猫が香箱座りをする理由…飼い主との信頼関係がある証拠!

猫の香箱座り

みなさんはこんな座り方をしている猫ちゃんを見たことがありますか?

この座り方は「香箱座り」といって猫によく見られる座り方です。

特に家の中で飼われている猫ちゃんがこの座り方をしているのを見たことがある人は結構多いのではないでしょうか。

猫がこのような座り方をしているときの気持ちや理由などを今回は紹介していきます。

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猫の香箱座りとは

猫の香箱座りは、前足と後ろ足を折りたたんで身体の中(下?)に閉まっている状態の座り方です。

ハムちゃん

うちのハムちゃんもよくこの座り方をします。

一見「足どこ行った?」と思ってしまうくらいに足を綺麗に隠して香箱のような形をしていることから名づけられたそうです。

そして香箱って何?と思う方も多いかと思います。香箱は、その名前の通りお香などを入れる箱のことで漆塗りなどの綺麗な和柄のものが多いです。

確かに言われてみれば箱のような形をしているように見えますね。

私は「香箱座り」の名前を知らない時期は、ずっと「ツチノコ」と呼んでいました(笑)

手足がなく、顔と尻尾だけなのでツチノコっぽいなーと思っていたので…他にもツチノコと呼んでいた人はいませんか…(笑)

香箱座りをする時の猫の気持ち

猫が香箱座りのポーズになると、前足を完全に閉まうので体勢を立て直すのに時間がかかってしまいます。

そうなると、香箱座りをしているときは危険なときにすぐに攻撃態勢になれません。

つまり、前足を完全に隠してしまう香箱座りをしているときというのは周りに敵がいないと認識しており、安心している状態と言えます。

完全にリラックスしている状態

香箱座りをしていると、初めて見る場合にはジッとしているような体勢なので「寒いのかな」「警戒しているのかな」「苦しいのかな」と不安になってしまいますが、全くの逆で、かなりリラックスしている状態なんです。

香箱座りは、危険があったときにすぐに体勢を立て直すことが出来ません。

それでも香箱座りをしているということは「危険がない」と猫が判断しているので、飼い主を信頼してリラックス状態になっているということですね。

私は初めて香箱座りを見た時は「足を身体の中に隠してるから寒いのかな」と考えたりもしたのですが、夏でも冬でも香箱座りをしているので、特に季節や気温は関係ないんだなと知りました。

初めて猫を飼うとわからないことだらけですが、信頼しきってくれている状態と知ると嬉しくなりますね。

更に猫との生活が楽しくなりますね。

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野良猫は香箱座りをしない

上記の通り、香箱座りはリラックスしている状態、飼い主を信頼しきっている証拠なので危険がたくさん周りにある野良猫は香箱座りをしません。

人に懐っこい猫さんならもしかしたら香箱座りをする可能性もありますが、基本的には警戒心が強い野良猫は香箱座りはしないと言われています。

そう考えると家で猫を飼っていて猫との信頼関係が築けている場合に、香箱座りを眺めることが出来るのは、特別なものと感じる事ができますね!

香箱座りでジッとしている場合は体調が悪いかも

猫は体調不良を表に出しません。

体調不良の場合はじっとしていることが多く、香箱座りをしている際ももしかしたら体調不良で我慢している状態かもしれません。

以下の症状がある場合には動物病院へ行きましょう。

  • 食欲が無い
  • 運動をしない(したがらない)
  • ずっとじっとしている
  • 元気がない

ずっと香箱座りをしていて、さらに元気がない場合には体調不良の可能性があります。

見た目では全くわからないので少しでも様子がおかしいと思ったら早めに病院へ連れていきましょう。

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猫の香箱座りは信頼関係がある証!

猫を飼っていると色々なポーズを見せてくれる猫さん。

その中の一つ「香箱座り」について書きましたが、座り方にも意味があると知らなかった人も多いのではないでしょうか。

普段よく見るポーズでも、信頼関係があるからこそしてくれているポーズだと知るとやっぱり可愛く思えてきますよね。

香箱座りは、信頼関係がないとしてくれないポーズなので家で猫を飼っている方はぜひ愛猫を観察してみてはいかがでしょうか。

香箱座りをしながら寝ている場合は、可愛くて撫で回したい気持ちになりますが、最高にリラックスをしている状態なので邪魔をしないように見守ってあげましょう!