猫が普段のご飯として食べるキャットフードの保存方法はご存知でしょうか。
キャットフードも人間の食べ物と一緒で、封を開けたまま放置してしまうと酸化したり湿気ったりしてキャットフードの状態が悪くなってしまいます。
キャットフードの保存方法を知ることで、なるべく新鮮な状態を保ったまま猫に与えることができます。
酸素に触れたり湿気って酸化してしまうと、猫の体に良くないのでキャットフードの保存方法にぜひ目を通してみて下さい。
スポンサードリンク
も・く・じ♡
キャットフードの保存方法
キャットフードにはドライフードとウェットフードがあります。
ドライフードは毎日食べるものなので、特に保存方法に気をつけなければいけません。
キャットフードにジッパーのあるタイプのものでも、それだけでなくしっかりと密封してなるべく酸素や湿気を入れない工夫が大切です。
ドライフードの保存方法
ドライフードはウェットフードに比べて乾燥しているため、賞味期限は長めですが保存方法を間違えているとすぐに傷んでしまいます。
開封してそのままにしているとすぐに酸化してしまうので、猫がキャットフードを食べなくなってしまうこともあります。
キャットフードの大袋を買っている場合は特に保存方法に注意しましょう。
一般的にはドライフードを開封後、1ヶ月もあれば食べきることが多いと思います。
ですが、開封してからどのような保存をするかで傷むスピードも変わるのでなるべく空気に触れないように保存をすることが大切です。
ドライフードの保存方法は、基本的には密封して空気と湿気に触れないように保存します。
今はドライフードを保存するための専用の密封容器が売っています。
こういう容器を使うと、エサをそのまま入れれば残量も分かりますし、容器を汚したくない場合にはキャットフードの袋ごと入れることも出来ます。
蓋に乾燥剤を取り付けることが出来るので、密封してキャットフードが湿気るのとカビを防ぐことが出来ます。
中の乾燥剤は効果がなくなったら、別売りで乾燥剤が売っているので定期的に取り替える必要がありますが、1つの値段が安いのでまとめて買っておくと取替の時に便利ですね。
キャットフードのドライフードは、酸化してしまうと味の質も落ちてしまうし、臭いも薄くなってしまいます。
猫は臭いで食欲を刺激するため、臭いが薄くなってしまうと気に入っているキャットフードでも食べなくなってしまう可能性があります。
高温多湿の場所に置いておくと、乾燥剤を入れてあったとしても傷むのが早くなってしまうので風通しの良い暗所に置くことをオススメします。
猫が食べてくれなかったら意味がないので、ドライフードは密封容器に入れて酸化させないようにしましょう!
ウェットフードの保存方法
ウェットフードは基本的に「生モノ」という扱いになるので保存するのには向いていません。
キャットフードの種類と与え方…普段はドライフードをあげよう
こちらの記事にも書いてありますが、ウェットフードには水分が75%以上も含まれています。
それ以上置いておくと腐ってしまいます。
そのため、一度開封してしまうと傷むのも非常に早いので当日に食べきるか、次の日に食べるくらいが限度です。
次の日まで保存する方法は、タッパーかお皿に移してから冷蔵庫で保管になります。
ただ、冷蔵庫で保管するとかなり冷えた状態になるのでそのまま与えると猫がお腹を壊す可能性もあるので注意が必要です。
与えるときには、常温か、少し温かい程度にするとウェットフードの匂いも強くなるので食欲が刺激され、食べやすくなります。
ウェットフードは匂いが強いため猫が好むフードではありますが、保存が難しくコスパも高いため毎日与えるのはオススメしません。
個人的には、ウェットフードは特別な日の「ご褒美」として与えるようにして、その日に食べきっちゃうのが一番良いですね。
酸化するとなぜ良くないのか
キャットフードは、丸一日お皿に入れて放置しておくと酸化していきます。
キャットフードが酸化してしまうと、脂肪分が悪玉コレステロールに変わってしまうと言われています。
この悪玉コレステロールはよく聞く成分だと思うのですが、悪玉コレステロールを摂取していると下痢などの体調不良を起こしてしまったり、ガンの原因になることもあります。
酸化しているのを気づかずにエサをずっとお皿に入れておくと、猫の体に良くないものを食べさせていることになってしまいます。
猫の健康を考えると、エサをそのまま放置したりするのではなく毎回新しいキャットフードに入れ替えてあげましょう。
スポンサードリンク猫の健康のためにも新鮮なエサを与えよう
前回与えたエサが残っていた時にそのまま追加で与えるのではなく、朝、夜、と毎回新しいキャットフードを入れて与えることが猫の健康にも繋がります。
毎日エサを与えていると酸化しているかどうかは中々気づきにくいものですが、猫のためにもキャットフードはしっかりと密封保存して毎回新鮮なものを与えるようにしてください。
人間もスナック菓子などをクリップで止めて保存しておくと、湿気ってまずくなるとの同じで、キャットフードもそのままクリップを止めただけの状態で保存しておくとすぐに品質が悪くなってしまいます。
猫は生き物なので、ただエサを与えるだけでOK、というわけにはいかないので健康で長生きしてもらうためにも猫ちゃんのエサの保存方法には十分に注意しましょう。
ウェットフードは開封したその日のうちに食べるのが一番ですが、ドライフードは保存方法によって美味しく長持ちさせることができるので、一度ドライフードの保存方法を見直してみてくださいね!
参考になれば嬉しいです。