猫が実は抱っこを嫌う事を知ってましたか?
もちろん個人差はありますが、基本的にはあまり好きじゃない猫ちゃんがの方が多いです。
でも猫に抱っこを慣れさせる方法はあります。
今回は猫の抱っこの仕方について紹介していきます。
ちなみに抱っこを出来るようにする方法もあるので、その方法も書いていきますね。
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も・く・じ♡
猫が抱っこを嫌がる理由
まず最初に猫が抱っこを嫌がるケースで、その理由について紹介します。
猫は「嫌な事は覚えている」ので、実は記憶によっても抱っこを嫌がる事があります。
抱っこをした後に嫌な事があった
過去に抱っこをされた後に嫌な事があった場合、猫は抱っこを嫌がります。
例えば普段抱っこをしないのに、抱っこをしたら病院に連れて行かれたとか、そういう事があると嫌がるケースが多いです。
猫は根に持つ動物なので「またあそこに行く気か!」と本気で抵抗して引っかかれたり噛んだりする猫ちゃんもいます。
ちなみにうちのマロちゃんは、キャリーケースに入れられたら病院に行く合図なのに、懲りずに何度も自分から入ってきます…。
なのに現地では怖がって泣き叫びます…学習能力が…ない…。
無理に抱っこするから
猫は基本的に自己中心的な生き物です。
自分がそういう気分じゃないのに、いきなり抱っこしようとすると凄く嫌がります。
それこそどれだけ仲良しであろうと関係ありません。嫌なものは嫌なので、我が家の飼い猫であるハムでもマロでも嫌がります。
ミコに至っては爪を立てて逃げて行きます…笑
それぐらい「気分じゃない事は嫌!」となるのが猫なのです。
一定の信頼関係があろうとこうなるので、信頼関係が構築出来ていない人が相手なら尚更ですよね。
初対面でいきなり猫を抱っこするのは特に禁物ですよ!
嫌いな匂いがするから
猫が嫌いな匂いの代表的なものに「柑橘系」がありますが、他にも猫ちゃんによって嫌いな匂いはあります。
猫は嫌いな匂いを嗅ぐと、人間のように「うわっくさ!」みたいな表情をして顔をそむけたりします。
結構面白いんですけど、あんまりやるとほんとに嫌われちゃうから注意ですよ!!
抱っこを嫌がる理由に、猫が嫌がる匂いがするから…と言う可能性もあります。
香水や石鹸で柑橘系のものを使っていたりすると、それだけで猫は逃げます。
夏の制汗剤とか、柑橘系に近い匂いがするものを身につけていると、猫ちゃんが嫌がって逃げる原因になったりもするので注意です。
抱き方が気に入らないから
猫はデリケートな生き物です。嫌いな体勢にされたら当然嫌がります。
そもそも自分が落ち着いて座っている時に抱き上げられて邪魔されるのも嫌がります。
その際の抱き方が嫌な抱き方だと、それこそ本当に嫌がって逃げてしまいます。
この「嫌な抱き方」については個人差が大きいとは思いますが、今回は一般的な抱き方について、簡潔に紹介します。
猫が好む抱き方と嫌がる抱き方
猫が好む抱き方と嫌がる抱き方です。
ただし猫ちゃんによってこれは異なる事が多いです。
少なくとも我が家の猫は全員このパターンに綺麗にハマっていたので、それで紹介していきます。
今回は比較的、僕に抱かれても嫌がらないマロちゃんに協力して頂きました。
猫が嫌がる抱き方
最初のこの抱き方ですが、要するに仰向けにして抱っこしてしまっています。
この抱き方は全員嫌がります。まだ膝の上で仰向けになるのは良いんですが、お腹を見せるのは基本的に嫌がります。
その理由として、自由が利かなくなるからだと思われます。マロちゃんですらこの抱き方は嫌がります。
ハムでも暴れてなんとかお腹を見せない体勢にしようとしますし、ミコは即座に引っ掻いて逃げていきます…笑
猫が好む抱き方
猫が好む抱き方はコチラになります。
マロちゃんが落ち着いているのがおわかりでしょうか?
この子も気分によって嫌がるんですけど、この時は「ふぅ…」って感じで居座ってくれました。
片手でお尻と後ろ足を支えてあげて、地面に座っている感を出してあげると良いです。
もう片方の手で体を支えつつ、前足を置く場所を作ってあげると猫は結構落ち着いてくれます。
ただしこの体勢は猫が嫌がったら即座に逃げられる体勢でもあるので、捕獲する際には適していません。
あくまで猫とある程度の信頼関係を築けている状態で使うべき抱き方になるかも知れません。
捕獲するならこちらの方がオススメ。
脇の下を持って、その上でもう片方の手はお尻と後ろ足を支えるやり方ですね。
この状態なら猫が逃げようとしても逃げる事は出来ません。前足の自由は奪っているので、捕獲したままにも出来ます。
その上である程度、猫に自由を持たせる事が出来るので悪くない感じになります。
ただ一番好ましいのは1番目に紹介した猫が好む抱っこの状態だと思います。あの時が一番みんなリラックスして抱っこさせてくれます。
ちなみにうちの猫はお尻を抱えて、前足を肩に乗せてあげると落ち着くのでそっちもオススメです。
ハムもマロもその抱き方が一番好きです。
スポンサードリンク抱っこを好きになってもらう方法
猫は基本的に抱っこを嫌がる動物ですが、別に絶対に嫌いなわけではありません。
ではどういう所から抱っこを好きになってもらうのかと言うと、一番は冬を利用する事です。
寒い時に膝に座らせる
猫は寒いと温かい所を求めてさまよいます。その際にずっと放置していると、気付くんですよ。
「膝の上が暖かい事に」
ちなみに僕の場合は、着る毛布を着ていたので、猫達はその毛布を求めてよく僕の膝の上に乗っていました。
ハムとマロは1歳の頃には、よく僕の着る毛布の中に入っていたんです。
PCの前に座って作業していたら、最初は膝の上に座っていたんですが、気がついたら毛布の中に入っていて、ずっとそこで眠っていました。
その際に移動する時はそのまま抱っこして移動していたんです。
着る毛布の中に入ったまま、抱っこして一緒に移動して一緒にトイレ行って、そのまま戻ってたりしてたので、実はハムとマロはあまり抱っこを嫌がりません。
小さな頃にこの習慣をつけていたので、抱っこをほとんど嫌がらない猫に育ったんです。ミコちゃんは別ですけど…笑
「膝に座る」→「落ち着いて眠る」→「それを習慣付ける」→「そのまま抱っこして移動」をしていると、猫は抱っこへの嫌悪感を失っていくようです。
これもある意味では習慣づけだと思います。特に小さな頃に習慣づけておくと良いと思います。
それでも嫌がる時は嫌がる
大人になってくると甘えてくる事が減ってくるので、それでも嫌がる時は嫌がります。
マロも他の場所に行きたい時は僕が抱っこすると「ぷるるぁー」とよくわからん鳴き声をあげます。
ハムなんかは「みゃー」と低い声で明らかに嫌がった声をあげるんです…笑
ちなみにミコに至っては最初から全力で拒否ですよ!!笑
慣れていてもそんなもんなので、無理矢理抱っこするのだけはNGですよ!!
優しく接していればいつかは抱かせてくれる
無理矢理抱っこしたり、追いかけ回したりしていなければ、いつかは抱かせてくれます。
うちの場合は落ち着いている時に頭を撫でたりして「ちょっとお嬢ちゃん、遊ばない?」って雰囲気を出してから抱っこするようにしています。
それか猫の方からが来るのを待っている感じです。自分からあまり触りに行くのではなく、放置していると猫の方から寄ってきて「遊んでー」って言ってくるので、そういう時に愛情表現してますね。
ハムに至っては僕の椅子の背もたれの上に飛び乗って、顔を見て「みゃーお」って呼びますからね!笑
ちなみにマロは無言でディスプレイの前に座ります…邪魔です…。ミコは何故か遠くから鳴いて呼んできます…笑
とまぁ猫の抱っこのやり方はこんな感じです。一番ダメなのは無理矢理やる事!
最初に紹介したように嫌なイメージを持たれるのでダメですよ。
猫と遊ぶ時は気を長くして猫が構って欲しい気分になるまで待ちましょう!