ペットショップ利用者を叩くのは逆に保護猫活動のイメージを下げるので止めた方が良いと思うって話

チロさん

「猫を飼うなら保護猫からもらってあげて欲しい」って気持ちを僕は強く持っています。

実際にこのブログ「ねこほう」を運営しているのも、一応そういう気持ちがあって始めました。

ですが今回改めて思うんですけど「それを強く人に強要してしまっては敬遠されるだけなんじゃないか」って事でして、それを言いたくて今回ブログにしておきます。

だから僕は人にオススメする時はこう言ってます「保護猫を引き取った方が安いよ」って。

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ペットショップ利用者を叩くのはダメな理由

一応名前は伏せますが、先日有名人が猫を買った際に「どうして保護猫じゃなくてペットショップで買うんですか!」みたいなイチャモンがあったのを見かけました。

個人的な感想としては「それだと逆に敬遠されてしまう…」ってのが正直な感想でした。

はっきり言って保護猫活動をしている人にも面倒な人は結構います。虐待の例もあるので慎重になるのはわかりますが、人によっては保護猫を引き取るまでのハードルが異様に高いのも事実です。

地域によっては独身者には保護猫を引き渡さない…なんて事もあるようです。僕が住んでいる名古屋近辺ではそういうのを聞いた事がなかったので、その情報を知った際には「それだと誰も引き取れなくなってしまう」って突っ込みたくなりました。

様々な問題があるので慎重になるこれらの行動はわかりますが、そこで色々な人が有名人等に「保護猫から引き取って欲しい」「ペットショップで飼わないで欲しい」って言うのはイメージダウンにしか繋がらないと思うんですよね。

保護猫のイメージダウンは避けた方が良い

単純にこれだけの理由。

保護猫のイメージダウンを避けた方が良いからです。

保護猫だって可愛い、捨て猫だって可愛いってのは僕も強く思っています。実際に我が家にいる猫4匹…ましてやそれ以前に飼ってたのを含めると保護した犬1匹もいますし、合計すると6匹は捨てられた動物を保護した経験があります。

もちろんみんな可愛いです。だから僕は「保護猫の方が安いしオススメですよ」って主張はしています。

でもペットショップを利用している人を叩いちゃいけない。だって保護猫がどう良いかなんて、知らない人はいくらでもいるので…。

保護猫等にリスクを感じる人も当然いる

例えば有名人だと、保護をしている人に個人情報を知られるのを嫌がる人も当然いるでしょう。

ペットショップだと守秘義務が強く生じますし、相手もプロの会社なわけなので問題が起きづらい…もしくは起きた時に対処しやすいですよね。

でもただの保護猫とかだと、素人同士のやり取りになるわけなので、そういうのを敬遠するのも個人的にはわかるんです。

他にも病気などのリスクもあるので「どうせ可愛がるなら健康な子が欲しい」と思う人がいるのも当然だと思います。

そしてどれだけ高額でも良いから、自分が気に入った種類などのこだわりがある方もいます。

保護猫が良いって人は、本当に猫や犬が好きで「飼ってしまえばみんな可愛い!」って思ってしまうぐらいの動物好きな人だと思います…。

そもそもペットを飼った事がない人にとっても保護猫はハードルが高いってのもわかりますから。

面倒な人達がやっている活動だと思われる方が危険

個人的にはこれなんですよね。

「保護猫とかやっている人は価値観を押し付けてくる面倒な人達だ」って思われる方が危険だと思うんですよ。

ペットショップを利用したい人はすれば良いと個人的には思いますし、それよりも「人に価値観を強要している」ってのを見る方が、新規の人と言うか、潜在ユーザーをドン引きさせてしまうと思うので…。

保護猫はともかく安い!

はっきり言って最大のメリットってこれなんですよ、猫にかかる費用が安い!(笑)

ペットショップで飼えば1匹20~40万円ぐらいします。

僕は今回生後数ヶ月の子猫を2匹同時に引き取りましたが、譲渡費用がかかったくらいです。引き取る前の病院代、今後の保護活動費用などで1匹5千円ぐらいだったかな??

後は去勢代やワクチン接種がちょっと高いぐらいで、他はほとんど必要なし。ペットショップで飼えば恐らく40~80万円ぐらいの代金がプラスだったでしょう。

ランニングコストとしては水は水道代に過ぎないし、キャットフード代が必要になるってぐらいで、他はほとんどお金かかりませんよね…一応トイレの砂とシーツ代は必要か…(笑)

本当にそれぐらいで、全然お金が必要ない。その割に猫は可愛い、とにかく可愛い、子猫なんかは癒やしですよ。家のクロス剥がしますけど…。

個人的にはこれだけでもメリットが有りすぎるので「安いよ!」って事を強調して行けば良いと思いますよっと。

ペットショップを使いたい人だって世の中にはいるので、そこを否定しても仕方ないって思います。

僕はお金が勿体無いですし、少しでも猫達に救われて欲しいとは思っているので、これからも飼うとしたら捨て猫、保護猫を引き取る形でやっていくつもりです。