キャットフードのローテーションの方法とメリット・デメリットまとめ

キャットフード

猫は食べ物の好き嫌いが激しい動物ですが、キャットフードに対してもすぐに飽きてしまう猫ちゃんがいます。

そんな飽きっぽい猫ちゃんのために複数のキャットフードのローテーションをしている方は結構多くいます。

今回はキャットフードのローテーションの方法とメリット・デメリットを書いていきます。

食事に飽きっぽい猫ちゃんを飼っている方の参考になれば嬉しいです。

スポンサードリンク

も・く・じ♡

キャットフードのローテーション方法

キャットフードのローテーションには色々な方法があります。

特に多頭飼いの場合は、それぞれ好みが違うのでローテーションをしてみると食いつきも良くなったりします。

ではローテーションはどのような方法があるのでしょうか。

一つずつ紹介していきます。

自分でブレンドしたキャットフードを与える

1種類のキャットフードだと食べないので、1回の食事に複数のキャットフードを混ぜて与える方法です。

これはよく聞くローテーション方法の1つなのですが、栄養面に安定がないためあまりオススメは出来ません。

色々な味があってよく食べるようにはなるかもしれませんが、体調不良を招く原因にもなってしまいますので注意が必要です。

週、月替わりでのローテーション

複数のキャットフードを用意して、2週間毎や1ヶ月毎にキャットフードをローテーションしていく方法です。

あまりにも飽きっぽい猫ちゃんになると1週間や2週間で違うキャットフードに変えることで食欲が出るようになります。

ただこの方法だと、1~3ヶ月を目安にしてローテーションするのが1番安心です。

猫の食べたものは3ヶ月で身体に馴染んでいくので、体調不良が出た場合にも原因となったキャットフードの特定がしやすくなります。

複数のキャットフードをこまめに与えていると、体調不良が起きた際に何が原因なのかの特定が難しくなってしまいます。

あまりにも短期間のローテーションだと胃腸が活発になりすぎて体調を壊してしまうこともあるので気をつけましょう。

アレルギー対策

同じものをずっと食べ続けることで、アレルギー反応が出てしまうことがあります。

キャットフードの場合だと、穀物が入っているものにアレルギー反応が出るようになり穀物が入ったキャットフードを食べられなくなってしまう猫ちゃんが結構います。

穀物だけではなく、キャットフードによく使われる原材料のチキンなどをずっと摂取することによって拒否反応が出てしまう可能性もあります。

そんなアレルギー対策として、ローテーションをしている方も少なくありません。

1~3ヶ月を目安にキャットフードをローテーションしている方の中にはアレルギー対策として行っている方も多いです。

今では穀物が入っていないキャットフードもたくさん出ているので、それらをローテーションしていくとアレルギー反応が出にくい身体を作ることが出来ます。

猫にアレルギー反応が出てしまうと、アレルゲンを特定するのは難しいのでフードに関しては早めに対策をとっておくと安心です。

我が家もマロちゃんがアレルギー体質だと判明してからは、キャットフードを見直しています。

猫の身体に負担が少ないキャットフードを選びましょう。

ローテーションは3種類まで

あまりにもたくさんの種類のキャットフードをローテーションしていると、猫の身体が対応出来なくなってしまいます。

猫ちゃんの身体の負担を考えると、3種類が限度です。

3種類を上手く飽きないようにローテーションしていきましょう

ローテーションをするメリット

キャットフードをローテーションするメリットをあげていきます。

  • 新しいフードへの切り替えが簡単になる
  • 飽きずに食べてくれるようになる

ローテーションをすることでの最大のメリットは、新しいフードへの切り替えがスムーズに出来ることです。

ずっと同じキャットフードを食べてきた猫ちゃんだと、成猫用→シニア猫用のキャットフードに切り替えるのが大変だったという話もよく聞きます。

スポンサードリンク

ローテーションをするデメリット

ではローテーションをするデメリットです。

  • 飽きっぽくなる(わがままになる)
  • 体調不良を引き起こす可能性がある
  • フードの効果が出づらい

キャットフードをローテーションすることによって起きるデメリットは、キャットフードを頻繁に変えることでさらに飽きっぽくなるという部分です。

基本的に猫はフード一種類をずっと食べ続けることも出来ます。

ですが、キャットフードを変えることで「新しいフードが出て来る!」と覚えてしまうとすぐに現状のフードに飽きてわがままになってしまいます。

そしてローテーションする間隔が短いと、体調不良を引き起こしてしまう可能性もあります。

ひどい場合には下痢や軟便になってしまうので、あまり頻繁にキャットフードを変更するのは危険です。

フードの効果が出づらいという項目については、キャットフードをブレンドしている場合になります。

キャットフードは他のフードとブレンドすることを想定していないので、混ぜてしまうと栄養が偏ってしまったりバランスが崩れてしまいます。

健康的にも1番良くないので、フードの良さ、バランスを崩さないためにも複数のキャットフードを混ぜて与えるのはやめましょう。

キャットフードのローテーションまとめ

キャットフードのローテーションについては、体調不良になるリスクなどを考えると個人的にはあまり賛成ではありません。

ですがどうしても1種類のキャットフードを食べ続けられない猫ちゃんや、好き嫌いが激しい猫ちゃんになるとローテーションもやむを得ないのかなと思います。

キャットフードの与え方については、それぞれの飼い主さんの考えがあるのでどれが正解とは言えません。

キャットフードをローテーションをする場合は猫ちゃんの健康を第一に考え、負担が少ない方法で与えてください。

ローテーションをするキャットフードについても、安心して与えられるものを選びましょう!