながら恐る恐る行動してくることもあります(笑)
悪いこと、と猫ちゃんに自覚させるまでが大変ですが、自覚をしてくれたら悪さはあまりしなくなるので長い目で見て頑張りましょう!
まとめ
猫のしつけをするのには本当に子猫のうちから根気良くやっていく必要があります。
すぐに教えようとせず、猫との良好な関係を保ちつつ徐々にしつけを行っていくのが理想ですね!
猫は嫌なことをされるとずっと覚えているので、叩いたり尻尾を引っ張るなどの体罰は絶対にしてはいけません!
飼い主=嫌なことをしてくる人と覚えてしまうと、しつけをするのがもっと難しくなってしまいます。
怒る時は真顔で声を低く、普段は明るく高めの声でニコニコして接するなどの工夫をしてメリハリをつけることで猫ちゃんも理解しやすくなります。
最低限のしつけをしておかないと猫ちゃんが一人でお留守番になったときなどに、家の中で事故が起こる可能性が高くなってしまいます。
少しでもその可能性をなくすためにも、危険な行動はしないようにしつけをしていきましょう!
猫のしつけについて参考になれば嬉しいです。