猫の換毛期の抜け毛対策はこまめにやろう…シャンプーが効果的!

猫
毛が多い猫ちゃん

猫には換毛期という、毛が入れ替わる時期があります。

特に冬毛→夏毛に変わるときは、掃除してもすぐに毛の塊がその辺に落ちるので病気かと疑うくらいに抜けます。

換毛期の抜け毛は本当にとんでもない量なので、抜け毛の対策や換毛期の時期について書きたいと思います。

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も・く・じ♡

換毛期とは

換毛期というのは、夏→冬にかけて、またはその逆の冬→夏にかけて猫が毛を衣替えする時期です。

人間も寒くなったり暑くなったりすると衣替えをするように、猫も季節によって夏毛や冬毛に変わります。

夏毛は身体の熱を逃がすために、毛の密度が少なく、ちょっと硬めの毛で風を通しやすくなっています。

冬毛は、細かく柔らかい毛が密集するように生えて、身体の熱を逃がさないようにしています。

猫の体型が、夏になると細く見えて冬になると太って見えるのは、夏毛や冬毛が関係しています。

冬のコロコロとしたふわふわの猫ちゃんは見ているだけでも癒やされますよね。

抜け毛の多い時期

猫の抜け毛の最も多い時期は、春→夏にかけてですね。

春の暖かい時期になってくると冬毛が一気に抜け始めます。本当にビックリするくらいに抜けます。

私の家では猫を3匹飼っているのですが抜け毛が多い時期に、1日でも掃除をサボると、抜けた毛をかき集めただけで両手いっぱいになるくらいの抜け毛が落ちていることがありました。

猫が足で首の辺りを掻くだけでも毛がすごく舞うので、抜け毛の時期の掃除は本当に大変です。

個体差や地域差はあると思いますが、うちの猫で一番抜け毛が多いのは5月~7月くらいですね。

逆に、秋→冬にかけての夏毛の抜け毛の量は冬毛が抜ける量と比べると全然気にならないです。

換毛期は毛玉を吐くことが多い

換毛期(春→夏)は、毛がたくさん抜けるので猫のグルーミングも増えてくるようになります。

少しでも冬毛を早く抜こうとして体中ペロペロしますが、この時期はよく毛が抜けるのでグルーミングで毛を飲み込んでしまうことが多くなります。

その結果、お腹に溜まった毛玉を吐き出すことがあります。

うちの猫は、ハムちゃんとミコちゃんは毛玉を吐かないタイプの猫なのですが、マロちゃんだけは毛玉を頻繁に吐いてしまうので毛が抜ける時期は本当に掃除が大変になります。

毛玉を吐く体質かどうかは飼ってみないとわからないのですが、毛玉を吐くタイプの猫ちゃんになると換毛期は注意して観察しておかないと色んなところで吐いてしまいます。

抜け毛の対策

猫の抜け毛がひどいからといってそのまま放置しておくのもよくありません。

毛玉を吐く回数が増えてしまうし、そうなると掃除をする回数も増えてしまいます。

というわけで、抜け毛を少しでも減らすための対策を紹介したいと思います。

ブラッシングをする

普段からの習慣づけで抜け毛を減らすことが出来るのは、ブラッシングです。

ブラッシングは、することによって毛のほつれなどを取り除くことが出来ますし、猫の身体のマッサージにもなるので血行促進にもつながります。

うちの猫は小さい頃からの習慣にしていなかったので、今でもブラッシングはあまり好きではないのですが、換毛期じゃなくてもブラッシングをしただけでたくさんの毛が取れるので、普段からのブラッシングで余分な毛を取り除いてあげることは大切です。

うちの猫はみんな短毛種なので、週に2、3回ブラッシングをするようにしています。

あまり固いブラシだと痛がって嫌がってしまうので、家では普段はシリコンで出来た柔らかいブラシを使っています。毛もたくさん取れるので重宝しています。

そして換毛期で毛がたくさん抜けるときには、以前WEB論で紹介した「フーリー」がオススメです。↓

軽くブラシを通しただけでもゴソッと毛がとれたので、ブラッシングをしている方も楽しくなってきます。

私の家にいる短毛種の猫でもかなりの量の毛がとれたので、長毛種の猫ちゃんになるととんでもないことになりそうです。

換毛期のペットにはピッタリのブラシです。

シャンプーをする

換毛期などのごっそり毛が抜ける時期は、いくらブラッシングをしても追いつかないことがあります。

そんなときはお風呂に入れて洗ってあげましょう。

猫は自分でグルーミングをするので体臭などは気にならないのですが、抜け毛となると話は別です。

猫はあまりお風呂に入れるイメージがないかもしれないですが、抜け毛がひどい時期にお風呂に入れるだけで一気に抜け毛が減ります。

シャンプーが苦手な猫ちゃんが多いので、苦手だとお風呂に入れるのは大変だと思いますが一回シャンプーをするだけでも抜け毛の量がかなり減るのでオススメです。

うちの猫のマロちゃんは短毛種ですが、春の暖かくなった時期にお風呂に入れたら冬毛が一気に抜けて見た目もスッキリしたことがあります。

それだけの毛が床に落ちずに身体に付いていたのかと思うとちょっと恐ろしいですね。

シャンプーは人間用を使うのではなく、猫用シャンプーがホームセンター等に売っているので、猫専用のシャンプーを使うようにしましょう。

ちなみにうちの猫の場合ですが、子猫(生後2、3ヶ月)の頃からお風呂に入れていたのでお風呂は怖がりません。慣れって大切だと思います…!

空気清浄機を使う

猫を飼っているとどうしても抜け毛は気になってしまいます。

シャンプーやブラッシングなどの猫だけに対策をしているだけでは、抜け毛対策は追いつかないと思います。

もちろん何もしないよりかは効果はありますが、それでも抜け毛が気になる場合は空気清浄機を置くのをオススメします。

猫の毛は軽いので、猫が暴れまわったり、人間が歩くだけでも床に落ちている毛が空中に舞ってしまいます。

特に換毛期中の猫が家の中を暴れまわった日にはもうとんでもないことになります。

なので、空気中の抜け毛を取り除いてもらうためにも空気清浄機は重要になってきます。

空気清浄機の種類によっては、空気中の匂いだけを清浄して空気中の毛を吸い取ってくれないものもあるので注意しましょう。

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猫にも人間のためにも抜け毛対策は大切!

抜け毛対策をするのは、猫が毛玉を吐かないための対策にもなりますが猫だけじゃなく人間のためにも大切です。

猫の毛は軽いので空中に舞ったりします。そこで人間が猫の毛を吸ってしまうこともあり、最悪の場合猫アレルギーになる可能性もあるので抜け毛対策はこまめにやるようにしましょう!

家族の一員として迎え入れた猫ちゃんですから、終生愛情を持って育ててあげたいですね。