猫と遊んでいると噛んでくることがあります。
例えじゃれてるのだとしても、これが本気噛みだったら飼い主が毎回傷だらけになってしまって大変です。
今回は猫が噛んでくる理由と、甘噛を覚えていない猫ちゃんのしつけ方法を書いていきます。
甘噛を覚えておかないと猫と遊ぶのが苦痛になってくるので、しつけは早いうちにしておきましょう!
スポンサードリンク
も・く・じ♡
猫が噛んでくる理由
猫は結構気まぐれな性格をしているので、甘えてるのかな~と思いきやガブッと噛んでくることがあります。
猫が噛んでくる理由をいくつかあげていきます。
獲物だと思っている
遊んでいる最中に手にガブッと来た場合は、遊んでいた手などが獲物に見えて噛みついています。
遊んでいる最中に本気スイッチが入ると、結構強い力で噛んでくることもあるので注意が必要です。
甘噛を覚えている猫ちゃんなら本気で噛んでしまった瞬間に「( ゚д゚)ハッ!」って顔をしてすぐに甘噛になるか噛むのを止めてくれます。
噛むことにしつけがされていない猫ちゃんだと問答無用で強い力で噛み続けてくるので、傷ができて細菌などが傷口から入ってしまうこともあるので危険です。
撫でている最中に噛むのは理由がたくさんある
猫を撫でていると最初は大人しく撫でられていたのに、途中から噛んでくることがあります。
実はこれには色々な理由があるので、どの理由から噛んでくるのかは猫に聞かないとわかりません。
撫でているときに噛んでくる理由としては以下のとおりです。
- もう触らなくていい
- 触り方が気に食わない
- 気持ちよすぎて興奮した
撫でている最中に噛んでくる理由はこれだけあります(笑)
まだ触って欲しいのか、もう触ってほしくないのか、人間には全くわかりません。
どっちにしろ撫でている最中に噛んでくる猫ちゃんは、噛まれる前に撫でるのをやめるのが無難です。
歯が痒い
これは子猫限定ですが…歯が生え変わる時期になると色々なものを噛みたがります。
我が家の猫は歯の生え変わり時期(生後3~7ヶ月頃)にコードを噛んだりぬいぐるみを噛んだり、手を噛んだり様々でした。
永久歯に生え変わる時は色々なものを噛みたがる時期なので、危ないものを噛まないように飼い主が注意して観察しておく必要があります。
この歯の生え変わりの時期に噛み癖がついてしまうと、大きくなってからも色々なものを噛むようになるので気をつけましょう。
猫のしつけは子猫のうちにやっておかないと噛み癖がついてしまうので、直すのは難しくなってしまいます。
怯えている、怖がっているとき
来客があったりして、怯えてたり怖がっていたりするときにも噛むことがあります。
無理に触ったり捕まえようとすると暴れて噛むこともあるので、怖がっていたり怯えている時はそっとしておいてあげるのが1番です。
猫ちゃんの気持ちが不安定なときにあまり触れないようにしましょう。
猫の噛み癖の対策
猫ちゃんに噛み癖がついている場合の対処方法を書いていきます。
これは「しつけ」になるので根気が必要になります。
猫に怒るのは辛いですが自分と猫のために頑張りましょう!
噛む=痛いことと教えることが大切です。
噛んだら「痛い!」と大げさに言う
猫がじゃれて噛んできているのに、本気で痛い場合は「痛い!」と大げさに大声で言いましょう。
甘噛を覚えていない猫ちゃんだと、相手が痛がっていることすら理解出来ていない状態なので教えてあげる必要があります。
多頭飼いや兄弟一緒に育った猫ちゃんだとどのくらいの強さだと痛くないか学んでいますが、一匹飼いの猫ちゃんや赤ちゃんのうちから1匹で育った猫ちゃんだと噛む加減を知りません。
飼い主が責任をもって「噛む=痛い」ということを教えてあげなければいけません。
しつけをするのは可哀想だからと放置をして成猫になってしまうとどんどん力も強くなってしまうので、じゃれると血が出るほどになってしまう可能性もあります。
心を鬼にして、本気で噛まれたら「ダメ!痛い!」と目をしっかりと見て大げさに言い、首根っこ辺りを強く抑えつけましょう。
噛む=悪いこと、と覚えさせなければいけないので極端に言うと噛まれた瞬間に噛み返すくらいの勢いが大切です。
一匹で育った猫ちゃんにとっては飼い主が親なので、ダメなことはしっかり教えてあげましょう。
一回やったくらいでは覚えないので、何回か繰り返し行うことで猫ちゃんも徐々に覚えていきます。
噛み癖はひどくなると治すのに時間がかかるので、小さいうちから今後のためにしつけておくことが本当に大切ですよ!
猫を多頭飼いをしているとじゃれているときや喧嘩のときにお互いに噛む力の加減を自然に覚えていくので飼い主が教える必要はあまりありませんが、一匹飼いの場合は教えてくれる相手がいないので飼い主さんがしっかり教えてあげてくださいね!
噛んだら猫の嫌がることをする
猫が噛まれた瞬間に猫にとって嫌なことをすることで、噛むと嫌なことが起こると覚えます。
噛んだ瞬間に大きな音を出したり、嫌な匂いを手につけたり、霧吹きでシュッと水をかけることも効果的です。
ただ、これもすぐに覚えるわけではなく相当根気が必要なので諦めずに何回もやらなくてはいけないので覚悟して続けて下さい!
気をつけなければいけないのは、噛まれた瞬間に嫌なことをしないと猫は何で怒られているのかわからないので時間が経ってから怒るのはダメです。
噛まれた“直後”にしつけをしないと、猫はただ嫌がらせを受けている気分になり嫌われてしまうので注意しましょう。
スポンサードリンクまとめ
猫はしつけをするのが難しい動物です。
なので噛み癖を治すのにもかなりの根気が必要になります。
猫が何で噛んでくるのか、何か欲求があるのか、噛んでくる理由を把握して強く噛む癖があるようなら治す方向にしましょう。
あまりにも本気で頻繁に噛むようなら一回噛まれた瞬間にその手を口の奥にグッと中に入れて叱りましょう。
噛み癖があっても良いことは全くないので、若いうちに治すことをオススメします。
しつけは猫ちゃんが可哀想ですが、噛み癖を放置したせいで触る事ができない状態になってしまうのも危険です。
猫を親子で飼っていたり、兄弟で飼っている場合は勝手に遊んだ時に学ぶので子猫のうちは多頭飼いを検討するのも1つの方法だと思います。
噛み癖は本当に相手をするのも大変なので、甘噛ができるようにしつけをしましょう。
しつけは厳しくしなくちゃいけないですが、普段はしっかり愛情を注いでメリハリをつけることが大切ですよ!