猫はグルメで飽きっぽい生き物です。
猫を飼っていると安全性が高いキャットフードに変更したり、猫の好む味のものに切り替えることがあります。
キャットフードを新しいものに切り替える際、注意すべきことがあります。
今回はキャットフード(ドライフード)を新しいものに切り替える方法と注意することを書いていきます。
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も・く・じ♡
キャットフードは急に切り替えてはダメ!
キャットフードには今現在色々なメーカーからたくさんの種類が販売されています。
人間が食べるわけではないので、どうしても少しでも美味しそうなものをたくさん与えたい!という気持ちになってしまいます。
実は、キャットフードを急に新しいものに変えるのは猫の身体に負担があるため切り替えは様子をみながら切り替えていく必要があります。
急にキャットフードを変更した場合に起きる症状について書いていきます。
下痢をしてしまう可能性がある
猫は慣れていないキャットフードを食べると胃に負担がかかってしまうため、お腹を壊してしまいます。
猫の胃は普段食べていないものを急に大量に食べると、どんなに素材が良いキャットフードでも下痢や軟便を起こしてしまう危険性があります。
特に子猫の時期は軟便や下痢は脱水症状になる危険があるので、急にフードを変えるのはやめましょう。
吐き戻してしまう
慣れていないキャットフードを急に大量に食べると、胃がビックリして吐き戻してしまう可能性があります。
たくさん吐き戻してしまうと猫も辛いので、少しずつ変えていく必要があります。
基本的にはずっと同じキャットフードを使い続けるのが1番ですが、身体に良いフードや療養食に変更するとなったときにキャットフードの切替方法を知っておくと安心です。
胃に負担がかからないキャットフードの切替方法を紹介します。
キャットフードの切り替え方法
キャットフードは急に変えると猫ちゃんに負担がかかるので、少しずつ新しいフードに変えていきましょう。
キャットフードを全て切り替えるには10日くらいかけて行うとスムーズに切り替える事ができます。
- 初日:今まで与えていたフード90%、新しいフード10%
- 2日目:今まで与えていたフード80%、新しいフード20%
- 3日目:今まで与えていたフード70%、新しいフード30%
理想としてはこんな感じの割合で、徐々に新しいキャットフードを増やしていって10日を目安に完全に切り替えていきましょう。
時間をかけてキャットフードを切り替えることによって、胃への負担も減りますし猫の食いつきも良くなります。
フードの好き嫌いが強い猫ちゃんだと、嫌いな匂いのフードはゆっくり切り替えをしても食べない可能性もあるので好みの風味を把握しておくと便利です。
食べなくても様子を見る
キャットフードの切り替えって意外と大変で、最初はあまり食べてくれないこともあります。
我が家の猫も好き嫌いが最近出てきたので、匂いが強いキャットフードは特にあまり食べてくれません。
ですが食べてくれないからといってすぐに他のものに変えるのではなく、前に食べていたエサを少し混ぜたりしてみて様子をみましょう。
1ヶ月くらい新しいキャットフードを続けてみてそれでも食いつきが悪いようなら、変更を考えましょう。
猫が時間をかけて新しいキャットフードに慣れたら食べてくれることもあるので、すぐに判断してしまわないように注意です。
スポンサードリンク新しいものに頻繁に切り替えるのはやめよう
猫は食べムラがある動物です。
今まで与えていたキャットフードを食べない→新しいキャットフードにしたら食べた!→でもすぐ食べなくなった→新しいキャットフード探そうかな
猫を飼っているとこのような経験をする方も多いです。
猫が今までのキャットフードを食べなくなったからといって、すぐに次々と新しいキャットフードに変えてしまうのはよくありません。
上記した通り、猫は新しいキャットフードを身体に慣らすのに時間がかかってしまいます。
新しいキャットフードばかり与えていると身体にどんどん負担がたまり、体調不良を引き起こす危険があります。
それでも飽きっぽく中々食べてくれない猫ちゃんに関しては、ローテーションを作ると安心です。
飽きるのが早い猫ちゃんはフードのローテーションをしよう
飽きるのが早い猫ちゃんは、複数のキャットフードを用意してローテーションをすることをオススメします。
ある程度猫が気に入るキャットフードをいくつか厳選して、身体に慣らしておきます。
そうすることで食べ飽きたキャットフードが出てしまった時に、他のキャットフードですぐに対処することが出来るようになります。
ただ、基本的には数種類のキャットフードを与えるよりも1種類のみのキャットフードを続けて与えていたほうが健康面では安心です。
キャットフードのローテーションについてはそれぞれの考え方があるので、良い悪いは断言できませんが飽きっぽい猫ちゃんには1つの方法として知っておくと便利かなと思います。
切り替えが不安な場合は「全ステージ対応」を選ぶ
キャットフードには色々な種類があり、どのキャットフードを与えれば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。
切り替えには胃に負担がかかるので、あまりキャットフードの切り替えをしたくないという方には全ステージ対応のキャットフードをオススメします。
今は全ステージ対応(子猫~シニア猫まで)ずっと食べ続けることができるキャットフードが販売されています。
こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
キャットフードの切り替えをしていく過程で軟便や下痢になってしまうのが怖い場合は、全ステージ対応のキャットフードを取り入れると安心です。
ずっと同じキャットフードを与えることで、健康管理もしやすくなります。
スポンサードリンクまとめ
キャットフードの切り替えは頻繁に行うものではありません。
現在与えているキャットフードに猫が満足しているようなら、1種類のものを続けていったほうが胃に負担もないので安心です。
間違った切り替え方法をしてしまうと、あまり食べなかったり体調不良になってしまう可能性があります。
キャットフードの食いつきが悪かったり、健康面を考えてキャットフードを変更する場合は猫の体調を見ながら時間をかけてゆっくり切り替えをしていきましょう!