愛猫ちゃんの健康を維持するために一番気をつけたいことは「ご飯」です。
どうしても「安いから」という理由で市販のキャットフードを買ってしまいがちですが、市販のキャットフードは安いからこそ猫にとって良くないものもたくさん含まれています。
私も今まで全く気にせず市販のキャットフードを与えていたのですが、キャットフードについて調べてからは考えがガラッと変わりました。
今回は、市販のキャットフードを与えるメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。
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も・く・じ♡
市販のキャットフードは危険?
私は猫を飼い始めてから、とりあえず安くてすぐに購入できる市販のキャットフードをずっと与えてました。
確かに便利なのですが、市販のキャットフードについて調べてみると猫にとってあまり良くない成分などが結構たくさん入っていることがわかりました。
元々マロちゃんが3匹の中でも吐きやすいタイプの子なんですが、今まで与えていたキャットフードは食べた後に頻繁に吐いていました。
今思うと、キャットフードが身体に合ってなかったのかな?と思います。
猫を飼い始めてから3~4年経ちますが、市販のキャットフード(カルカン)を猫に与えていて病気になったことはありません。
ですが、これからどんどん高齢になっていく猫ちゃんのことを考えると身体を作る上で大切な食事をまず見直すことが大切かなと思いました。
市販のキャットフードだから良くない!ということはありませんが、猫にとって必要な栄養素かどうかをチェックしてみましょう。
市販のキャットフードのメリット
市販のキャットフードのメリットを書いておきます。
- 値段が安い
- 手軽に購入できる
- 色々な味がある
だいたいこんな感じでしょうか。一つずつ説明していきます。
お手頃価格で買える
市販のキャットフードはどれを見ても、大体2キロで500円前後で買えるものが多いです。
たっぷり入っているのに安く購入出来るので、市販のキャットフードを買っている人も多いのではないかなと思います。
ですが、動物病院で薦められるキャットフードは「プレミアムフード」と言われており、市販では売っていないものがほとんどです。
プレミアムフードは、素材にこだわっているため通常のドライフードよりも少し値段が高めのキャットフードです。
「ヒルズ」や「ロイヤルカナン」辺りが有名なプレミアムキャットフードですね。
動物病院では、安い市販のフードを薦められることは中々ないと思います。
私も実際に動物病院で薦められたキャットフードがありましたが、値段の高さにビックリしたので市販のキャットフードを与えていました。
市販のキャットフードが2キロ600円前後なのに対し、プレミアムフードは1.5キロで1000円を超えるものがほとんどです。
手軽に購入できる
市販のキャットフードは、どこへ行っても大体売っているので買い忘れがあったとしてもすぐに買いに行く事ができます。
動物病院でオススメされるプレミアムフードなどは、まず市販で売っていないことのほうが多いのですぐに買いに行くことができません。
市販のキャットフードはドラッグストアやホームセンター、コンビニでも売っているので手軽に購入できるのは市販キャットフードの最大のメリットだと思います。
色々な味がある
市販のキャットフードはたくさんの味の種類があります。
好き嫌いがある猫ちゃんにとっては、色々な味を試すことが出来るので好みの味を見つけやすいかと思います。
プレミアムフードの味は、大体1種類か2種類くらいしかないので慎重に選ばなければいけません。
チキンが好きなのか、フィッシュが好きなのか、ということだけでも把握しておくと好みの味を選びやすいかと思います。
スポンサードリンク市販キャットフードのデメリット
次に市販キャットフードのデメリットを書いておきます。
- 穀物が大量に入っている
- 添加物が入っている
- 原材料に悪いものが入っている
個人的には市販キャットフードは長い目で見るとデメリットのほうが多く感じます。
市販のキャットフードを与えるかどうかで悩んでいる方は参考にしてみてください。
添加物が多い
市販のキャットフードには、長期保存するための酸化防止剤や見た目を良くするための着色料、食欲増進させるための香料などがたくさん使われています。
長期保存を可能にするために使われる酸化防止剤は、発がん性物質などが含まれる成分が入っている可能性もあります。
そして、キャットフードが赤っぽい色や緑っぽい色にするために使われている着色料は猫にとって何の意味もありません。
猫は人間よりも色が薄く見えているため、着色料は全くの無意味なのです。人間が美味しそうに見えるためだけに使われています。
プレミアムフードやナチュラルフードに色がないのはそういうことなんです。
人間も添加物はあまり良くないと言われていますが、それは猫にとっても同じです。
市販のキャットフードには添加物がたくさん入っているので、人間で言えば毎日ジャンクフードを食べているようなものになってしまうのです。
穀物が大量に使われている
猫は肉食動物です。
基本的に高タンパクを必要とする猫ですが、市販のキャットフードは安いからこそ「穀物」がたくさん使われています。
キャットフードなのでお肉も入っていますが、かさ増しするために穀物が使用されています。
穀物は肉食動物の猫にとって消化しずらく、ごくまれにアレルギーを引き起こす場合もあります。
穀物は猫にとって必要のないもの、と言われているくらいです。
穀物が大量に入っていると、本来必要なたんぱく質が少ない可能性があるので、成分表をチェックすることが大切です。
原材料に悪いものが使われている
市販のキャットフードの原材料欄をチェックするとよく目にするのが「○○ミール」というものです。
「○○ミール」というものは、人間が食べない(食べられない)部分をミンチにして使用している可能性があります。
なので、正直どういうものが入っているのかわかったものじゃありません…。
人が食べないような内蔵、骨、腐りかけの肉など…副産物が入っていないとは言い切れません。
市販のキャットフードは穀物がたくさん入っていたり、脂分や添加物が多いので太りやすくなる、というのも聞いたことがあります。
いくら猫だからと言っても、食べているもので身体が作られるので何が入っているのかわからないものを与えるのは怖いですよね…。
健康を考えると市販はオススメしない
私は猫を飼ってからずっと市販のキャットフードを与えていました。
猫も人間と同じで食べたもので身体が作られるので、添加物がたっぷり入っているものをずっと与え続けるのは良くありません。
現状は健康でも、高齢になったときに病気にかかりやすくなってしまう可能性があります。
高齢になっても健康で長生きしてほしい、と思うのがやっぱり飼い主だと思うので適当にエサを選ぶのではなく、キャットフードの原材料をチェックしてみてほしいです。
猫ちゃんが高齢になったときのことを考えて、若いうちから良いキャットフードを与えてあげることをオススメします。
猫にも好き嫌いがあるので、原材料が良いものであっても食べない猫ちゃんも居るので、色々なフードをお試ししてみましょう!
私も色々なキャットフードを試していますが、3匹居るので3匹の好みが一致することがないので結構試行錯誤してエサを選んでいます…(笑)
市販のキャットフードを与えている飼い主さんはぜひ一度、猫ちゃんのキャットフードを見なおしてみてはいかがでしょうか。