猫を飼っていると気になるのが「睡眠」です。
明らかに人間よりも長い時間寝ているので、初めて猫を飼う人にとっては寝すぎているので不安に思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
今回は「猫の睡眠」について細かく書いていこうと思います。
猫はとにかく寝る生き物なので、寝すぎていることで心配する必要はあまりありません。
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も・く・じ♡
猫の1日の睡眠時間
猫の基本的な睡眠時間はかなり長いです。
- 成猫:12~16時間
- 子猫:18~20時間
大体ですが、猫は1日に人間の倍以上寝ていると言われています。
子猫や高齢猫になると特に寝ている時間が長くなるので、起きている時間のほうが少ないということになりますね。
成猫の場合でも、1日の半分は寝て過ごしています。
これだけ聞くと猫を飼っていても遊ぶ時間があまりないのでは?と思う方も多いかもしれませんがそうでもないので大丈夫です(笑)
睡眠の大半はレム睡眠
猫は1日の半分以上を寝て過ごしている、とは言っても完全にずっと爆睡しているわけではありません。
寝ている時間の大半はレム睡眠で、いつ何があってもすぐに起きれるように浅い眠りになっています。いざというときのために体力を蓄えています。
これらの行動は、野生の頃の名残だと言われています。
なので大体は、寝ている猫の近くを通ると薄目を開けて確認をしていることが多いです。
本当に猫が爆睡している場合は、近くに通っても全く反応せず無防備のポーズで寝ています。
これが爆睡しているときのポーズです。子猫時代のミコちゃんです(笑)
子猫はとにかくよく眠るので、レム睡眠ではなくノンレム睡眠が多いです。
ノンレム睡眠時には起こさないで!
ノンレム睡眠というのは深い眠りのことで、ちょっとしたことでは起きません。
猫にとってノンレム睡眠は大切です。人間にとっても大切なことですが、熟睡できる環境がないと体調を悪くしてしまいます。
成猫の睡眠時のほとんどはレム睡眠(浅い眠り)なので、ノンレム睡眠になっているときは邪魔をしないようにしましょう!
深い眠りの見分け方
レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)はどうやって見分ければいいのか、気になりますよね。
家で猫を飼っていれば何となくわかると思いますが、レム睡眠の場合はちょっと近くでゴソゴソすると目を開けてこちらを見ます。
ノンレム睡眠の場合は、完全に横になった状態や丸まったポーズで、近くを通ったりゴソゴソしても全く一切反応しません。
あまりにも大きな音を立てたりするとさすがに起きますが、ちょっとのことでは起きません。
そして睡眠のリズムの関係でレム睡眠時になると、白目を向いてビクビクしたり手足がプルプル震えたりします。
文字にするととんでもないですが、これは夢を見ている状態なのでビックリして起こさないようにしましょう(笑)
うちの猫の安心しきっているときの睡眠時のポーズです。
この状態で熟睡しているので、レム睡眠になったときに白目を向いたり手足が痙攣したり、寝言を言うので正直ホラーでしかありません。
マロちゃんは口が開いていることが多いです。
こういうすぐに動き出せない無防備なポーズの時は安心しきって寝ている状態なのでそっとしておきましょう。
スポンサードリンク猫とは夜に遊ぼう
猫は1日の大半を寝て過ごしますが、夜行性なので夜になると活動を開始します。
朝やお昼はマッタリして過ごしていますが、夜になるとスイッチが入ったように大暴れしだすので猫と遊ぼうと思ったら夜が好ましいです。
夜行性については以前記事にしています。
朝やお昼は体力を出来るだけ使わないようにのんびりしていることが多いので、朝や昼は構わずに放置しましょう。
家猫は起きている時間が長いかも?
家で飼われている猫ちゃんは、特に周りに危険なものがあるわけではなく平和に過ごしている子が多いので、睡眠時間も人間に合わせる子が結構多いそうです。
うちの猫は、ミコちゃん、マロちゃんは完全に夜型で昼間は人に見られないところで静かに寝ている事が多いですが、最近ハムちゃんだけは人間の活動時間に合わせて生活していることが多いです。
もちろん日によって起きている日もあったり寝ている日もあったりと様々ですが、基本的にはハムちゃんだけは人間の生活に合わせて昼間に行動しています。
人間の生活に合わせているハムちゃんは、夜は静かに寝ていることが増えました。
その横で夜型のミコとマロは運動会をしていますが…(笑)
なので家の中で飼われている猫ちゃんは、飼い主に合わせて昼間に起きている時間が長い子もいます。
スポンサードリンク寝ている時間は放置しよう
基本的にやっぱり人間も寝ている時間っていうのは邪魔されたくないですよね。
1日に眠る時間が長い猫ですが、実際に脳も体も休んでいる状態のノンレム睡眠は3~4時間程度しかありません。
16時間ほど寝たとしてもレム睡眠なので、ほとんどが浅い眠りです。
猫も寝ている時間は体力を回復させている時間なので、可愛くてもあまり構わずに放置しておきましょう。
どっちかというと、飼い主が学校や仕事で昼間に出かけている誰もいない時間帯にまったり寝て過ごしていると思うので問題ないですね(笑)
猫は気まぐれなので、寂しくなったら向こうからやってきます。
昼間のんびりマッタリ過ごしている猫ちゃんでも、夜になるとすごい勢いで家の中を走り回るので猫を初めて飼う人はビックリするかもしれません(笑)
ですが、それも猫の特徴ということで…昼間は放置して夜になったら思いっきり相手をしてあげてください。
もし、猫が昼も夜も中々眠らない場合には何か病気の可能性もあるので早めに動物病院へ連れていくことをオススメします。