猫はよく寝る動物と言われていますが、ずっとマッタリしているわけではなくて活発に動く時間帯があります。
今回は意外と知らない猫の夜行性について書いておきたいと思います。
猫を飼う前に知っておくことで、暴れだしたときの対処がしやすいかと思います(笑)
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も・く・じ♡
猫は夜行性
猫は実は夜行性です。
夜行性と言っても夜にしか行動しないわけではなく、昼にも少しは運動したりもしますが、基本的には昼間は寝て、夜に活動することが多いです。
なので初めて猫を飼うときにはビックリすることの一つなんじゃないかなと思います。
昼間は大人しくずっと寝ているのに、夜になると運動会のように走り回り、朝になるとまた大人しく眠りにつきます。
猫は元々狩りをする動物なので、夜の暗い時間になると「狩りをしなくちゃ!」という本能が、夜に活発的になる原因です。
この「夜に活発になる」というのはもう猫の本能なので、猫を矯正して昼夜逆転させようとしても中々難しいと思います。
猫をどうにかしようとするのではなく、人間がどう対処するかが大切です…。
家猫は昼行性になる?
完全に家の中で飼っている猫は、飼い主に生活リズムを合わせて昼間行動して夜は飼い主と一緒に眠りにつく子も多いそうです。
でも多分これは本当に個体差があると思うので、家猫にしていれば全部の猫が昼行性になるかと言ったらそうではありません。
私は完全室内飼いで猫を3匹飼っていますが、みんな夜行性です…。
朝~夕方まではのんびり眠っている猫たちですが、夜9時頃になると目がカッと開いて思い出したかのように追いかけっこをしはじめるので、すごく怖いです。
活動のスイッチが入るとカーテンに登ったり人間を使って三角飛びとかをし出すので、止めることが出来ません。
一匹ならまだキャットタワーに登ったり、おもちゃを追いかけたりするだけなのでそこまで暴れることはないと思いますが、多頭飼いになると猫同士の追いかけっこをするのでとにかく怖いし激しいしうるさいです。
完全家飼いの猫になると、野生を忘れるのか足音も人間並みなので、それが走り回るととんでもなくうるさくなります。
猫が夜に暴れる対処法
猫が走り回ってうるさくて眠れずに睡眠不足になってしまう人のための対策を紹介したいと思います。
私は今は慣れてしまいましたが、最初はカーテンに登る音とか走り回っている音で眠れないことがよくありました…。
夜に暴れだすのは猫の本能なので、人間側が頑張って対策をしましょう!
寝る前に運動させる
夜寝る前に一緒に遊んで運動させてあげることで、猫が疲れてそのまま眠ってくれやすくなります。
猫にとって一番運動になるのが「ジャンプ」です。
猫じゃらしを高いところに持って行って、ジャンプ運動させるのが一番効果が高いかと思います。
タンスなどの高い場所におもちゃを投げて、持ってこさせるのも良い運動になると思います。
個人的には、上下運動がたくさん出来るキャットタワーがあると便利です。
私は猫の好きなおもちゃをキャットタワーの上のほうに投げて取りに行かせる遊びをしています。
猫は疲れると体力回復のために眠るので、自分が寝る前に猫と遊んで猫の体力を削ってあげると猫とのスキンシップにもなるし、夜中も静かに寝てくれるんじゃないかなと思います。
昼間にたくさん遊ばせる
実際にこれは私の家猫にも試したことがあるのですが、昼間にたくさん遊ばせると夜は暴れずに静かに眠っていました。
猫は基本的に昼間眠っていますが、来客があったり、おもちゃを出したりすると起きています。
猫にもおもちゃは好みがあるのでなんとも言えないですが、うちの猫たちは「猫じゃらし」には全く興味を示さずに「メモ帳の紙をぐちゃぐちゃに丸めたもの」が好きなので昼間に転がしておくと勝手に遊んでいます。
猫の好みのおもちゃを把握して退屈しないように置いておくと勝手に昼間でも遊んでくれると思います。
その結果、夜は疲れてぐっすり眠ってくれるので家猫であれば昼行性にもなりやすくなるのではないしょうか?
寝る前にご飯をあげる
お腹が膨れると眠くなるというのを利用して、寝る前にご飯をあげるのも手かと思います。
ですが、これは若い猫や子猫はあまり効果がないかもしれません…。
私は寝る前にご飯をあげるようにしてはいますが、関係なく追いかけっこを開始するので大人しい猫であれば眠ってくれるかもしれませんが私の猫3匹は体力が有り余っているので効果はありませんでした…。
そして注意しなくてはいけないのは、吐きやすい猫がいると寝る前にご飯をあげることで食べ過ぎて、人間が寝ている間にご飯をどこかに吐いてしまうことがあるので気をつけましょう…。
うちでは、マロちゃんが結構吐くので朝起きたら吐いたキャットフードが落ちていることも結構あります…笑
キャットフードを食べてから眠っちゃう猫ちゃんは試してみてはいかがでしょうか。
ケージに入れる
私の猫が小さいころは寝る前になるとケージに閉じ込めていました。
小さい猫だとやんちゃして変なものを食べる危険性もありますし、何よりマロちゃんのウールサッキングがひどかったので1歳すぎくらいまでは寝る前にケージに入れていました。
ケージに入れておくことでうるさくないですし、いたずらすることもなくなるので安心です。
大人になってからケージに閉じ込めるのは可哀想ですが、赤ちゃんの頃からケージに入れる習慣をつけることで猫も何とも思わなくなります。
ただ、最初にケージに入れたときは「開けて~」と鳴くので、無視して眠ることが大切です。鳴いたからと言って開けてしまうと、癖がついて開けるまで鳴くようになるので気をつけましょう。
寝室に猫を入れない
最初の頃に私はよくやっていたのですが、猫の暴れる音がかなりうるさいので寝るときは寝室に猫を入れないようにしていました。
うちの場合は3匹いるので、勝手に他の部屋を出入りして遊んでくれるのであまりにもうるさい場合は猫が寝室に入れないようにするだけでもかなり変わりました。
猫が暴れると、布団の上に飛んできたり、時には顔の上を踏んづけていくこともあるので、そういうのがしょっちゅうある場合は猫が入れないようにして眠るのが一番です。
スポンサードリンク多頭飼いは夜に大運動会になる
猫を多頭飼いしていると、みんな疲れさせて夜静かにするのは結構難しいです。
うちには3匹いますが、1匹を疲れさせても他の2匹が元気なら2匹だけでも大運動会しますし、1匹でも元気な猫がいるとそれにつられて他の猫も暴れだします…。
なので1匹だけで飼っているのなら色々対処は出来そうですが、多頭飼いをしている人は寝室に猫を入れないようにするか、諦めるかの二択しかないんじゃないかなと個人的には思っています。
私はもう暴れている音になれたので一緒の空間で暴れていても何とも思いませんが、初めて猫と暮らす人は結構苦痛だと思います。
猫も歳をとれば大人しくはなってくれますが、多頭飼いで元気な猫ちゃんがいるとそれにつられてみんな暴れるのでどうしようもありません。
私の猫2匹は3歳で1匹は1歳ですが、まだまだ元気いっぱいでカーテンに登ったり鬼ごっこをしたりして遊んでいます。
元気いっぱいで遊んでくれると運動不足にもなりづらいので勝手に遊んでくれるのはありがたいです。運動会中はかなりうるさいですが…笑
猫の夜の運動会には悩む人も結構居ると思うので、ぜひ参考にしてみてください。