私が飼っている猫は完全に家の中だけで飼っている家猫ですが、毎年ワクチンは欠かさずに動物病院で接種しに行くようにしています。
完全家猫でも、飼い主が外出して他のウイルスを持ったネコを触ったりしたりするとウイルスを家の中へ持ち帰ってしまい感染してしまう危険もあります。
ワクチン接種は家猫だから必要ないと思っている方も多いですが、家猫でも感染する可能性はあります!
今回はワクチンの必要性について書きます。
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も・く・じ♡
ワクチンとは
ワクチンは、いわゆる予防接種です。猫の感染症を防ぐ、または感染症かかったときの症状を軽くするためのものです。
ワクチンで予防できる感染症は以下の通りです。
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫白血病ウイルス感染症
- クラミジア感染症
ワクチンで予防できる病気は一般的に猫風邪と言われている病気が多いです。
猫の感染症はワクチンを打っておくことで、病気にかかっても症状が軽減されるので治りが早くなります。
猫風邪は人間の風邪と違い、治るのにかなりの時間がかかったり最悪の場合命を落とす危険性もある怖い病気です。
猫風邪の詳しい症状はこちらの記事を参考にしてみてください。
猫風邪の症状と治療法まとめ…ワクチン接種で予防をしよう
ワクチンの種類
私の猫が通っている動物病院では「3種混合」と「5種混合」がありました。
完全家猫の場合は「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫汎白血球減少症」の予防が出来る3種混合ワクチンを打ちます。
外に散歩しに行く猫ちゃんや、外飼いをしている猫ちゃんは感染するリスクがかなり上がるので上で紹介した感染症を全て予防する「5種混合ワクチン」を打ちます。
うちの猫はみんな完全家猫なので、3種混合ワクチンを毎年打っています。
ワクチンの値段
ワクチンの値段は、病院によってどのワクチンを接種するのかで大きく変わってきます。
私が通っている動物病院では、3種混合が3500円、5種混合が5000円でした。
私が飼っている猫は3匹なので、予防接種で毎年3種混合のワクチンで10500円かかっています。
予防接種は病院によって値段の上下があるので、ちょっとでも安い方が良いという方は色々な動物病院で値段を聞いてみることをオススメします。
猫のワクチン接種費用の平均は、3種が3000~5000円、5種が5000円~7000円位です。
スポンサードリンクワクチンの接種時期
ワクチンの接種は、基本的に1年に1回です。
初めてワクチンを接種する子猫の場合、最初だけは2回接種します。
生まれてから2、3ヶ月で母猫からもらった免疫がなくなっていくので、生後2、3ヶ月で一回接種し、1ヶ月後に2回目の接種をします。
その後は1年毎にワクチンの接種を行います。
うちで飼っているハムとマロも、1番最初は生後2ヶ月くらいでワクチンを打ちました。
そして1年毎のワクチン接種は健康な状態ならいつでも接種することが出来ます。
風邪を引いてたり、どこか調子が悪い時は免疫が落ちている状態なので接種をやめましょう。この辺は人間の予防接種と一緒ですね。
ワクチン接種は動物病院では予約は要らないところが多いと思います。不安な場合はまず電話して聞いてみましょう。
ワクチンの接種後
ワクチンの接種は本当にあっという間に終わります。
基本的に人間の予防接種と一緒なので、消毒してから注射して終わりです。
ハムとマロの予防接種のときの様子を動画に撮っているのでぜひ見てみてください!
接種部位は、背中に接種するのが一般的のようですが、同じ箇所にばかり注射していると腫瘤が出来る可能性があるので今では太ももに接種するお医者さんも多いようです。
私が通っている動物病院では、ワクチンは太ももに接種していました。ハムとミコは大人しく鳴きもしませんでしたが、マロは激しく鳴いてました…笑
予防接種するときも性格が出るので面白いです。
接種後は、安静にして入浴や激しい運動はさせないようにしましょう。…とは言っても猫なので走り回ったりしますが…(笑)
ワクチン接種後に微熱が出たり食欲低下、顔のむくみ、ぐったりするなどの症状が出たら早めに病院へ連絡しましょう。
予防接種証明書がもらえる
予防接種をした後は、予防接種証明書というものがもらえます。
予防接種証明書はこういう紙のファイルに入れて渡されました。
まだ何も書いてないですが、ワクチン接種の記録という紙のファイルに猫の名前や飼い主の情報を書いておけばワクチン接種のときに役立ちます。
ファイルの中にもワクチン接種の記録をする項目があるので、いつ接種したかがひと目で分かるようになっています。
これが予防接種証明書です。どのワクチンを接種したのか、次回の接種はいつなのかなどが記載されているのでいつでも見直すことが出来ます。
私が通っている動物病院では、ワクチン接種の時期が近くなると手紙が送られて来るので忘れずに済みますが、ワクチン接種の記録が残っているだけでも次のワクチン接種がいつかひと目で分かるので便利です。
ちなみに、みこちゃんは生後6ヶ月に初めての予防接種をしました。動物病院でもらったのが6ヶ月前後だったので…。
スポンサードリンク次回のワクチン接種時期が近づくとハガキが届く
毎年同じ動物病院で接種していれば、大体の動物病院では毎年ワクチン接種時期が近づくとハガキが届くので忘れる心配がありません。
今年も我が家にはワクチン接種のハガキが来ました。
こんな感じです。
初めてワクチンを接種をする動物病院では、次回のワクチン接種時期が近づいてきたときにハガキが送られてくるのかどうか確認しておくと安心です。
必ず前回ワクチン接種した日に接種しないといけないわけではなく、我が家では前回接種した日の前後3日くらいでワクチン接種をしに行っていますよ。
家猫でも感染するリスクがある
完全家猫だからと言ってワクチン接種をしないのは間違いです。
猫は外に出ないとしても、人間は色々と外に出る機会があります。そこで、服や靴下などにウイルスがついて持ち帰って猫に感染…なんてことも実際にあります。
家猫が感染症にかかってしまったときの感染経路のほとんどは、人間が外から持ち帰ったウイルスです。
ワクチン接種をしていない猫ちゃん、特に子猫や高齢猫が感染してしまうとあっという間に体力が奪われてしまい亡くなってしまうこともあります。
そして、病気に感染してしまった場合の治療費は、ワクチンの費用よりもかなり高額になってしまいます。
感染症はワクチン接種でしか予防をすることができません。感染してしまった後では遅いので、いつまでも猫ちゃんが健康でいられるように予防接種は年に一回かならず受けましょう!