猫にマタタビ、という言葉がありますが、実際に猫にマタタビってどうなの?と疑問に思う方も多いと思います。
マタタビは市販で手軽にゲットできます。粉末状や木の状態で売っているのをよく見かけますよね。
猫がメロメロになるマタタビの使い方や危険などについて詳しく書いていきます。
猫にマタタビを与えるのが不安な方はぜひ参考にしてみてください。
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も・く・じ♡
マタタビとは?
マタタビは、マタタビ科マタタビ属の植物です。
特に珍しい植物というわけではなく、日本にも普通にある植物です。
マタタビの木、葉、実の全てが猫に効果があります。
市販でよく見かけるマタタビは、マタタビの中でも効果の薄い粉末状にしたものや、液体タイプのものがありますね。
勘違いされがちなのが、マタタビを与えると酔った状態になると言われていますが、人間が酔う「アルコール」とは違って摂取して酔うものではありません。
マタタビは「味」ではなく「匂い」で酔った状態になります。
マタタビ成分を配合させたオヤツなどは別として、基本的にマタタビは舐めさせたり食べさせたりするものではないので注意しましょう。
マタタビを猫に与えるとどうなる?
私の経験上、猫にマタタビを与えると「酔った状態になる」という表現が1番しっくりきます(笑)
私の猫3匹にマタタビを与えた後の行動はこんな感じです。
- マタタビが付いた場所を頭や顔でスリスリしてくる
- 喉をゴロゴロ鳴らす
- 倒れて体をクネクネさせる
- 舐める、噛む
- ヨダレが出る
こんな感じです。
大体15分~30分くらいで治まりますが、あまりにも元気になるのでビックリすることも多いです。
マタタビに対する猫ちゃんの反応は個体差がありますが、ハムちゃんはかなり効果が強いみたいでヨダレ垂らしながらスリスリします。
少量の薄いマタタビだと↑のような反応です。
こちらはキャットニップ(西洋マタタビ)を与えてみた動画です。効果は絶大でした。
ハムちゃんのヨダレ、やばいです。ぜひ見てみてください。
基本的には、甘えたりリラックスした状態になることが多いのですが、マタタビを与えた後の反応は個体差があるのであまり反応しない猫ちゃんもいます。
凶暴化する猫ちゃんもいる
マタタビを与えると、興奮状態になるため凶暴化する猫ちゃんも居ます。
いきなり走って暴れたり、ネコパンチをする猫ちゃんもいるので、凶暴化する場合にはあまり与えないほうが無難ですね。
普段大人しい猫でも、マタタビの匂いを嗅ぐだけで中身が変わったように暴れることもあるということだけは把握しておきましょう!
子猫はマタタビに反応しない
マタタビは子猫にはあまり効果がありません。
実際に、ハムとマロが小さい頃にマタタビを与えてみたことがあるのですが全く見向きもしませんでした。
ですが2歳頃からマタタビに反応するようになったので、子猫よりかは成猫の方がマタタビ効果はあります。
子猫のうちはマタタビは必要ありません。
成猫になってから、与える量やどのような作用があるか把握してから与えるようにしましょう。
スポンサードリンクマタタビの与え方
マタタビは脳を麻痺させて興奮させる作用があるので、多量に与えるのは危険です。
毎日与えるのもオススメしません。
マタタビに反応する猫ちゃんは本当に少量でもフニャフニャになってしまうので、体に負担がない程度(興奮させすぎない程度)で与えるのが理想です。
ストレス軽減のためにおもちゃにマタタビを少し塗ったりなど、たまに与えるくらいにしましょう!
初めてマタタビを使用する場合にも、匂いが強いので付いているのかわからないくらいの少量からにしましょう
マタタビの与え過ぎは危険!
マタタビを猫に与えるとフニャフニャと酔っ払ったような感じになってしまいますが、可愛いからといって毎日与えるのは危険です。
マタタビは猫が好き、というイメージがありますが、マタタビの匂いは猫の脳を麻痺させています。
脳が麻痺状態になるので酔っ払ったような行動を起こすのですが、あまりにもマタタビに過剰な反応を示す猫ちゃんは、いきなり興奮状態になるので体に負担がかかってしまいます。
マタタビを常用することで、麻痺状態が続いてしまうと興奮状態から呼吸困難を引き起こしてしまう可能性もあります。
毎日与えたり大量に与えるのは危険なので、ストレスが溜まっているなと感じたときやしつけなどで少量で上手く使っていきたいですね。
マタタビの使い方
マタタビは様々なタイプのものが売っているので、用途で使いわけをしましょう!
実際に私は、粉末タイプとオヤツになっているものを使ったことがあります。
猫の好みも色々あるので、お気に入りを探してみるのが1番ですね。
ご褒美として与える
まずは、オヤツタイプのものです。
基本的におやつは、嫌なことがあった後に与えているのですが、病院へ行った後や爪切りをした後なんかにもオススメです。
毎日頻繁に与えると飽きてしまうので、たまに与えることで効果がわかりやすいかと思います!
一時期このマタタビ成分が入ったオヤツを与えていました。
少し大きめの粒になっているので、食べるのに時間がかかるので転がしたりスリスリしたりした後に食べていました。
一粒が大きく、遊んでから食べるので1粒でも満足出来るくらいでした。
マタタビ入りのオヤツなら、緊張状態を緩和してくれてリラックス状態になりやすくなるので嫌な事があった後のご褒美として与えるのにピッタリです。
しつけで使う
マタタビは爪とぎのしつけで使う人も結構多いです。
猫は色々な場所で爪とぎをするので、爪とぎ専用の場所にマタタビの粉をふりかけることで、そこでしか爪とぎをしなくなるというものです。
うちの猫3匹にも爪とぎ器にマタタビをふりかけたことがあります。
この爪とぎにまたたびの粉も付属でついてくるので一回ふりかけてみたことがあるのですが、うちの猫は逆にダメでした(笑)
元々爪とぎ器を爪とぎをする場所として認識していたのでマタタビをふりかけなくても爪とぎをしていたから、というのはあるのかもしれません。
ダストレス爪とぎ器にマタタビをかけた後は、舐めてスリスリして、ダンボール素材なので噛みちぎってビリビリにしていました。
どんな躾もそうですが根気がいるので、まずは躾をしたい場所に誘導するためにマタタビを上手く使っていくと楽になるかもしれません。
スポンサードリンク反応がない猫には必要ない
マタタビに反応するかどうかは個体差があるので、全くマタタビに反応しない猫もいます。
子猫、避妊去勢手術をした猫にはあまり効果がないと言われているので、一回使ってみて反応がなければ無理に使う必要はありません。
マタタビを使って反応がある猫ちゃんに、たまにご褒美や躾で与えるくらいが1番良いのかなと思います。
脳が麻痺する、と知ってから我が家ではほとんどマタタビを使っていません。
猫に特に必須なアイテムでもないので、効果がない場合には必要ありません。
猫の体に負担がない程度で上手く使っていきたいですね。
またたびを与えてもいいかどうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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