私は猫を多頭飼いしています。
以前は3匹でしたが、今は2匹になりました。先住猫がいる状態で子猫を迎え入れた経験があります。
今回は猫を多頭飼いするときの注意や、先住猫がいる状態で子猫を引き取った際のコツなどについて書きたいと思います。
多頭飼いをしようと思っている方に参考になれば嬉しいです。
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も・く・じ♡
多頭飼いをする前に知っておくこと
猫を初めて飼う際に、兄弟や姉妹のようにまとめて飼う状態なら特に問題はありません。
私の飼っているハムとマロがそうなのですが、一緒に環境に慣れていくので猫同士のトラブルも特にないかと思います。
今回の多頭飼いは、先住猫がいる状態で新しく子猫を迎え入れるときの注意です。
やはり新しい猫が家にやってくると先住猫はかなりパニックになるので、それだけは把握しておきましょう。
先住猫はパニックになる
最初はどんな猫でも子猫を迎え入れたらパニックになります。
実際、私の家でもハムとマロがいる状態でミコちゃんを迎え入れたときもものすごい威嚇していました。
そのときの記事がこちらです。
ミコちゃんがビビるのはもちろんなんですが、ミコちゃんよりも先住猫がかなりビビります。
あまりにもビビリすぎて最初はご飯も食べずに逃げたりしますが、時間が解決してくれるので大丈夫です。
先住猫が威嚇するからとすぐに「多頭飼いは無理!!」と判断しないようにしましょう。
あまりにもビビってたうちのハムちゃんでも1ヶ月もすれば仲良く一緒に寝ていました。
費用が倍になる
多頭飼いをしようと思ってる方はまず余裕を持って飼えるのか、費用について考えましょう!
エサやトイレは共同で使ってもらうことが出来るので、そこまで費用が上がることはないかもしれないですが費用が倍になるのは以下の項目です。
- 避妊・去勢手術(1回):2万~3万
- 健康診断(年1回):5千円~
- 予防接種(年1回):5千円
- レボリューション(月1回):1500円
上記の値段は確実な値段ではありません。参考程度にチェックしてみてください。
先住猫に加えて新しく入ってきた猫ちゃんの費用もかかってくることになるので、大体の値段は把握しておきましょう。
新しい猫を迎え入れる際の注意
新しい猫が家に来た時に気をつけることを書いていきます。
家に来てすぐに部屋の中を自由に動けるように開放してしまうと、みんなパニックになるので様子見をすることが大切です。
最初は不安なことがたくさんありますが、少しずつ慣れさせていきましょう。
新入り猫のウイルス検査をしておこう
猫を引き取る前に、まずは血液検査や健康診断をしてエイズや猫風邪などのウイルスを持っていないか動物病院で検査をしてもらいましょう。
先住猫がいると、先住猫に病気が感染ってしまう可能性があるのでまずは家に連れていく前に健康診断をしておくことが大切です。
私もミコちゃんを引き取る前に血液検査をしてもらっています。
血液検査でウイルスはいなかったですが、貰ってから数ヶ月後に寄生虫が出るという事件もありましたが、レボリューションで退治しました(笑)
野良猫だと特に、ウイルスを持っている可能性が高いので健康診断は必須です。
先住猫に感染る可能性のある病気を持っていないかの検査は一番最初にしておきましょう。
環境に慣れるまではケージに入れよう
新入りの猫ちゃんが家に来たら、ケージに入れておきましょう。
ケージの中に、ご飯と簡易式のトイレも入れて生活が出来るようにしておくと猫ちゃんが安心できる空間に出来ます。
私の家にミコちゃんが来たときも、動物病院でケージを借りてケージ内で生活をさせていました。
最初はこんな感じでした。
ハムもマロもケージに全く近づこうとしなかったので、飼い主としては上手くやっていけるかドキドキでした。
でもケージ内で怯えていたのは2~3日で、ご飯を食べたりしているうちに周りに興味を示すようになります。
その頃には先住猫も興味を示すようになってくるので、少しの時間ケージ越しから対面させると良いです。
うちの場合は、家に来て1週間経たないくらいから開放していましたが猫には猫社会があるので猫同士で勝手に仲良くなります。
最初はお互いにフシャーとなりますが最初だけなので、猫同士のやりとりを止めたりせずに温かく見守ってあげましょう。
先住猫を優先する
新しい猫が来ると新しい猫が可愛すぎて構ってしまいたい気持ちになりますが、先住猫を優先するようにしてください。
新しい猫に対して先住猫が偉い、という認識をつけるためでもありますし、先住猫が嫉妬しないようにするためです。
例えば、ご飯を食べさせる時に先住猫が食べているときは新入りが邪魔しないように気をつけたり…ですね。
そんなに慎重になることはないですが、先住猫がストレスで精神的に病んでしまうこともあるので注意が必要です。
新入りが小さい子猫の場合は、慣れるのが早いので上手くやっていくと思います。
ですが、ある程度成長した猫だと自我が強いので喧嘩になりやすくなります。
喧嘩になったとしても、先住猫を怒らずに新入り猫を抱っこして引き離しましょう。
見守ることが大切
基本的に、開放して大丈夫そうなら放置しましょう。
猫には猫社会があるので、先住猫と新入り猫で上下関係をハッキリさせます。
うちの場合は、ミコちゃんが生後5ヶ月くらいで少し大きめだったのですがハムちゃんがネコパンチをしたりして「自分の方が立場が上」ということを教えていました。
ここで、飼い主が割り込んでしまうと上下関係がハッキリせずに新入りがワガママになってしまいます。
先住猫が新入り猫と取っ組み合いの喧嘩をしていても怒らずに見守ってあげましょう。
血が出るような喧嘩をしていたらさすがに危険なので止めに入る必要がありますが、軽い猫パンチをしているくらいなら手加減をしている証拠なので大丈夫です。
最初は微妙な距離感を保ちますが、1ヶ月もすればあっという間に慣れるのでそう心配はいりません。
うちの場合も先住猫がありえないくらいに威嚇をしていましたが、1ヶ月も経てば仲良く3匹で丸まって寝るくらいになりました。
正直慣れたら知らない間に仲良くなっています(笑)
スポンサードリンク不安なのは最初だけ
先住猫と新入り猫を初めて会わせた際に「威嚇したから相性が悪い!」と思ってしまう方も多いですが、最初はみんな威嚇します。
自分の縄張りに知らない猫が来たらビックリしますし怖いです。
最初はお互いに威嚇しあいますが、猫はそういうものだと頭に入れておくと多頭飼いをするときに心に余裕をもって接することが出来るのではないかなと思います。
私の猫も何だかんだ最初はどうなることかと思いましたが、最終的にはこんな感じで引っ付いていました(笑)
今はミコちゃんが早くに亡くなってしまったので、2匹の生活に戻りましたが3匹の多頭飼いはメリットが多かったです。
経済面が一番心配な部分にはなりますが、猫が多数居ると遊び相手にもなるので運動不足解消にもなります。
多頭飼いをしようと思っている方は、多頭飼いの注意やコツなどを知って上手く先住猫と会わせてあげてください。
少しでもこの記事が多頭飼いをする際の参考になれば嬉しいです。